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太田 岳晴 院長

TAKEHARU OTA

渋谷駅から徒歩5分の不妊治療専門クリニック。体外受精を柱に赤ちゃんを望む方々をサポート

福岡大学医学部卒業。産婦人科医として経験を重ね、生殖医療を学ぶために上京。生殖医療を専門にする複数のクリニックで研鑽を積み、分院長などを経験。『アートラボクリニック渋谷』を開設し、現在に至る。

太田 岳晴 院長

太田 岳晴 院長

アートラボクリニック渋谷

渋谷区/宇田川町/渋谷駅

  • ●婦人科

渋谷駅から徒歩5分の不妊治療クリニック

太田 岳晴 院長

私が医師になったのは、精神科医だった母の影響が大きかったでしょうか。地元の大分県から福岡大学医学部に進み、卒業後は産婦人科の医師として経験を積みました。産婦人科の中でも生殖医療を専門にしたのは、赤ちゃんを望みながら授かれない方々の力になりたいとの思いからでした。不妊治療を経て妊娠された患者さんからメールやお手紙で感謝の言葉をいただいたりすることがあると、医師として大きな喜びを感じます。
渋谷駅の近くに『アートラボクリニック渋谷』を開院しました。不妊治療は検査や採卵のためにクリニックに足を運んでいただく場面も少なくないため、お仕事をお持ちの方でも通いやすいようにと考え、ターミナル駅の渋谷で開業することを決めました。平日は夜7時まで、土曜日・日曜日も診療していますから、通勤途中などに気軽にお立ち寄りください。

体外受精を柱に赤ちゃんを望む方々をサポート

太田 岳晴 院長

クリニック名にあるアート(ART:Assisted Reproductive Technology)は「生殖補助医療」を、ラボ(LABO)は「胚培養室」を意味します。このクリニック名のとおり、当院では患者さんからお預かりした卵子と精子を受精させて受精卵(胚)を育てる培養室を備えた生殖医療(不妊治療)専門のクリニックです。日本では、2022年4月より人工授精をはじめとした一般不妊治療だけでなく体外受精などの生殖補助医療が保険適用となりました。当院では体外受精を中心にした生殖治療に特化することにより、赤ちゃんを望まれる方々の思いを叶えるお手伝いをさせていただきます。
不妊治療に関しては、タイミング療法から人工授精、体外受精へとステップアップしていくものだとお考えの方も多いのではないでしょうか。たしかにこれまでは一般不妊治療からスタートして、高度不妊治療といわれる体外受精や顕微授精は最後の手段として位置付けられていました。しかし長きにわたり生殖医療に携わってきた経験を振り返ったとき、私は体外受精がもっとも効果的な治療法だと考えています。自分が治療を担当する患者さんには「妊娠」といううれしい結果をお届けしたいので、当院では高妊娠率を期待できる体外受精を中心に治療を行っています。

アートラボクリニック渋谷が体外受精を推奨する理由

太田 岳晴 院長

体外受精は文字どおり、体内から取り出した卵子と精子を、体外で人工的に受精させる治療です。妊娠しやすい時期を予想して性交渉を行っていただく「タイミング療法」や、排卵に合わせて子宮内に精子を注入する「人工授精」に比べて成功率が高いことが特徴であり、健康保険が適用されるようになったことで費用面の負担も大きく軽減されました。また受精卵を凍結保存しておくことで、2人目、3人目の治療に使用できることも体外受精のメリットです。
女性の体内から卵子を取り出す際は、排卵誘発剤を使用して卵巣に刺激を与える治療(刺激法)が行われますが、当院ではもっとも高い妊娠率を期待できる「高刺激法」を採用しています。患者さんの中には「できるだけ自然な形で妊娠したい」と希望される方もおられますが、そもそも体外受精による妊娠は自然妊娠とは異なるものです。治療に取り組まれるご本人の安全を確保するのはもちろんですが、私としてはできるだけ高い確率で妊娠できる治療をご提案することで、1人でも多くの方に喜んでいただきたいと考えています。初診時には治療の内容を具体的にお伝えして、患者さんの理解と同意のもとに治療を進めてまいりますのでご安心ください。

「今」を知ることが「妊娠」への第一歩

「不妊」とは、避妊をせずに定期的に性交渉を行い、1年間が経過しても妊娠に至らない状態だと定義されています。性交渉を続けているのに妊娠できない場合、原因は女性にあると思われがちですが、実際には不妊の原因は男女それぞれ半分ずつの割合で存在すると考えられています。たとえば精子検査では異常がみられなくても、精子の質に問題があることも珍しくありません。精子の質を改善するだけでも妊娠率が向上することもあり、男性が治療に参加することは大きな意味があります。
これらの理由から、当院ではパートナーとお二人で受診なさることを推奨しておりますが、男性お一人で精子検査を受けていただくことも可能です。保険診療による不妊治療には、年齢などに応じた回数制限がありますが、最近では自治体の助成金制度などにより、治療に伴う検査なども費用負担が軽減されつつあります。体外受精をする・しないにかかわらず、もしも赤ちゃんを望まれるのであればパートナーとご一緒に検査を受けて現状を知っておくことは、決して無駄にはならないと思います。

これから受診される患者さんへ

当院では高い妊娠率を期待できる体外受精を中心にした不妊治療を行っていますが、こちらの考えを患者さんに押し付けるようなことはありません。丁寧なカウンセリングによって患者さんの思いをくみ取り、できるだけご希望に沿った治療法をご提案させていただきます。通勤途中やお仕事帰りに気軽にお立ち寄りいただける院内は、清潔感がありながら落ち着いた雰囲気づくりを心がけています。また、検査結果のご説明などはオンライン診療にも対応し、通院のご負担も軽減できるように努めています。不妊治療に加えて「産み分け」のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

太田 岳晴 院長 MEMO

産婦人科専門医 /生殖医療専門医

  • 出身地:大分県
  • 出身大学:福岡大学医学部
  • 趣味:登山、ダイビング
  • 好きな場所:海や山
  • 患者さんへメッセージ:「妊娠をあきらめないでください」

太田 岳晴 院長から聞いた
『着床前遺伝学的検査(PGT-A)』

受精卵の異常の有無を調べる「着床前検査」とは?

着床前検査とは、体外受精などで得られた受精卵(胚)を子宮に移植する前に、受精卵の細胞の一部を採取して組織を調べる検査です。これにより、受精卵の染色体や遺伝子の一部に異常がないかどうかを妊娠前に確認でき、妊娠率を上げ、妊娠初期の流産を回避できる可能性が高まります。また、海外では赤ちゃんの性別の判定にも使用されています。着床前検査は健康保険が適用されず、現在でも一部の施設でしか行うことができません。

グラフで見る『太田 岳晴 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION