木下 綾子 院長
AYAKO KINOSHITA
お子さんから高齢の方、お近くにお住まいの方から地元大学の学生さんまで
いつでも気軽に立ち寄れる、地域に根づいた皮膚科クリニック
平成14年 順天堂大学医学部附属順天堂医院 皮膚科 入局
平成16年 順天堂大学附属浦安病院 皮膚科に所属、その後病棟医長、外来医長を務める。平成29年~都内皮膚科クリニック 院長就任、順天堂大学医学部附属浦安病院 非常勤助手を経て、下高井戸にて開業。
木下 綾子 院長
しもたか皮フ科
世田谷区/赤堤/下高井戸駅
- ●皮膚科
- ●アレルギー科
- ●小児皮膚科
- ●美容皮膚科
「患者さまの笑顔がたくさん生まれるように」という思いを込めて
私が医師を目指したのは、産婦人科の医師だった父の影響が大きいと思います。父は4年前に他界したのですが、地元の人にすごく好かれていて、実家に帰るたびに「お父さんの所で産んだのよ」、なんて父の思い出話をする人がたくさんいるのです。地域の人たちに信頼されていた父のようになりたいと思い、医師を志しました。実は当院のマークは桃をモチーフにしているのですが、これは父のクリニックが「桃から産まれた桃太郎」のマークを使っていたので、そこから取ったものです。それに加え、当院にいらっしゃった患者さまの「笑顔がたくさん生まれるように」という思いもこめて作りました。
私が若い頃、ニキビは皮膚科で治療するというのがスタンダードではなく、皆、市販の薬を買って使っていました。ニキビが皮膚科で治療できると知ったのは大学に入ってからで、若い人がたくさん悩んでいると知って救ってあげたいと思ったのが皮膚科医をめざしたきっかけかも知れません。それと、皮膚は体の表面を覆っているので、患者さまのお悩みも切実ですし、逆に治療の結果どんどん良くなるのも目に見えるので、一緒に喜びを分かち合うことができます。とてもやりがいのある仕事だと思っています。
幅広い層の人々が暮らす街、下高井戸で一人ひとりの患者さまをじっくり診ていきたい
大学病院に勤務後、都内の皮膚科クリニックで院長を務めていましたが、一日100人以上の患者さまを診ていたので、なかなか一人ずつに時間をかけることが難しく、あるときから開業を考えるようになりました。
開業するにあたり、人の往来が盛んな地が良いかもしれないと、ビジネス街も繁華街も見て回りました。でも改めて、自分はどうしたいのか、どんな医療を続けていきたいのかを深く考え、地域に根づいて一人ひとりの患者さまをじっくり診ていきたいという思いに達し、多くの人が生活をしている街、そして、母が高校から大学まで青春時代を送った思い出の街でもあることから、下高井戸での開業を決めました。
患者さまは地元にお住まいの方や学生さんがほとんどです。都心と違い高齢の方も多く、地元のおいしいお店などいろいろと教えてもらったりと、患者さまとの交流も楽しませていただいてます。また、当院は2棟続くメディカルタウンに入っているので、階下の整形外科や内科、お隣の産婦人科など、他の診療科に通われている患者さまが、うちのクリニックを見つけて受診してくださったりすることも嬉しいですね。近所には小学校、高校や大学もあるので、ご家族、ご友人同士、誘い合って通っていただけています。
一般診療の延長のように、気軽に取り組んでほしい美容診療
皮膚のかゆみや腫れ、若い方はニキビの治療を目的に来院される患者さまが多いですね。最近はマスク生活が長くなって、マスクの下の皮膚がかゆいとか、ニキビができるようになったという方も増えています。特にニキビは、自己流のケアを行ったり、さまざまな化粧品を使ったりして、結果的に悪化させている方が多いのが現状です。症状を長期化させないためにもまずは早めに医療機関を受診することをお勧めします。また、男性に多いのですが顔の脂分を落とそうとゴシゴシと洗顔してしまうことが、色素沈着の原因になっている場合があります。そういった日々のスキンケアについても、正しい知識を身につけてもらえるよう、きちんと説明させていただいています。
一般皮膚科診療の他に、アトピー性皮膚炎や円形脱毛症、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、白斑などの治療に有効な紫外線療法のナローバンドUVBやエキシマライト、手や足の汗に人知れず悩んでいる方も多いので、多汗症治療のイオントフォレーシスも行っています。他にも、自費診療ですが、しみ・くすみ・赤み・小じわに悩む患者さまの為の光美容治療器(フォトフェイシャルⓇステラM22)、痛みやダウンタイムがなく、美容成分を通常塗布の200倍、イオン導入の70倍で真皮層まで行き渡らせる機器(メソナ-J)も扱っています。おかげさまで美容もとても人気なのですが、通常の診療時に「ここのしみも気になるのだけど」というような、一般診療の延長のような流れで、気軽に取り組めるようにしたいと思っています。
アトピー性皮膚炎の治療は、基本的に塗り薬です。保湿剤やステロイドの塗り薬を処方しますが、ただ塗るだけではなく、用量、頻度など決められたとおりに正しく塗っていただくことで効果を発揮するので、当院では、まず薬の塗り方から指導します。看護師が患者さんに直接塗りながらお教えしますので、当院の患者さまは「お薬塗りの優等生」かもしれませんね。
患者さまの不安を少しでも和らげたい、だからこそ笑顔で患者さまと向き合っています
当院は新型コロナ禍の2022年1月に開院したので、何より感染症対策に力を入れましたし、現在も継続しています。小さなお子さんから高齢の方まで来院されるので、院内で感染が発生したり広がらないよう対策を講じています。さまざまな対策機器や設備はもちろんですが、一番力を入れているのはスタッフの心構えや姿勢かもしれません。時には患者さまにきびしい言葉をおかけすることもあるかもしれませんが、お互いの「安全」のためですのでご理解いただきたいと思っています。私自身、常に心掛けているのは、患者さまの不安を少しでも和らげるために笑顔で接することです。それと、患者さまに向き合ってしっかりお話を聴くことです。忙しい現場だと、ついパソコンや書類に目をやりながら患者さまと話してしまう医師もいるように聞きますが、特に皮膚科は男女差や年齢差、個人差もあるのでお悩みは一人ひとり違います。そのお悩みを一つ一つ解決するために、しっかり患者さまを見て、お話を聴いて、これまで自分が携わってきた症例経験を存分に活かしていけたらと思っています。
今後、診察に来られる患者さまへ
他人から見える場所に出ることが多い皮膚科の疾患はメンタル面にも影響するので、時間をかけて患者さまと向き合い、お悩みを治療とともに解決していきたいと思っています。男性のスキンケアの相談も大歓迎ですし、当院は女性医師が診察を行っていますので、男性医師に相談しづらいような陰部に関するお悩みも遠慮なくご相談ください。院内で患者さまをお呼びするときは名前ではなく番号でお呼びし、プライバシーにも配慮していますのでご安心ください。これからも患者さまに「来て良かった!」と思っていただける診療を続けていきたいと思っています。皮膚の疾患は今すぐ命に関わる病気ではないことが多く、「我慢しよう」とか「もう少しひどくなったら行ってみようかな」と思っている方が少なくありません。そうするうちに、日々、コンプレックスに感じたり、無意識に人目を避けたり、なんとなく気分が沈んでしまっている方がたくさんいらっしゃるようです。せっかくの人生ですから、笑顔いっぱい、元気いっぱいの毎日を送ってみませんか? ぜひ、気軽にしもたか皮フ科に来てみてくださいね。スタッフみんなで、笑顔でお待ちしています!
※上記記事は2023年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
木下 綾子 院長 MEMO
皮膚科専門医
- 出身地:埼玉県
- 趣味・特技:サーフィン、お料理、ワンちゃんネコちゃんと仲良くなること
- 好きな映画:『プリシラ』
- 好きな音楽やアーティスト:宝塚、花總まりさん(学校の先輩です)
- 好きな場所・観光地:海が見えるところ
- 好きな言葉:「一所懸命」
木下 綾子 院長から聞いた
『にきび』
お肌に跡を残さない為にも、早めの正しい対処が大切
グラフで見る『木下 綾子 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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