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麻植 一孝 院長

KAZUTAKA OUE

患者さん各々に合った治療法、医療を提供
みんなが笑顔になれるように

福岡大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院で研修医。東京慈恵会医科大学附属病院救急部に所属。2021年12月1日に『おうえケアとわクリニック』を開院(都営新宿線「曙橋駅」A2出口より徒歩6分、都営新宿大江戸線「若松河田駅」若松口より徒歩6分)。

麻植 一孝 院長

麻植 一孝 院長

おうえケアとわクリニック

新宿区/河田町/若松河田駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●皮膚科
  • ●小児科
  • ●外科
  • ●救急科

1人ひとりの方の想いに寄り添った医療を

麻植 一孝 院長

周りに医療機関者が多かったということもありますけども、この世界を目指すようになったのは、私自身が小さい頃、怪我をして縫ってもらったり、お医者さんのお世話になることが多かったからでしょうね。やがて医学的なものに興味を抱くようになり、現実の進路として考えるようになっていきました。
大学卒業後は東京慈恵会医科大学附属病院の救急部に籍を置き、診療を続けてきました。スペシャリストという存在の尊さもありますが、私としては助けを求めてくる人を分け隔てなく診たかったという思いがありました。また研修では脳神経外科など様々な科を回りましたが、そのすべてに興味を持ったことで、あらゆる疾患をファーストタッチで診れる救急という分野を選びました。
『おうえケアとわクリニック』は2021年12月に開院いたしました。救急科では、一般的な内科・外科的なことはもちろんのこと、皮膚科や整形、赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い疾患と幅広い年齢層を診ていく科です。その特性がむしろ地域のクリニックでさらに生かせるのではないかと考え、開業を決意いたしました。実際にいま、こうして家庭医という存在となってみて、これまでになかったやりがいを感じています。救急では、良くなるにしろ、残念ながら悪くなるにしろ、患者さんは私の手を離れていきますから、長くお付き合いが続くということはあまりありませんでした。それがここでは、1人ひとりの方がこれからどうなっていくかを考えながら診ていくことが求められます。それは医者冥利に尽きることではないでしょうか。

あらゆるファーストタッチの医療を提供

麻植 一孝 院長

近くには保育園もありますので、外傷のお子さんが来ることが多いように感じています。これまでは脳神経外科のある大学病院等に足を運ばざるを得なかったのが、ここではどのような疾患でも診れますので、最初に駆けつける医療機関として重宝いただいています。大人の方については、頭痛や腹痛、それから、胃カメラや大腸カメラを望まれる方が目立ちます。クリニックでは経鼻の内視鏡を用い、鎮静剤も使いながら出来る限り苦痛の少ない検査を行っています。これからは予防医学的なものが求められる時代となっていくことは確実です。胃がんや大腸がんは早期発見によって深刻な事態となるのを防げる疾患ですから、患者さんには、敷居の高さを感じずに気軽に検査を受けていただきたいなと考えています。

「ケアとわ」に込められた意味

麻植 一孝 院長

クリニック名にあります「ケアとわ」には3つの意味が込められています。1つ目は、そもそも“ケアとは”何か?ということ。私の理想の医師像は、あのパッチ・アダムスです。映画の中で彼は、ある余命いくばくもない患者さんから最後の望みを伝えられます。それは、「スパゲティのプールで泳ぎたい」というものでした。末期だから何も出来ないわけじゃない。その人に心に寄り添い、やりたいことが実現できるよう力を尽くす。ケアの形は、その人その人によって違ってきます。自分も考え、患者さんも考え、最も良いケアの形を具現化していくのが私たちに求められることだと思うのです。
2つ目は「ケアと輪」。患者さんご自身と私たちはもちろん、地域で医療・介護に携わっているすべての「人の輪」であり、つながりを大事にする、ということです。もう一つは、在宅、クリニック、中小病院、大学病院といった、医療を提供する「場所の輪」。
最後に残るのが「ケア永遠(とわ)」。重なるようですが、その人がどうなっていくのか、どうしていきたいかを一緒に考え、末長く寄り添っていくということ。将来的には在宅診療も視野に入れ、ずっと患者さんに寄り添っていければと考えています。

患者さんのニーズに応じた役立つ医療をこれからも

一般的な皮膚科疾患はもちろんですが、光線療法もおこなっています。光線療法は、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、掌蹠膿疱症など、一般的に治りにくいとされる疾患が主な対象となります。それから、ステロイドに抵抗のある方もいらっしゃると思うのですが、この治療を効果的に用いることにより、ステロイドの外用薬を軽減、もしくは用いずに治すことも可能になります。クリニックでは皮膚科の範疇として、医療脱毛もおこなっています。昨今、介護脱毛という言葉を耳にするようになってきました。介護が必要になった方は、衛生的にも感染症的にも脱毛という選択肢が有用となります。かと言って、美容系のクリニックに行くにはハードルが高いと思われる方もいらっしゃることでしょう。いつも行っているクリニックでそれが出来れば、気持ち的にも楽に施術を受けられますからね。今後も患者さんのニーズを汲み取りながら、医学的根拠に基づいた、役立つ医療を提供していけたらと思っています。

これから受診される患者さんへ

「切ってしまった」「ぶつけてしまった」というようなことはもちろん、何科に行けばよいかわからないという場合もどうぞお気軽にご相談ください。身近なかかりつけ医として、末長く寄り添い続けていきたいと思っています。

※上記記事は2021年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

麻植 一孝 院長 MEMO

  • 出身地:広島県
  • 趣味:スポーツ観戦全般、フットサル
  • 好きな本・愛読書:
  • 好きな映画:
  • 好きな音楽やアーティスト:
  • 好きな場所・観光地:
  • 好きな言葉:
  • 出身大学:福岡大学

CLINIC INFORMATION