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小林 俊一 理事長

SHUNICHI KOBAYASHI

「健康や病気について学べるクリニック」を広げ、地域のみなさまがいつまでも健康でいられるように

札幌医科大学医学部卒業。日本鋼管病院で初期研修後、東大宮総合病院にて消化器内科医として勤務。その後、西村記念病院勤務、行徳アフター5クリニック院長を経て、2012年に『仁愛堂クリニック』を、続いて2016年に『平井皮膚科クリニック』を開院(JR総武線「平井駅」北口より徒歩2分)。

小林 俊一 理事長

小林 俊一 理事長

平井皮膚科クリニック

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●アレルギー科

より多くの方の健康に寄与していきたい

小林 俊一 理事長

私が小学生の頃、発展途上国等で医療が発達していない地域の特集がテレビでよく放映されていました。日本でなら治るものも海外では医療資源がなく、亡くなってしまう方が多いということ、その人たちを助けるべく、どの地域であっても、どんな病気であっても対応していく国境なき医師団という存在があることを知りました。彼らの存在に憧れて、医師を志し、晴れて医学生となった私は、「どんな病気にも対応していきたい」という思いから、一つの病気だけでなく体全体を診る診療「全人的医療」を極めたいと考え、大学卒業後、スーパーローテートと呼ばれるようになった研修生制度のもとで総合診療を学びました。その流れの中でスペシャリティとして消化器内科を専攻し、内視鏡業務等に従事してきたのです。

2012年に『仁愛堂クリニック』を開設、そして2016年、皮膚科部門を独立させる形で『平井皮膚科クリニック』を開設いたしました。赤ちゃんからご高齢の方まで、皮膚のことならなんでも相談ください。

皮膚科と形成外科専門医による豊富な経験と深い知識に基づいた診療

小林 俊一 理事長

当院では、皮膚科・形成外科専門医の経験と知識をもとに、皮膚・髪・爪に関する幅広い診療を行っています。皮膚科というと「かゆみ」「湿疹」といったイメージを持たれがちですが、髪や爪なども皮膚の一部です。頭皮や爪の変化、抜け毛などのお悩みも含め、全身の皮膚に関わるあらゆるトラブルを総合的に診てまいります。

皮膚科は「ちょっとしたことでも相談しやすい場所」であることが理想だと考えています。跡を残さずきれいな肌を保つためには早めの治療が肝心だからです。そのため、平日の夜間だけでなく、土曜・日曜の午前中も診療を行い、お仕事や学校で忙しい方にもご来院いただきやすい体制を整えています。特にお子さんの皮膚トラブルは、季節や生活環境によって変化しやすいもの。乳幼児から小学生まで、幅広い年齢のお子さんに対応しており、女性医師も在籍しているため女性の方も来院しやすい環境を整えています。少しでも気になる症状があれば早めの受診をお考えください。

そして、顔のほくろや、良性腫瘍、粉瘤の摘出手術など、傷跡を最小限に出来る様に皮膚手術のエキスパートである形成外科医も在籍しております。特に気になる部位の手術はお任せください。

一人ひとりの方にとっての最善の治療を患者さんとともに考えていく

小林 俊一 理事長

診療の際には、まず患者さんのお話を丁寧に伺い、症状の経過や背景をしっかりと確認することを大切にしています。そのうえで、考えられる疾患や治療方針について、できるだけわかりやすく説明するよう心がけています。たとえば、「どうしてこの検査が必要なのか」「なぜこの薬を使うのか」といった点を一つひとつお伝えすることで、患者さんが納得したうえで治療を受けられるようにしています。

診療は保険診療を中心に行っていますが、必要に応じて自由診療にも対応しています。 自由診療の分野では、IPL(フォトフェイシャル)を導入しています。これはシミやくすみなどに幅広く対応できる治療で、一点を強く照射するのではなく、顔全体をやさしくトーンアップさせるのが特徴です。副作用や合併症も少なく、自然な仕上がりを希望される方に適した治療といえます。
どのような治療にも共通しているのは、「患者さんにとって、今必要な医療を的確に提供する」という考え方です。医師としての判断と、患者さんご自身の希望をすり合わせながら、最善の治療を一緒に考えていくことを大切にしています。

健康や病気について学べるクリニック――健康教育を軸にした予防医療

日本の医療は保険診療が中心のため、症状がなければ受診できない仕組みになっています。けれども、病気というのは、症状が出た時点である程度進行していることがあることも確かです。そうした現状を踏まえ、患者さんの健康意識を高め、早期発見・早期治療につなげることが、かかりつけ医の重要な使命と感じています。行政によるがん検診や特定健診もありますが、受診率はまだ決して高いとは言えません。だからこそ、私たちかかりつけ医が日々の診療の中で、患者さん一人ひとりに健康に関する知識や情報を伝えていくことが必要です。

この考えをもとに、当院では「健康や病気について学べるクリニック」として、医師だけでなく受付や看護師など、スタッフ全員が患者さんに健康や病気に関する啓発を行っていくことを大切にしております。単に病気を診るのではなく、健康の維持・増進に関する情報を共有し、患者さん自身の健康意識を育てていくこと。総合診療に予防医学を掛け合わせた、この新しい形の全人的医療を日々実践しています。そして、この理念に賛同していただける医療機関と共に「健康や病気について学べるクリニック」を全国的に広げていきたいと考えております。

これから受診される患者さんへ

「健康や病気について学べるクリニック」では、総合診療はもちろん、月ごとにテーマを設け、主病以外にも患者さんが知っておいた方が良い様々な疾患啓発や、検査やワクチンなどの案内を行っております。近隣医療機関とも連携し、診療科の垣根を越えて知識を広めることを意識しています。
そして私たちは、患者さんが学んだ健康知識を「家族にも伝えてほしい」という思いがあります。通院されている方がご家族と健康知識を共有することで、地域全体の健康づくりにつながっていく——そんな連鎖を生み出していきたいのです。
「私と家族のかかりつけ医」、そう思ってもらえる様に、患者さんやご家族も、気軽に相談できて、安心して通えるクリニックづくりに、これからも努めてまいります。

※上記記事は2025年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

小林 俊一 理事長 MEMO

総合内科専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:北海道
  • 出身大学:札幌医科大学
  • 趣味:読書
  • 好きなこと:旅行
  • 好きな観光地:京都、北海道
  • 座右の銘:「今を生きろ」「なぜベストを尽くさないのか」

小林 俊一 理事長から聞いた
『小児気管支喘息』

小児喘息(ぜんそく)について

小児喘息は、気道(空気の通り道)に慢性的な炎症が起こり、空気が通りにくくなることで咳や息苦しさを繰り返す病気です。大人の喘息と同じ仕組みですが、子どもの場合は発達途中のため、症状が出やすく、風邪をきっかけに悪化することもあります。
主な症状は、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)や夜間・早朝に出る咳、息苦しさです。発作時には胸が苦しくなり、呼吸が速く浅くなります。風邪や運動、気温差、ダニ・ハウスダスト・花粉などのアレルギーが誘因となることが多いです。軽い症状でも繰り返す場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
診断には、症状の経過やご家族のアレルギー歴、呼吸音の聴診、呼吸機能検査などを行います。必要に応じて血液検査やアレルギー検査を行い、原因となる物質を特定します。
治療の基本は「気道の炎症を抑える」ことです。吸入ステロイド薬を中心に、発作を予防する治療を継続します。吸入の使い方やタイミングを正しく守ることで、発作を大幅に減らすことができます。発作が起きた場合には、速効性のある吸入薬を使用して気道を広げ、息苦しさを和らげます。重症の場合は、内服薬や注射薬、生物学的製剤を併用することもあります。
生活の中では、アレルギーの原因をできるだけ避ける工夫が必要です。寝具やカーペットを清潔に保ち、室内のダニやほこりを減らしましょう。また、規則正しい睡眠とバランスのとれた食事、ストレスの少ない生活リズムが発作予防につながります。
小児喘息は、正しい治療を続ければ成長とともに改善するケースも多い病気です。焦らず、医師とともに症状をコントロールしていくことが大切です。


『五反野皮ふ・こどもクリニック』では、お子さま一人ひとりの体質や生活に合わせた治療を行い、ご家族とも連携しながらサポートいたします。お子さまの咳や喘鳴でお悩みの方は、どうぞ安心してご相談ください。

グラフで見る『小林 俊一 理事長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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