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市丸 秀章 院長

ICHIMARU HIDEAKI

診療科や年齢、性別、国籍を問わない救急総合診療クリニックとして、”目黒にひでクリあり”と地域の方々に頼っていただけるように

東海大学医学部卒業。東京女子医大病院救命救急センターにて医局長などを歴任。大学病院でのICU、ER診療に従事するのと並行し、災害医療チーム「東京DMAT・日本DMAT」の隊員としても活動。2021年1月に前身となる『ひでまる救急クリニック』を設立。2023年8月、「ひでまるファミリークリニック」へリニューアル(JR山手線「目黒駅」より徒歩3分)。

市丸 秀章 院長

市丸 秀章 院長

ひでまるファミリークリニック

目黒区/目黒/目黒駅

  • ●内科
  • ●外科
  • ●小児科
  • ●整形外科
  • ●救急科

幼少期から音楽一筋だった私が、医師になるまで

市丸 秀章 院長

実は幼少期から音楽の道を志し、ミュージシャンになることを夢見ていました。とにかく小学生の頃からギターばかりを弾いていて、音楽一筋の学生時代を過ごし、将来はそのままプロミュージシャンになることを当然のように目指していました。実際、高校卒業の頃にはちょっとした演奏依頼を受けるようにはなりましたが現実はそんなに甘いものではなく、、。目標を失った私は社会からドロップアウトする寸前の状態にまで落ちてしまいました。そんな人生に迷っていた20歳の時、人生を変える衝撃的な出来事が起こりました。祖母が突然自宅で倒れてしまったのです。我が家は急いで救急車を呼んで助けを求めました。到着次第、迅速に救命活動をする救急隊、そして横には、祖母の容体を的確に救急隊へ伝える母の姿がありました。実は私の母は開業医。それまでは「絶対に将来、医師にだけはなりたくない!」と、思っていました。母の思い出といえば、毎日朝から晩まで患者さんと向き合い、診察が終わってからも深夜までカルテに目を通し整理する姿でした。子どものころは、こんな厳しい人生を送りたくないと思って反発いたのかもしれません。しかし、祖母が倒れ、母の医師としての強い姿を目の前で見ることになったこの一件をきっかけに医師、そして救急に対する尊敬と憧れを抱くようになりました。ここからが「一からやり直し」の始まり。それまで“音楽しか”やってこなかったので(笑)、その後の医学部入学、医師免許取得までの道のりは、本当に大変な思いをすることになりました。

医師になってからはやはり救急医への憧れは強く、初期研修を行った東京女子医大の救命救急センターへ入職しました。私は音楽と同じくらい格闘技が好きなのですが、診療科を問わず、オールラウンダーとして様々な分野で問題を解決できる救急救命医こそが、「医療界の総合格闘家」だと誇りを持っております。

“いつでもなんでも”の救急の志をそのままに、より多くの人に頼っていただけるファミリークリニックへ

市丸 秀章 院長

2021年に当クリニックの前身である『ひでまる救急クリニック』を開設いたしました。診療科を問わず様々な健康トラブルを解決できる救急医。基本的には病院の救急外来などで救急車を待つことが多いですが、私はあえて街の診療所という形で積極的に診療することで、必ずや地域に貢献できるであろうと確信しています。「困った」にいつでもなんでも応えられるクリニックを目指し夜間や休日も出来る限り診療を続けてきました。2023年の夏には念願の小児科外来を新たに設け、そのタイミングでクリニックの名称を『ひでまるファミリークリニック』としました。救急医としての志は変わることなく、地域のみなさんにとって今まで以上に親しみやすく、相談しやすいクリニックを目指していこうとという思いのリニューアルでした。

揺るぎないポリシーで地域の健康トラブルに向き合う

市丸 秀章 院長

「ボーダレス」「ファミリー」「ギフト」、この3つのポリシーは、クリニックを始めた当初から大事にしているものです。受診してくださったすべての方が「ここに来てよかった」と思っていただきたいという私の想いから生まれたものです。

まず「ボーダレス」ですが、年齢や性別、国籍、社会的な背景を問わずにあらゆる人を平等に診ていくことを意味します。大学病院の救命救急センター在籍時には様々な背景の患者さん人ひとりを理解し、真剣に治療して社会復帰まで見届け続けてきました。それが恩師の教えでもありました。こうした経験から医療の面でも、社会的な面でも多様性を受け入れることのできる包容力のあるクリニックを、と考えて日々進化を目指して努力し続けます。

次に「ギフト」です。診療や処置、お薬処方を提供するだけがクリニックではありません。お困りの症状についての情報をわかりやすく説明することだったり、時にはちょっとした一言を添えて差し上げる、そんな贈り物を大切にしていきたいです。イメージとしては、アミューズメントパークの帰り道に近いでしょうか。ご家族や友人と「楽しかったね。また来ようね」と盛り上がっている、そんな充実感に満ちた光景。幸せな時間ですよね。ひでまるファミリークリニックで診察を終えた方も、帰りのエレベーターや帰路でこうしたお気持ちになっていただきたいのです。常に新鮮な感動というエンターテイメントレベルの医療サービスを提供することで“ここに来てよかった”とキラキラした気持ちになってもらえるよう邁進していきます。

最後に「ファミリー」です。私たちは診療する患者さんはもちろんのこと、そのご家族、さらにスタッフや関連業者の方々も含めてクリニックに関わるすべての人をファミリーと捉えています。時に家族のような無償の愛で、診療する患者さんの先にいらっしゃるご家族への配慮を欠かさず、そして共感してその都度ベストな治療とホスピタリティの確保をと努力しています。

小児科フロアは子どもやママ・パパが安心して過ごせる場所を目指して

2023年8月に新設となった小児科フロアはお子さんを主役に、そしてご家族も一緒に安心してご受診いただけるような空間づくりです。ひでクリの一部での開設ですので、例えばお子さんが風邪症状で、引率のお父さんは整形外科や自費点滴でご受診ということも出来ます。
その名も「子どもとかぞくのフロア」。その名の通り、実は内装の多くは私自身の子どものママ友さんやパパ友さんといった家族ぐるみでつながりのあるアーティストさんやデザイナーさんに担当していただきました。クリニックポリシーの一つである「ファミリー」を、ご受診の際に少しでも感じていただけると嬉しいです。

小児科の鏑木先生は長きにわたり大学病院等で研鑽を詰んだキャリアのある小児専門医で、研修医同期で音楽仲間でもあります。アレルギーや小児皮膚科など多岐にわたる小児科領域を丁寧に真剣に診察することで定評があります。また小児科医のなかでも比較的希少な小児消化器を専門としており、便秘や下痢、体重が増えないなどの発達についての専門診療ができることも強みです。ぜひとも鏑木医師の「うんち外来」へのご相談お待ちしております。

これから受診される患者さんへ

2024年3月からは日祝日の小児科診療も開始し、より地域の「困った」にいつでも対応できる体制に近づけることができました。Web予約システムやキャッシュレス決済可能なシステム、頸動脈エコー等の検査外来も導入するなど進化を続けています。目黒権之助坂を中心に、地域の方々の健康維持と健康トラブルへ随時対応できる=いつでもなんでもご家族で気軽にご受診できるクリニックという存在を続けることで、安心して生活できる地域づくりへもっともっと貢献できたら嬉しいですね。”目黒にひでクリあり”と地域の方々言っていただけるよう、プロフェッショナリズムとエンターテイメントに溢れたクリニックづくりを続けていきます。目黒以外の地域の方も、ぜひ一度ひでクリを体験していただきたいですね。

※上記記事は2024年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

市丸 秀章 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味&特技:音楽、格闘技(空手)、車の運転
  • よく手にとる本・著者:ビジネス書/「MISSION」岩田松雄著
  • 好きな映画:アクション/『プロジェクトA』
  • 好きな音楽・アーティスト:ロック/マイケル・ジャクソン
  • 好きな観光地:別府(大分県)
  • 好きな言葉:「エンターテイメント」

市丸 秀章 院長から聞いた
『頸肩腕症候群』

首、肩、腕にかけての原因不明の症状

肩がだるい、手がしびれる、そして胸や背中が痛い、冷えなどの症状で受診される方で、内科的にも整形外科的にも明確な異常が見られない場合に頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)を疑います。職業や生活習慣などの詳細な聴取と頚椎レントゲンでのストレートネック所見が決め手になることが多いです。たとえば長時間のPC作業をされているオフィスワーカーや、首に負担がかかる長時間の姿勢での業務をされるネイリストさんなどに多く、当クリニックでも頻度が高い疾患の一つです。鎮静薬に加えて漢方薬などで症状の緩和します。さらに自宅でのストレッチや姿勢矯正の指導なども行なっています。症状の緩和が得られづらい場合はMRI撮影、日曜日の整形外科外来への連携も行い、しっかり結論を出すのが当クリニックのスタイルです。
診察室は救急室をイメージして設計された特殊なデザインです。レントゲン撮影や超音波検査といった各種検査も診察室から移動することなくスムーズな診察・検査そして診断と処置が可能な構造ですので、こうした内科と外科にオーバーラップする疾患へスムーズに診察が可能なのです。

グラフで見る『市丸 秀章 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION