秋好 茜 院長
AKANE AKIYOSHI
命にあまり関わらない皮膚疾患。でも、その悩みは深刻になりがち。悩む前に相談を
慶応義塾大学皮膚科学教室で研修を終了後、日本鋼管病院、北里研究所病院等に出向し経験を積む。同大学病院非常勤助教を経て、白金台駅そばに開業(都営南北線「白金台駅」2番出口より徒歩2分)。

秋好 茜 院長
あきよし皮フ科クリニック
港区/白金台/白金台駅
- ●皮膚科
- ●小児皮膚科
- ●美容皮膚科
皮膚科専門医として、地域の皆様に貢献したい

私は高校1年生まで文系志望で、理系志望ではなかったんです。でも、私の好きな作家の安部公房さんはもともと医学部出身の方で、その物事の捉え方や視点にとてもユニークなものがあると思っていました。つまり、理系に進めば私もその視点を得られるのでは?と思ったわけなんですね。 私の場合、最初から皮膚科医を目指していたかというと決してそうではありません。ただし、皮膚科についてはニキビの悩みで通院していたこともあり、医科の中では身近な存在だったということはあります。皮膚のお悩みは命に関わることは少ないにせよ、その当人にとってはとても深刻なものがあります。そのような方を救ってさしあげることが出来たら、それは素晴らしいことだと考えたという次第です。
慶応義塾大学皮膚科学教室で研修を終了後、出向という形で様々な病院に赴きました。当時から「将来的に美容皮膚科もおこないたい」という希望を持っていましたが、それをするにも保険診療をきちんと学ぶことが必要と考えたのです。そこでまずは皮膚科の保険診療を徹底的に学んだのち、美容皮膚科に関してはセミナー等へ積極的に出向きつつ、時にはつながりを頼りに個人的な勉強会を開催してもらうなどして、何年も掛けて習得に励みました。その勉強は今も続いています。
『あきよし皮フ科クリニック』は平成25年(2013年)に開院しました。私は以前にここ白金にある北里研究所病院に勤務していたこともあり、この地域には馴染みがありました。加えて、港区は美容皮膚科こそ多いものの、皮膚科を専門にされているところは少ないという感じを抱いていました。皮膚科と美容皮膚科。双方をしっかりと診ていけるクリニックとして、この地域の皆様に少しでも貢献出来ればと思っています。
土曜診察を行い、より治療に向かいやすい環境を作る。

患者さんは20代から50代、60代の方が主で、お子さんも少なくないですね。この辺りは子育て人口が多い地域のようで、お子さんと一緒にお母さんがいらっしゃり、そこから、おばあちゃん、おじいちゃんとご紹介くださってお見えになる方が多いようです。
皮膚科の疾患に関して言いますと、本来は男女や年齢による差はないものなのですが、男性の方のご利用は比較的少ないように感じます。女性に比べ皮膚科のハードルが高いということもあるのでしょうが、本当にお困りになってからいらっしゃるケースが目立ちますね。本当は水虫ではないかもしれないのに市販の薬で対応されていて、のっぴきならなくなって来院されるといったケースが非常に多いように思います。お仕事もあって平日の来院が難しいということであれば、当院は土曜日も診察を承っていますので、なにかお困りのことがあれば一度診察を受けていただくことをお勧めします。
同じ母親として、お母さんたちに役立つ医療を提供。

自分自身、子どもを持ったことで本当の意味でお母さんの気持ちがわかるようになった気がしています。ですから、日常のケアのアドバイスも、より具体的でお母さんの立場に沿ったものをご提案出来るようになったのではないでしょうか。
例えば、公園に1日いますと、子どもが気になって日焼け止めを塗り直すヒマなんてないんですよね。そういう時に、「飲む日焼け止め」がお役に立ちます。これはシダ植物の力を作用させ、日焼けによるDNAの損傷を防ぐものです。そもそも日焼けがなぜ良くないかと言いますと、日焼けによって細胞の核が損傷を受け、老化やしみ、しわの原因となることが挙げられます。このお薬だけで日焼けをしないわけではありませんが、通常の塗るタイプの日焼け止めと併用していただくことで、日焼けによるリスクを軽減することにつながっていきます。
実は、私も「飲む日焼け止め」の愛用者なんです(笑)。本当、教科書に載っていることだけではわからないことってたくさんあるんですよね。子を持つ親となり身をもって様々な経験をしてきたことで、皆さんに本当に助かる医療を提供していきたいと思っています。
美容皮膚科を上手に利用し、気持ちを上向きに
当院では医学的根拠に基づいた的確で安全な美容治療もおこなっています。1つご紹介させていただきますと、レーザーはしみを1つとるものから、広範囲の薄いしみや肝斑(かんぱん)を数回に分けてとっていくもの。同じしみに見えながら、少し厚みがあるものに対してはレーザーで削り取るように処置をしていくなど、用途によって使い分けています。しみだけではありません。最近では皮膚の奥の真皮と言われる部分にレーザーを照射することで肌の張りや艶を取り戻すといった使い方もあります。従来は外科的な治療に頼らざるを得なかったものがレーザーによって改善が見込める時代となりました。
レーザー以外に、ボトックスやヒアルロン酸など、“切らない”美容治療全般を取り扱っています。「一般の美容皮膚科は敷居が高そうで……」と思われている方も、通常の診療の延長線上としてうプラスアルファのご提案をさせていただきますので、何なりとご相談ください。美容皮膚科以上の効果をお望みの方には、信頼の置ける確かなドクターをご紹介もさせていただきますのでご安心ください。
美容皮膚科は命に関わるものではありませんが、例えばしわやしみがなくなることにより、気持ちが上向きになることは非常に有用なのではないでしょうか。今まで外に出るのもいやだったけど、しみが消えたらすごく楽しくなり、外出する機会が増えたというお声も多く頂戴しています。そんなことからも男性、女性の別なく、美容皮膚科の持つ役割は重要なのではないかと思っています。
これから受診される患者さんへ
皮膚科の病気には、いまだ有効な治療法のないものがあることも事実です。そうした疾患の場合、診断を付けるだけになってしまうこともありますが、逆を言えば診断がつくことで幾ばくかの不安を解消することにもつながります。また、それが「うつるものなのか」「うつらないものなのか」がわかることで、対応も変わってくることもあると思うんです。よく、「このくらいで病院に行くのは…」と控えていらっしゃる方が多いのですが、我慢なさらず、ちょっとした変化が気になったり、少しでも不安のある方はお気軽にクリニックを訪れてみてください。地域の皆様の健康と美容に微力ながらお役に立っていければと思っています。
※上記記事は2025年1月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
秋好 茜 院長 MEMO
- 出身地:北海道
- 出身大学:東京医科大学医学部
- 趣味:音楽鑑賞、読書
- 好きな本:『他人の顔』(安部公房)、『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)、『ローマ人の物語』(塩野七生)
- 好きな映画:『道』(フェデリコ・フェリーニ)、『ルックバック』(押山清高)
- 好きなアーティスト:Bauhaus、BUCK-TICK
- 好きな言葉・座右の銘:「人間は考える葦である」
秋好 茜 院長から聞いた
『水いぼ』
保湿を心がけることが水いぼの予防に
水いぼは、できてしまったら必ず取らなければいけないわけではありませんが、かゆくてたまらず掻きむしってしまい、そこからさらに広がったり、見た目が気になるといった場合には水いぼ鑷子(せっし)と呼ばれるピンセットのようなもので取っていくことになります。
9歳、10歳になればだんだんと皮膚のバリアができあがってきますので、感染のリスクが低くなっていきますし、自然に治っていくこともありますが、長期間にわたって悩まれているようであれば、当院では取り除いていくことが多いですね。
プールの帰りにシャワーを浴びて、すぐさま保湿してもらうと、それだけでも十分な対策となりますので、まめに保湿をして予防を心がけることが大切です。
グラフで見る『秋好 茜 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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CLINIC INFORMATION

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秋好 茜 院長
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