世田谷総合クリニック

白石 光弘 院長への独自インタビュー

京都大学に学び、外科医として研鑽を積む

私はもともと物理に興味があったのですが、物理の世界ではなかなか結果が出ないことが多いんですね。一方で、医療は患者さんとコミュニケーションを取りながら、より良い結果に導くことができるという点に魅力を感じました。私は医療の中でも「臓器移植」に関心を持っていて、当時この分野で注目されていたのが京都大学でした。学部こそ異なりますが、京都大学は私の祖父の母校というご縁もあり、高校卒業後は京都の地で学ぶことに決めました。
大学で過ごした時間は、私の人生で「いちばん楽しかった」と振り返ることができます（笑）。京都大学はとても自由な雰囲気があって、私自身のびのびと学ぶことができました。そして卒業後は外科医となり、母校の大学病院で研鑽を積みました。

愛着のある地域に根ざし、みなさまの健康を支えていく

大学病院での診療はまさに「激務」といえるものでしたが、このときの経験があったからこそ、外の病院で診療するようになっても対応できたのだと思います。福岡と大阪の総合病院、そして生命保険会社の産業医などを経て、開業前の10年ほどは総合的な医療（プライマリ・ケア）をおこなうクリニックで診療にあたり、院長という立場も経験しました。
医師になって20年という節目に『世田谷総合クリニック』を開設したのは2020年10月でした。私が生まれ育った愛着のある地域のみなさまに向け、医師として何らかのご恩返しがしたいという想いからこの場所での開業となりました。これからこの地域に根ざして、小さなお子さんからご高齢の方まで、ご家族みなさんの健康を見守っていきたいと考えています。

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