赤羽もり内科・腎臓内科
北区/赤羽/赤羽駅
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森 維久郎 院長への独自インタビュー
健康で居続けられるためのクリニックを
大学卒業後は救急医を目指して東京医療センターで研修医として勤めました。そこで生活習慣病を放置して重症化(透析)してしまった患者さんを目の当たりにして、その前段階で何ができることがないのかと考えた結果、腎臓内科医になりました。その後、千葉東病院、東京北医療センター、ふくだ内科に籍を置き、地域に根ざした医療をしたいということで今回の開業に至りました。
今回クリニックを開業した北区は、都内23区でもっとも生活習慣病と腎臓病に掛かる医療費が多いところと言われており、この場所で20~30年かけて医療をしたいと思うようになりました。実際住むようになり、赤羽の下町の雰囲気や魅力を感じて、開業に至りました。
「餅は餅屋」という考え方
当院は腎臓病・糖尿病を中心とした生活習慣病の専門外来として診療をおこなっています。
内科のクリニックだと、一般的には風邪やインフルエンザウイルスのような急性疾患や消化器内科や神経内科など幅広く診療することが多いのですが、私は敢えて診療の幅を狭くしています。理由は2つあります。
1つ目は、医学の進歩が著しいという理由です。1950年頃には、医学知識が倍になるスピードは50年かかると言われていたのが、数十年経った現在はたった2か月で倍になるとも言われています。そのような世の中で一人の医師がすべての範囲の診療を確実に行うことは困難であり、今後の医師に望まれるのは一定レベルの広い知識と、専門性を合わせ持ち必要であれば躊躇なく専門家に紹介することだと思います。
2つ目の理由は、今後医師の数が増加するという理由です。現在ですら赤羽には内科のクリニックが多くあります。クリニックが多いことは個人的に良いことと考えており、消化器内科の専門性が必要、腎臓内科の専門性が必要という風に多様化した患者さんのニーズに応えることが出来ます。15年ほど前からの国の方針で医師の数はどんどん増えており、クリニックが増えていくことが予想されます。そんな中で自分が作るクリニックのあるべき姿を考えたときに、生活習慣病・腎臓病の専門外来としてクリニックを運営することに決めました。
今回の新型コロナウイルスでは、糖尿病や腎臓病の患者さんがコロナウイルスに感染するのを恐れて今までの治療を辞めてしまうという出来事が散見されました。糖尿病の患者さんや腎臓病の患者さんにとって治療を辞めることは非常に危険です。今回のコロナウイルスに限らず、インフルエンザの大流行の際にも同じようなことが起きる可能性があると考えたため、当院では開院当初から感染症の診療はかかりつけの患者さんに限定して、かかりつけの患者さんに関しても診療時間外の昼休みに来てもらうことにしています。
様々な患者さんにとって望ましいクリニックは多種多様であり、クリニック側が専門性を明確にして、必要時に積極的に紹介をする「餅は餅屋」スタイルで診療をしております。
森維久郎先生は大学院でデンタルヘルス事業に携わっていた頃からの知り合いです。「腎臓を守る」ということに注力されていて、それは私たちのクリニックの基本姿勢とも重なるところです。夜間診療もされていますから、その点でも患者さんは心強いのではないでしょうか。(石井 洋介 先生より)