新井クリニック
八王子市/横山町/京王八王子駅
- 内科

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小高 哲郎 院長への独自インタビュー
清流と緑に彩られた歴史ある街で医療を通して地域貢献を
大学卒業後の進路として、三井記念病院の外科を選択しました。今思えば、当時から地域医療や救急医療に目が向いていたのかもしれません。手術を極めることまで考えていたわけではなく、将来、地域医療を担うなら、外科という治療の選択肢を持てるようになりたいと考えました。三井記念病院での一般外科研修後、母校である東京大学医学部附属病院の小児外科に入局しました。やはりこれも将来、開業医となった時に「子供は診られません」ということでは困ると考えたのです。小児外科の目を持って診察ができる点は、今もしっかりと生きていると感じています。
『あきるの杜きずなクリニック』は2018年に開院いたしました。地域医療をやりたいという思いから公立福生病院に勤務していた際、開業医の先生とお話をする機会がありました。今の私もそうですが、その先生たちは普段は自分のクリニックで診療しながら、病院でも若い医師に指導しており、地域医療に対する熱い思いを語ってくれました。意識を高く持ち続ければ、開業医の立場になってもできることはたくさんある。当初の想いとはやや異なり、なかなか開業に踏み切れないでいた私を、先生たちの存在が後押ししてくれたような気がしています。あきる野は清流と緑に彩られた歴史、伝統、文化の残る素晴らしい地です。この地で開院できたことは大変幸運に恵まれたと思っていますし、医療者として地域を支えていければと思っています。
赤ちゃんからお年寄りまで、頭のてっぺんから足の先まで
あきる野はご高齢の方が多くお住まいになっている地域ですが、最近はお子さん連れの若いご家族が新しく引っ越されてきているようで、赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い層の方が来院されています。
当院は「赤ちゃんからお年寄りまで、頭のてっぺんから足の先まで」をモットーに診療に臨んでいます。主訴はもちろんのこと、他にも調子が悪いところがないかをくまなくチェックしていく中で、大事にしているのは、重大な疾患を見逃さないということです。そのための設備として、院内での採血検査を可能とし、エコーや内視鏡検査を備えています。小児がんを含め、命に関わる癌を早期に発見し、早期治療への道筋をつけて差し上げることに重点を置いています。また私は小児外科出身であり、地域における小児救急にも力を注いでいます。特に乳幼児の腸捻転や腸重積、学童期の急性虫垂炎、卵巣捻転や精巣捻転などの急性疾患は、早期に診断・治療をしなければ手遅れになる可能性があります。一刻を争うそうした疾患の診断および治療にも力を入れています。