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上杉 達也 院長

TATSUYA UESUGI

おとなからこどもまで
気軽に相談できる、親しみやすいクリニックを目指します

鳥取大学医学部医学科卒業。岡山大学病院泌尿器科に入局。岡山市立市民病院泌尿器科副部長、久我山病院泌尿器科医長を経て、令和元年(2019年)6月に『おとなとこどもの仙川泌尿器科』を開院(京王線「仙川駅」より徒歩4分)。

上杉 達也 院長

上杉 達也 院長

おとなとこどもの仙川泌尿器科

調布市/仙川町/仙川駅

  • ●泌尿器科
  • ●内科

おねしょを扱う科を専攻

上杉 達也 院長

正直に申しあげますと、、医師を目指したのは私が田舎者だったからかもしれません。当時、田舎で大学を出た先の職業は、お医者さんか、学校の先生くらいしか思いつかなかったのです。「人のためになる」というわかりやすい理由もあって、目指したということですね。医師となって泌尿器科を選んだのは、診断から治療まですべてを完結できるという点に魅力を感じたことに加え、おねしょのことを扱う科、ということも頭の隅にあったような気がします。私も子供のころはおねしょをしていたものですから。
2019年に『おとなとこどもの仙川泌尿器科』を開院いたしました。岡山大学勤務時代、途中から、おねしょを扱うようになり、より多くの人の力になれればと、この地で自らのクリニックを立ち上げることを決めたのです。

“おとなからこども”まであらゆる人が対象

上杉 達也 院長

0歳の赤ちゃんから100歳の方まで、文字通りおとなからこどもまで、あらゆる世代の方々がお見えになっています。その3分の1が女性で、膀胱炎、それからトイレが近いなどのお悩みを抱える過活動膀胱などの症状が多いですね。男性については、特にご高齢の方は夜間頻尿やおしっこが出にくくなる前立腺肥大症などの症状でお悩みの方が多くなっています。私の場合、前立腺癌で博士号をとっていることもあり、癌の患者さんもこちらでできる範囲のことをさせていただいています。それから、お子さんについては、やはりおねしょの相談が多くなっています。

おねしょ(夜尿症)の治療に長く携わってきた経験を生かして

上杉 達也 院長

『おとなとこどもの仙川泌尿器科』ではおねしょ(夜尿症)の治療に力を入れています。大学病院勤務時代、おねしょアラーム「ピスコール」の開発にも携わっていました。それまでに使用されていたものは、かさばる上に音もはっきり鳴らないという代物でしたが、民間企業の力を借り、軽量で音もしっかりと鳴るものになりました。このアラームが繰り返されることにより、少しずつお子さんが“わかってくる”んですね。
皆さんは、お子さんがおねしょをしてしまうのは、「尿意に気づかないから」と思われていませんか。実は、「気づく」というのは、おとなの感覚なのです。20代、30代の頃、夜中に頻回にトイレに起きた記憶はあるでしょうか。ほとんどの方はないと思いますが、その年代になれば、500ccでも600ccでも、おしっこは膀胱に溜められるからなのです。気づく気づかない以前に、溜められるからその必要がないんですね。原始膀胱と言いますが、お子さんの場合、ある程度おしっこが溜まると、膀胱が勝手に収縮してしまうものなんですね。つまり、おねしょはある意味、仕方のないことなのです。膀胱も成長とともに進化していきます。昼間、おしっこにちゃんと行けるようになり、それから遅れること2年ほどでおねしょがなくなる人がほとんどです。しかし、これも個人差があるんですね。お薬やピスコールを上手に使うことで、その期間を短縮することが可能になります。

誰にでもあるお悩みをお話しいただけるように

思っておられることを包み隠さずお話いただけるような雰囲気づくりを心がけています。難しいことですが、こちらがまずそう心がけておくことが大事ではないでしょうか。“おしも”の話は、恥ずかしいと思われている方が大多数です。しかし、決して稀なことではないのです。お若い方は、トイレに行っておしっこを出しきるのは当たり前と思われているかもしれません。しかし、残ってしまうのは、そんなに珍しいことではありません。年齢を経てくると、尿道のしなやかさも失われていきますし、勢いもなくなってきます。そうなると、おしっこを出しきるのは容易ではないんですね。余談ですが、今は男性もトイレに座っておしっこをするのが当たり前のようになっていますが、解剖学的に見ると、この体勢で出しきることは難しいということが言えます。それはともかく、今はお薬も多くの種類がありますし、あなたのお悩みは改善できる可能性があります。1人で悩まず、まずはご相談いただきたいですね。

これから受診される患者さんへ

繰り返しになりますが、ある程度年齢を経てくると、おしっこが近くなったり、夜中にトイレに起きるのは仕方のないこととあきらめている方がたくさんおられます。しかし、その症状は改善できる可能性があるのです。また、その症状の裏に何か疾患が隠れている可能性もありますから、少し前と違う、不便と思われたら、まずはご相談いただければと思います。


※上記記事は2023年9月に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

上杉 達也 院長 MEMO

  • 出身地:岡山県
  • 趣味:旅行
  • 好きな本・作家:歴史小説/司馬遼太郎
  • 好きな映画:『シカゴ』『ダイ・ハード』『インディ・ジョーンズ』/山田洋次監督作品
  • 好きなアーティスト:サーカス、カーペンターズ、ビートルズ
  • 好きな観光地:鎌倉、江ノ島

グラフで見る『上杉 達也 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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