森野 道晴 院長
MICHIHARU MORINO
大学病院・総合病院での豊富な経験を生かし
患者さんに1人1人に寄り添った診療を提供
大阪市立大学医学部卒業。大阪市立大学脳神経外科助手を経て、米国アーカンソー大学脳神経外科へ留学。帰国後、大阪市立大学脳神経外科講師、大阪市立大学脳神経外科准教授を務める。その後、東京都立神経病院脳神経外科部長、東京都立神経病院てんかん総合治療センター長兼務、熊谷総合病院名誉院長、関東脳神経外科病院てんかんセンター長、大阪市立大学客員准教授、昭和大学客員教授などを歴任。2019年、森野クリニックを開院(「内幸町駅」A2出口すぐ)。
森野 道晴 院長
森野クリニック
港区/新橋/新橋駅
- ●脳神経外科
- ●内科
- ●外科
恩師から教わったてんかん外科治療を研鑽
私が医師を目指したのは、小学校1年生の時、内科の開業医だった伯父の姿に憧れたのがきっかけです。医師を目指した当初から外科治療を学びたいと考えていたため、大阪市立大学医学部卒業後は、脳神経外科に入局。米国アーカンソー大学脳神経外科留学し、帰国後大阪市立大学脳神経外科で講師を務めました。
講師の時に出会ったのが、てんかん外科治療です。当時の東京都立神経病院の部長をされていた恩師の下、大阪の中でも数多くの症例を経験することができました。その経験を評価いただき、東京都立神経病院脳神経外科の部長職として東京で診療をすることになりました。8年間勤務の後、東京都立神経病院てんかん総合治療センター長、熊谷総合病院名誉院長、関東脳神経外科病院てんかんセンター長、大阪市立大学客員准教授、昭和大学客員教授を歴任。2019年、東京港区に森野クリニックを開院いたしました(「内幸町駅」A2出口すぐ)。新橋を開院の場所に選んだのは交通アクセスが良く、患者さんが通いやすい場所にしたいと考えたからです。
豊富な経験を生かし、風邪から脳血管障害まで幅広く対応
当院の診療科目は脳神経外科・内科・外科です。これまでの大学病院・総合病院での長年の診療・手術の経験を生かし、てんかんを始めとした脳神経疾患の診断・治療をおこなっています。脳神経、および内科疾患でお悩みの患者さんに適切な診断とクリニックでできる範囲の良質な治療、さらに身体と心の癒しを提供することを目標としています。
新橋という場所柄、お勤めの方も多いため、風邪などの体調不良から頭痛やめまい、睡眠障害といったお悩みをお持ちの方もご相談いただければと考えています。また、頭痛やめまいといった日常よくある症状であっても、背景には脳血管障害や脳障害が潜んでいることもあります。重篤な疾患がないか見極めることもクリニックの重要な役割の一つと考えています。
検査設備として、てんかんや脳疾患の診断には欠かせない脳波計、めまいの検査をおこなう重心動揺計を導入。MRIなど詳細な検査は徒歩5分程の場所に画像診断専門クリニックで、手術や入院治療が必要な場合には、これまでのネットワークを生かし、適切な大学病院・総合病院をご紹介します。経験と知識を生かし、患者さんが安心できる診療を提供していきます。
力を入れるてんかん治療
私の専門分野は脳神経外科で、医師を志して最初の10年は脳神経外科一般を学び、その後は米国留学も含め、てんかん外科治療を学び数多くの経験を積みました。帰国後手がけたてんかん手術数は、2012年から2016年の5年連続で日本一となり、いままでおこなった手術数は1200例を超えています。
当院では脳神経疾患の中でも特にてんかん治療に力を入れています。日本には100万人を超えるてんかん患者が存在していますが、必ずしも手術が必要な方ばかりではありません。軽度から中度で服薬治療をされる方も数多くいらっしゃいます。ただ、こうした方の中には専門医以外で診断を受ける方も多く、お薬の量が適切ではない方や、手術の予後が良くない方、中には誤った診断を受ける方もいらっしゃいます。私がクリニックの開院を考えるきっかけの一つになったのは、勤務医時代、患者さんが苦しむ姿を数多く見て来たからです。
てんかんの治療は、軽度から中度の場合には薬物治療や迷走神経刺激治療をおこないます。迷走神経刺激治療というのは左側の大胸筋の上にパッドを埋め込み、頸部で迷走神経に微弱な電流を流して刺激する治療です。心臓のペースメーカーのようなものをイメージしてもらうといいかもしれません。当院では適切な手術先の紹介から、手術後のシステム管理・チェックまで対応します。また、てんかんの外科手術が必要な場合にも外部の医療機関と連携して治療していきます。
てんかんと診断されたけれど、てんかんに対する知識がない、手術の内容や術後の経過などについて聞いてみたい、と言う方も結構です。セカンドオピニオンのために来ていただいてもかまいません。これまでの経験を生かし、診断から病気のご説明、治療まで患者さん1人1人に合わせた治療を提供していきたいと思います。
患者さんの悩みや人生に寄り添う診療を心がける
これまで私は数多くのてんかんや脳神経疾患の患者さんを拝見してきました。頭痛やめまいで来られる方は大きな悩みを抱えていることは少ないですが、てんかんの方はさまざまな悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます。偏見の目で見られるなど人間関係に関することから、車の運転ができない、仕事を失うかもしれないなど、患者さんの悩みは多岐にわたります。
ですから、私が診療で大切にしているのは患者さんとのコミュニケーションです。これはただ単に治療のご説明を丁寧にするのではなく、患者さんの悩みや人生に寄り添う診療という意味です。
病気は生活習慣や人間関係が大きな原因になっている可能性もありますが、その人が背負っている人生を理解することで始めて個別の対応が可能になります。病気でふさぎがちな方であれば、お話を聞くことで心の扉を開くことも可能です。ですから、初診の方には特にお時間をかけて診療していきます。
これから受診される患者さんへ
脳神経外科というと、脳の血管が切れるなど重い病気を連想するかもしれませんが、診療ではさまざまな疾患の治療をおこなっています。というのも脳梗塞などの疾患の原因には高血圧や糖尿病、高脂血症など「生活習慣病」と呼ばれる疾患も密接に関係しているからです。頭痛・めまいといった症状が重い病気のサインであることも少なくありません。
当院では、生活習慣のコントロールやお薬の調整など、重篤な疾患に結び付く前の診断から予防治療まで幅広くおこなっています。病気予防のため、生活習慣病をコントロールするお手伝いもいたします。普段の体調管理から、病気の予防、手術・入院治療への橋渡しまで幅広くおこなうのがクリニックの役割です。お仕事をリタイアされ、日頃なかなか健康診断を受けることができない方は血液検査で生活習慣病や重篤な病気の兆候をチェックできます。
てんかんや脳疾患をお持ちの方はもちろん、ちょっとした風邪、アレルギー、よく眠れない、頭痛、めまいといった症状まで、気になることがあればご相談ください。これまでの豊富な経験を生かし、患者さん1人1人が、安心できる治療を提供いたします。
※上記記事は2019年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
森野 道晴 院長 MEMO
脳神経外科専門医
- 出身地:大阪
- 趣味:ゴルフ、カラオケ(カラオケは100曲以上のレパートリーあり)
- 好きな言葉・座右の銘:「塞翁が馬」
- 好きな場所・観光地:京都
グラフで見る『森野 道晴 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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