土屋 尚生 院長
TAKAO TSUCHIYA
服薬・カウンセリング・磁気刺激療法を柱に
対話を大切にした最適な治療を提案
国立琉球大学医学部卒業後、琉球大学医学部附属病院の精神神経科に入局。埼玉東松山病院、東京都小平市多摩済生病院、千葉県八千代市八千代病院の勤務を経て、千葉県南房総市三芳病院院長として勤務。2019年、アロハメンタルクリニックを開院(西武池袋線「富士見台駅」より徒歩1分)。
土屋 尚生 院長
アロハメンタルクリニック
練馬区/貫井/富士見台駅
- ●精神科
- ●心療内科
アロハ=ALOHAの心を大切にしたクリニック
父が耳鼻科の開業医をしており、医療は常に身近な存在でした。父からの後押しもあり、将来の仕事として選んだのが医師の道です。国立琉球大学医学部に進みましたが、病棟実習の際、患者さんとの距離が近く特に魅力を感じたのが精神科だったのです。国家試験終了後は、琉球大学医学部附属病院の精神神経科に入局。埼玉東松山病院、東京都小平市多摩済生病院、千葉県八千代市八千代病院で精神科専門医として、外来から入院まで数多くの患者さんを診察しました。その後、千葉県南房総市三芳病院院長として8年間の勤務を経て、2019年、アロハメンタルクリニックを開院いたしました(西武池袋線「富士見台駅」より徒歩1分)。
当院のクリニック名である「アロハ=ALOHA」はハワイのあいさつに使われる言葉です。この言葉は気さくで明るい印象を与える一方、「思いやり、調和、礼儀、謙虚、忍耐」を表すハワイ語の頭文字を集めた言葉で、非常にスピリチュアルな意味、良い言霊を持っています。親しみやすいクリニック名にしようと考えていたこともあり、この言葉を選びました。
服薬・カウンセリング・磁気刺激療法が治療の3つの柱
当院は駅近くの商店街と住宅がある閑静な場所にあります。当院の診療科目は、これまでの経験を活かした精神科と心療内科。うつ病からパニック障害、認知症、発達障害まで幅広い精神疾患に対応しており、発達に関する心理検査もおこなっています。患者さんは近隣の方を中心にご来院いただいており、年代も思春期からご高齢の方まで幅広く、若い方も少なくありません。クリニックならではの、気軽に通いやすい地域密着の診療をしていきたいと考えています。
ご相談いただく内容はさまざまですが、ストレスの現れ方は人それぞれ様々です。精神科疾患の診療で共通して特に大切になるのが「睡眠」です。睡眠の途中で目覚める中途覚醒や不眠など、睡眠状態が悪くなるのは精神科疾患に共通した症状です。眠れることが治療上重要な役割を持つため、最初はお薬を使用しても、いかに眠りを確保するかが大切になります。当院の治療はお薬だけでなくカウンセリング・磁気刺激療法という3つの軸があります。診療は私がおこないますが、現在は週に2日程度臨床心理士の方に来ていただき、専門家によるカウンセリングもおこなっています。患者さんの状態により最適な方法を選択するのが当院の治療コンセプトです。
新しいうつの治療「磁気刺激療法」
磁気刺激療法とは、電磁石の磁気で脳に刺激を与える治療法で、またうつ病の治療に用いられます。脳の各部位の中で、うつ病に関連するのが「左背外側前頭前野」という場所です。その場所を磁気による電気刺激で活性化するのです。1回の治療時間は10分から15分位。週に2、3回、合計10回から20回位通っていただきます。
脳に電気エネルギーを与える治療は、病状の改善に役立つことがこれまでの精神科治療で分かっています。しかし、電気による治療は大きな病院のみで、行う方法で、体への負担も大きい治療です。磁気刺激療法は体に負担をかけずにおこなうことができます。最新のメンタル系治療として、今後も力を入れていきたいと考えています。
「1対1の人としてお話をお聞きすること」を大切にする
いらっしゃる患者さんを拝見していて思うのですが、辛い時、身の回りに相談できる人がいない方も少なくないのです。ですから初診時は特にお話をお聞きすることを重要視しています。必要に応じてお薬の処方もおこないますが、お話しするだけでも気持ちが楽になる方も多いですよ。そして、最も大切にしていることは「1対1の人としてお話をお聞きすること」です。患者さんと対等な関係で、自然に向き合うようにしています。その上で患者さんの状態に合った治療方法を提案するのです。1人で悩まずにまずは専門医に気軽に相談して欲しいですね。
これから受診される患者さんへ
時々、患者さんから感謝のお手紙や「元気でやっています」と近況報告のご連絡をいただくこともあります。そんな時は医師をやっていて良かったと、とても嬉しく感じますね。治療を始めるきっかけは人それぞれですが、専門医による適切な治療を受けることで気分を楽にして病気を改善することは十分に可能です。
一昔前までは気軽に行きづらかった精神科への通院も、最近では気軽に通えるようになってきました。身近な存在として、より良い精神状態で日常生活を送れるお伝いが出来ればと考えています。当院は土日も診療しており、お電話でのご予約が可能です。眠れない、食欲がないなど、精神的に何か困っていること、不安に感じていることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
※上記記事は2019年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
土屋 尚生 院長 MEMO
精神科専門医
- 出身地:神奈川県
- 趣味:楽器(ピアノ、シンセサイザー)
- 好きな映画:オールジャンル
- 座右の銘:一日一日を精一杯
- 好きな音楽・アーティスト:クラシック、JAZZ
- 好きな場所:海
グラフで見る『土屋 尚生 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
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土屋 尚生 院長
練馬区/貫井/富士見台駅
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