岩井FESSクリニック
江戸川区/南小岩/小岩駅
- 整形外科
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電話 | 03-5694-4976 |
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所在地 | 東京都江戸川区南小岩8-18-4 第2杉浦ビル 101号室 |
最寄駅 | 小岩駅 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
WEB | |
休診日 | 月曜午後・火曜午前・水曜午後・木曜午前・金曜午前・土曜午前・日曜・祝日 |
診療時間 |
[月曜・水曜]8:15~10:30 [火曜・木曜・金曜]12:30~15:00 |
特徴 |
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HISASHI KOGA 古閑 比佐志 院長
脳神経外科専門医 |
医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
古閑 比佐志 院長への独自インタビュー
情熱があれば、不可能なことはない
我々の世代は、手に職を持つことが優先順位の上にきた時代でした。私もその1人で、当初は「患者さんを助けたい」といった高尚な理由からこの世界を目指したのではなく、手に職の中で最高の技術が医学だという認識から足を踏み入れたということになります。
大学卒業後は脳神経外科医として主に脳腫瘍の治療に従事していました。当時の医学の本には、「脳腫瘍は21世紀になっても治ることはない」と書いてありました。そうなると、逆にやりたくなってしまうのが人間というものでしょう(笑)。しかし、実際にその現場に入ってみると、本に書かれていたことが事実だということを思い知らされることになります。今ある医学知識では難しい。では、その次の方法を探すべきと考え、当時熊本大学にいらした脳腫瘍研究の第一人者の方を頼ったのです。その後、ドイツに赴いたのもその研究をさらに進めるためのものでした。父の病があり、想定したよりも短期間で帰らざるを得なかったのですが、日本に帰国後も研究者として10年余りを過ごしたということになります。
再び臨床の世界に戻ることになったのは、やはり父の病がきっかけとなりました。父の面倒を見るためにも、“医者”であるほうがプラスではないかと考えたのですね。ただ、1つ問題だったのが、研究生活等のために医師として20年ほどのブランクがあるということでした。それを負の経験とせず、医師としてのアイデンティティを得られる仕事としてめぐりあったのが内視鏡脊椎手術でした。今から10年ほど前のことになりますが、日本においてはこの種の手術は盛んにはおこなわれていませんでした。それを最も懸命に打ち込んでいたのが、岩井医療財団の稲波弘彦先生だったのです。先生の指導のおかげで、この手術においてはひとかどの人間になれたと自負しています。人間、情熱があれば、不可能なことはないのだと改めて思いますね。
「FESS」専門のクリニックとして
「FESS(フェス)」とは、「Full-Endoscopic Spine Surgery(内視鏡脊椎手術)」の略称です。内視鏡脊椎手術には様々な手術の方法がありますが、「FESS」はそのうちで最も低侵襲なものであり、傷は約7㎜、2〜3日での退院を可能にするものです。また、従来の内視鏡脊椎手術が腰のヘルニアだけを対象とするものであったのに対して、「FESS」は腰椎だけではなく、首や胸椎を含めたすべての脊椎を対象とし、ヘルニアだけではなく脊椎狭窄症などの疾患も対象となります。
この手術の1番の利点は、低侵襲であることでしょう。ご高齢の方は1日でも病院で寝たきりになると体力がガクンと落ちると言われています。この方法では、その日のうちに歩くことも可能になるため、のちのちのことを考えても意味のあるものと捉えています。
低侵襲とはいえ、人の体にメスを入れるわけですので、手術が最終手段という考えに変わりはありません。手術をしないで済むのであればそれに越したことはないわけですので、状態を伺い、投薬等で改善を図ることもこちらではおこなっています。あらゆる可能性を考慮し、その方にとって最適な道をご案内すべく、その窓口として当クリニックの立ち上げにいたったのです。