東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

三浦 健 院長

KEN MIURA

脳神経から一般内科まで幅広く対応。何でも気軽に相談いただける地域のかかりつけ医に

金沢医科大学医学部卒業。東邦大学医療センター大森病院(総合診療科・神経内科)、川崎市立川崎病院(総合診療科)に勤務。聖マリアンナ医科大学東横病院(脳卒中科)において主に急性期の脳神経疾患の治療に携わり、2019年4月に『みうら健内科クリニック』を開院(京急線「雑色駅」より徒歩5分)。現・東邦大学医療センター大森病院客員講師。

三浦 健 院長

三浦 健 院長

みうら健内科クリニック

大田区/東六郷/雑色駅

  • ●内科
  • ●リハビリテーション科

急性期の頭痛、物忘れ、パーキンソン病、脳卒中の治療に携わってきた経験を生かして

三浦 健 院長

学生の頃から、神経内科、中でも脳卒中という疾患に興味を持っていました。私が大学に入学した当時、この疾患は「治らない病気」という見方が一般的でした。それがまだ学生だった頃、「点滴で脳梗塞が治る」という活気的な治療法ができたのです。それ以来、薬物療法をはじめとして日本においても急速に脳卒中の治療は変わっていきました。その変化に興味を抱き、私もそれに関わりたいと考えたんですね。
2019年4月に『みうら健内科クリニック』は開院いたしました。私は大学では急性期の脳卒中の治療を担当してきました。治療が終わると、症状の重い軽いはあれど、なんらかの後遺症が残ることが多いです。適応がある方については、リハビリテーション専門の病院に移るなどして治療が受けられるのですが、軽症の方は自宅にお帰りいただくことになります。軽症といっても、脳卒中発症後はそれまでと動き方が違っていたり、以前に比べると不自由さというものを感じているものです。そうした方に関して、リハビリをおこなえる場所が少なかったというのが現状で、当院はそのリハビリを任せていただける施設という側面を持って開院いたしました。
「リハビリテーション」というと、整形外科の機械を使ったものをイメージされる方が多いかもしれません。それに対し、脳卒中のリハビリは、言葉がうまく話せない、周囲への認知がうまくいかない、手足の麻痺があるといった高次脳障害を対象としたもので、理学療法士や言語聴覚士がサポートをしていきます。脳梗塞の場合、発症から半年間、専門的なリハビリをおこなうことで、1年先、2年先の機能改善がまるで違ってくることが確認されています。私どもはそれを担う受け皿になりたいと考えていますし、同時に、脳卒中を過去に患った方の専門的な経過観察を地域のクリニックとして見守らせていただければと思っています。

内科医として、あらゆるお悩みに応えていく

三浦 健 院長

私は川崎市立川﨑病院の総合診療科で研修を受けました。頭のことだけではなく、内科医としてお腹や胸、あらゆるものを診ることができる医者を志してのことでした。専門以外は診られない、というのでは患者さんは困ってしまいます。
もちろん専門性の高いものについてはしかるべき専門家が診るべきで、精査が必要と判断した場合には、すみやかに高次医療機関へとご紹介します。その一方で、全ての病気の入り口としてあるのが開業医であり、お悩みの種類を問わず、まずいらしていただき、適切な判断をしていける場所を目指してまいります。

専門的な見地を生かした脳卒中の予防

三浦 健 院長

脳卒中とは「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」の総称です。これからの病気は、血圧やコレステロール、糖尿病等の生活習慣病が起因となりますので、日々の健康状態をチェックし、厳格なコントロールをすることで脳卒中を含めた血管障害を予防することが可能になります。当院ではCTによって必要に応じて脳の状態をチェックするとともに、頸動脈エコーで動脈硬化の変化を調べる等の手段により、総合的に血管障害のリスクを明らかにし、適切な指導をおこなってまいります。

すでに脳卒中を発症した方に関しては、生活習慣病の管理に加え、いわゆる血液サラサラのお薬を用いるのが一般的です。ただ、このお薬にも何種類かあり、脳梗塞のタイプや動脈硬化の場所によってお薬を使い分ける必要があります。その調整については、専門家として一日の長があると言えるでしょう。また、お薬全般について言えることですが、多くの方は何のお薬かをはっきりと知らないまま、たくさんの種類を服用しているケースが多々見られます。これも1つひとつを確認することでお薬を減らすことが可能になりますし、何のために、どのお薬が必要かを患者さんにご理解いただくことも大切と思い、診療にあたっています。

頭痛や物忘れのご相談も

日本人の4人に1人は頭痛持ちと言われており、開院以来、多くの方が頭痛を訴えて来院されています。当院ではCTを活用するなどしてその要因を明らかにするとともに、できる限り適切な治療をおこなえるよう努めています。頭痛も、痛み止めを飲みすぎてしまって起こってしまう薬物性の頭痛があります。そもそも痛み止めは人によって合う合わないがあるものですから、それらを吟味して治療をおこなっていく必要があるのです。
神経内科に関連するものとして、物忘れのご相談もよく承っています。認知症は、怒りやすくなったり、興奮して手が出るようになったり、幻覚や幻聴といった周辺症状が伴うことがあります。これらへの対処は専門的な知識が必要になる部分がありますので、経過を見ていきながら、最適と考えられるお薬の調整もさせていただきます。

これから受診される患者さんへ

頭痛や物忘れ、脳卒中等、脳神経内科に関わることはもちろんのこと、お身体のことで何かお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。これまでの経験を生かし、地域の身近なかかりつけ医として、皆様の健康を守るべく誠実に対応させていただきます。

※上記記事は2019年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

三浦 健 院長 MEMO

総合内科専門医 /神経内科専門医

  • 出身地:神奈川県

グラフで見る『三浦 健 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION