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植月 俊介 院長

SHUNSUKE UETSUKI

複数科の連携による診療で心も身体も健康に
男性更年期外来やメンズヘルス外来に注力

近畿大学医学部卒業後、総合病院での研修を経て、循環器科や救急医療にも携わる。約6年間、阪南病院の精神科や認知症疾患センターで臨床の経験を積む。2014年、大阪に静波(しずなみ)こころの診療所を開院。2019年、大森駅近くにマオメディカルクリニックを開院。

植月 俊介 院長

植月 俊介 院長

マオメディカルクリニック

品川区/南大井/大森駅

  • ●内科
  • ●泌尿器科
  • ●皮膚科
  • ●形成外科
  • ●心療内科
  • ●精神科

医師として成長しながら、患者さんのお悩みに向き合いたい

植月 俊介 院長

幼い頃から、精神科の医師だった父の背中を見て育ちました。物づくりや絵を描くことが好きで、建築家の道を目指した時期もありましたが、父の「社会貢献ができる仕事を」という言葉に後押しされて、医師の道に進みました。
卒業後、研修先の総合病院で循環器専門の先生と出会い、医療人のイロハを教えて頂き、仕事をする上でのやりがいを初めて感じました。循環器の救急に携わり、人の生死に関わる現場で数多くの臨床に触れ、プロの技術に触れました。循環器の分野に魅力を感じていましたが、この先の長い人生を考えた時に、父の仕事に対する向き合い方から、精神科は一生涯自分自身も変化し成長しながら人の為に尽くすことで、喜びを感じ続けていくことができると思い、精神科の専門家になることを決意しました。通常の外来ではなく、救急の場における精神科の診療に携わりたい気持ちが強く、阪南病院に約6年間勤務医としても、経験を積みました。その後、これまでの自分の経験を活かす場として、2014年に大阪に静波(しずなみ)こころの診療所を開院しました。こちらでは心療内科を中心に、パートナーの医師とタッグを組み、児童精神から認知症まで幅広く診療をおこなっています。
マオメディカルクリニックは、父の意志を受け継ぎ、もともと先祖がゆかりある江戸の地で、2019年、東京の大森駅近くに開院しました。ハワイの言葉で「緑」という意味の「オーマオマオ」からインスピレーションを受け、「緑」を連想する自然の力強さや、木々や山々から「静波は海、マオは山」としました。ロゴマークは豊かでカラフルな人生をイメージしてデザインしました。

心療内科・精神科を中心に複数科で連携した診療を

植月 俊介 院長

診療項目は、内科、泌尿器科、心療内科、整形外科、男性更年期外来、メンズヘルス外来、認知症サポートです。心療内科と精神科は私が、泌尿器科と一般内科に関しては部長 別所英治先生他、慈恵医大の複数名の医師が診療いたします。
当院では、男性更年期障害(LOH症候群)に特化した診療もおこなっています。男性更年期障害の症状は、こころの症状だけでなく、身体の症状や性の問題への影響が深く、症状が多岐に渡ることもあります。そこで当院では内科だけでなく泌尿器科、皮膚科を含む複数科を設けています。男性だけでなく女性にもご利用頂けるクリニックとして、地域の方の「かかりつけ医」として、内科では風邪や発熱などのよくある症状から、健康管理まで幅広い疾患に対応しています。泌尿器科では、女性に多い膀胱炎などの婦人泌尿器科や、夜尿症などの小児泌尿器科などを診療。STDの悩みにも対応しています。整形外科では、一般的な皮膚疾患を中心に今後は眼瞼下垂の手術まで対応していきたいです。
院内は入り口から開放感があり、リラックスして頂ける空間で安心してご利用頂けます。プライバシーに配慮した診察室、パーソナルトレーニングができる多目的ルームも併設しています。駅から近く利便性が良い場所にありますので、地域の方だけでなく通勤でご利用の方に多くお越し頂いています。

男性更年期障害に特化した治療とパーソナルトレーニングも

植月 俊介 院長

当院では男性更年期障害(LOH症候群)を中心とした診療に力を入れています。男性更年期障害は日本ではまだあまりフォーカスされていませんが、知らずにお悩みの方は多くいらっしゃいます。中には、精神科で「うつ病」と診断をされたのになかなか改善されず、実は男性更年期障害が隠れていたというケースもあります。「倦怠感」「体力や性欲の低下」「睡眠障害」など症状は様々で、診療では内科や泌尿器科、皮膚科と連携をとり、「メンタル(こころの症状)」「フィジカル(身体の症状)」「リビドー(性の問題)」の三本柱で総合的に診ていく必要があります。職場や家庭などで長期間心理的ストレスを受け続けることで、男性ホルモン(テストステロン)の減少が助長され、全身の不調を引き起こす原因になります。生活を共にするパートナーの為にも、男性が社会で元気よく仕事をすることは大切なことです。男性更年期障害と診断された場合は、ホルモン治療や漢方薬による治療だけでなく、食育や睡眠などの生活指導をおこない、息抜きができる環境作りのアドバイスもしています。院内の多目的ルームでは、体幹トレーニングの練習やマインドフルネスなどのパーソナルトレーニングを実施しています。また、土曜日には空手教室も実施しています。

自己否定をせずに、考え方の選択肢を増やすということ

患者さんとお話させて頂く際は、出来るだけ短い時間の中で真剣に濃い診察し、必ず「課題やテーマ」といったお土産を一つ持って帰って頂くことを心がけています。具体的には、患者さんにとって問題になっていることが何なのかしっかり見極め、脳内でどんな反応をしているのか脳科学的に診断。脳の状態がもたらす身体や心の症状をお伝えし、その症状を緩和するためにお薬を服用するかどうかについてお話をいたします。そして「課題やテーマ」をお伝えし、患者さんがご自身と向き合い考える時間をもってもらうようにしています。
私たちは日々生きていく上で、プレッシャーを感じる場面は違っても、ストレス耐性に男女差はないと思っています。ストレス耐性が低い人は敏感に感じてしまいますが、それも含めて生い立ちや今までの経験などによって今の自分が成り立っていると言えます。ですから通院やトレーニングをされている患者さんには、「諦め上手になること」を身につけて欲しいと思っています。人は常に変化をし続ける生き物です。変わるというのは、今までの考え方が180度変わるというものではなく、考え方の選択肢を増やすことで、それを生きる武器にするということです。人は誰にでも承認欲求があり、それが自己愛やナルシシズムに繋がっていますから、今までの自分の考え方が全く変わってしまったら自己否定になってしまいます。そうではなく、これまでの自分を100%認めた上で、今回行き詰った問題に対して、他の考え方も取り入れようとすることです。これはある意味、「上手な諦め方」と言えます。「今までの自分だったらこう考えたけど、先生と話して治療も受けて、失敗も克服してきて、まあなんとかなるって考え方になってきたな」と思っていただければ、それは選択肢が増えたということです。それがストレス耐性を引き上げることになると思っています。

これから受診される患者さんへ

お仕事現役世代が抱える悩みは様々で、「会社に行けない」「眠れない」という症状の方が多くいらっしゃいます。正しい食生活、睡眠時間など日常生活の中から変えていくことが改善に繋がります。障害のあるなしに関わらず、全ての人が自分の持って生まれた才能を活かし、もっと生きやすい世の中になって欲しいと願っています。男性女性に関わらず、身近に相談できる場所として気軽にご利用ください。

※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

植月 俊介 院長 MEMO

精神科専門医

  • 出身地:福岡県
  • 趣味:絵を描くこと、サーフィン、空手
  • 好きな言葉:『人生は大きな未完成であれ』横山大観
  • 好きな音楽:オールジャンル
  • 好きな場所:海

グラフで見る『植月 俊介 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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