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野口 拓哉 院長

TAKUYA NOGUCHI

未来につづく、今を診る。
私たちは、人と社会の幸せをめざす、街の医療チームです

福島県立医科大学卒業。海老名総合病院、けいゆう病院などに勤務。2021年3月に『ときわ在宅クリニック墨田』院長に就任(JR総武線「錦糸町駅」より徒歩8分)。

野口 拓哉 院長

野口 拓哉 院長

ときわ在宅クリニック墨田

墨田区/江東橋/錦糸町駅

  • ●内科
  • ●小児科
  • ●訪問診療

自分自身にとってふさわしい医療の場所に

野口 拓哉 院長

『コードブルー』や『医龍』など、ちょうど私が高校生の時は数多くの医療ドラマが放送されていました。今振り返るとその影響もあったのでしょう、「どうすれば人の役に立てるか」と考えたときに、医療の道に進むのがもっとも適うと思ったのです。
福島県立医科大学卒業後は、海老名総合病院、けいゆう病院など、いわゆる市中病院に勤務し、内科一般を広く経験してきました。大学の医局に籍を置き、専門の領域のスペシャリストとなるのが一般的な医師のキャリアですが、私はそれとは違う道を歩んできました。専門性は必要なことですが、それだけが医師の形とはどうしても思えなかったのです。訪問診療に出会えたのは、その意味でも幸運なことだったと思っています。患者さんの元に赴き、時間をかけてしっかりと話し合い、そのニーズに応えていく。私にとって、もっともふさわしい医師の形にたどり着けたと思っています。

まずはお話を聞くことから

野口 拓哉 院長

診察ではお話を聞くことが大切なわけですが、そのためには心を開いていただかなくてはなりません。ですから、まずはこちらから体調などを聞き、時に世間話もしながら、患者さんが話しやすい雰囲気やペースを作り、お話を伺えるよう心がけています。患者さんと同じ目線で、というところが大切です。訪問診療では、ご本人のみならず、ご家族や付き添う方々もいらっしゃいます。すべての方のご希望に応えるのは難しいことですが、お話を伺った上で、うまく折り合いをつけ、今後の治療方針や生活の方法を一緒に考えまとめることも訪問診療に求められる役割と認識しています。

患者さんやご家族の幸せのために、共通認識を持って臨んでいく

野口 拓哉 院長

法人の医療法人社団ときわが新しいものを積極的に取り入れていく方針ということもあり、ビジネスツールを用いて情報の共有に努めています。ツールを用いれば、直接会うことが難しい他拠点の医師とも容易にコンサルができますし、またケアマネジャーさんや訪問看護師さんともスムーズに情報を共有することが可能になります。訪問診療では、医師と患者さんの関係だけではなく、介護職をはじめとした他の専門職の方々との密な連携が必須です。ツールも有効に用いながら、大事な場面では電話であったり、直接話し合う機会を設けたりし、患者さんの生活をサポートできるよう心がけています。すべては患者さんやご家族が良い方向に向かうためのものであり、共通認識を持って日々の診療に取り組んでいます。

年齢、疾患の区別なく、あらゆる人に医療を届けていきたい

患者さんの約4割が慢性疾患をお持ちの方で、もう4割ががんの終末期の方。そして残りの1割、2割の方が、なんらかの理由で通院が困難であるか、あるいは先天性の疾患を持ったお子さんで成人へと移行する期間にあたる方です。通常、15歳を目安に小児科の枠から外れてしまうわけですが、重症心身障害のある方の場合、受け入れ先が見つからず、結果として、小児科の医師が成人になった方々を引き続き診ていくケースが少なくありません。病態が病態ですから、難しいことは確かですが、当クリニックでは気管切開をされている方を含め、そうした方々を積極的に受け入れています。もちろん、そのためには医師や看護師、スタッフの知識や技術のアップデートが欠かせませんので、私自身も日々成長していける医師でありたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

クリニックでは、誰もが質の高い医療を享受できる未来を目指し、日々の診療に取り組んでいます。質の高い医療というと、再生医療に代表される最先端医療をイメージされるかもしれません。ですが、私たちは、1人ひとりの患者さんの価値観に見合った、もっともふさわしい医療を提供できることこそ質の高い医療と認識しています。誰もが質の高い医療を享受できる未来に向けて、今後も精進を続けてまいります。

※上記記事は2022年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

野口 拓哉 院長 MEMO

  • 出身地:群馬県
  • 趣味:「子供と一緒に過ごすこと」
  • 好きな本:海堂尊
  • 好きな映画:オールジャンル
  • 好きな音楽・アーティスト:ロック/ONE OK ROCK、King Gnu
  • 好きな場所・観光地:群馬、福島/沖縄

野口 拓哉 院長から聞いた
『誤嚥性肺炎』

誤嚥性肺炎を予防する意識が大切に

年齢を重ねていくと、身体機能は多かれ少なかれ衰えていきます。それに伴い、飲み込みの機能も衰え、食べ物をこぼしてしまったり誤嚥したり、それが原因で比較的軽症の場合は気管支炎でおさまることもあれば、肺炎を起こしてしまい、酸素を取り込めなくなり、酸素投与が必要な状況に陥ってしまうこともあります。これが、誤嚥性肺炎です。
中年以降、「むせることが多くなった」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、むせることができているということは、誤嚥してしまったものを自力で外に出すことができているということです。つまり、機能の衰えは、むせる力も含めて、飲み込む力が弱くなってしまっているということなのです。
飲み込みの機能の衰えは、老いのせいでもありますから、自然なことと言えるかもしれません。ですが、予防は十分に可能です。8020運動に代表されるように、歯を残して噛む機能を維持し、口腔内を清潔に保つことで誤嚥性肺炎のリスクを軽減することが可能になります。治療も大切ですが、この疾患については予防が重要になっていくでしょう。

グラフで見る『野口 拓哉 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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