日本橋アレイラクリニック

岸本 佳子 院長への独自インタビュー

留学時代に出会った「エイジングケア医療」

小さな頃は体が弱くて、眼科や皮膚科のクリニックなどには度々お世話になっていました。そうした経験があって医療を身近に感じるようになり、それが医師を志す最初のきっかけだったかもしれません。ひと足先に兄が医学部に入ったことで、「私にも医療という選択肢があるな」と思いました。
大学卒業後は、放射線科の医師として経験を積みました。20年あまりキャリアを重ねる中では、大学病院で診療にあたるほかに、北欧やアメリカへ留学した時期もありました。忙しくも充実した毎日の中、転機になったのは十数年前、米・ジョージタウン大学に留学したことでした。ある学会で「エイジングケア医療」に出会い、たいへん興味を持ちました。日本にはなかった概念について専門的に学び、アメリカの専門医の資格を取得して、帰国後大学病院に勤務しながらエイジングケア医療に携わってきました。

心と体を優しくいやす、リラックスした雰囲気のクリニック

予防医療やエイジングケア医療を診療してきた経験をふまえ、『日本橋アレイラクリニック』を開設したのは2018年でした。患者さん一人一人にオーダーメイドの治療をご提供するためにも、自分の考えのもとに、自分らしいスタイルで診療していきたいと考えたからです。当院が「完全予約制」「自由診療」のみとしているのも、一人一人ゆっくり話を聞き、その方にとっていちばん良い治療プランをご提案したいという想いからです。
ここ日本橋は、古きよき日本の伝統と新しい感性が上手にミックスされた、落ち着きのある街ですよね。このエリアでクリニックに立ち寄って、リラックスしながら心身のコンディションを整えていただくことで、元気になって頂きたいと考えています。
クリニックの中は、従来の医療機関とは一線を画して、個室や診察室にカーペットを敷いたり、心がやすらぐように色彩や音、匂いなどにも心配りをしています。患者さんのプライバシーに配慮した環境を整えておりますので、デリケートなお悩みも安心してご相談頂けます。
来院される患者様の年齢層は30代～80代と幅広く、男女とも来院されますが、数としては女性の方が多いですね。エイジングケアに特化したクリニックと言いますと、女性専用のように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。銀座のクリニックで診療していた頃からお付き合いが続いている患者さんがいらしたり、治療に満足してくだった患者さんが、お母さま、ご友人を連れて来てくださることがあったり。ご主人やパートナーとご一緒に通院なさる方もいらっしゃいますね。病気になりにくい体づくりをすることは、みな様やご家族にとってもとても大切なことだと思います。

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