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菊地 さやか 院長

SAYAKA KIKUCHI

何でも気軽に相談できる「かかりつけ医」を目指して。患者さんと丁寧に向き合い、問題解決のお手伝いを

浜松医科大学医学部卒業後、麻酔科を専門に研鑽を積む。麻酔科専門医を取得後に皮膚科に転向し、皮膚科の専門医資格や博士号を取得。2018年に『あおば皮フ科クリニック』を開設し、現在に至る。

菊地 さやか 院長

菊地 さやか 院長

あおば皮フ科クリニック

港区/麻布十番/麻布十番駅

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●美容皮膚科

幼少期の体験をきっかけに、医師を目指すように

菊地 さやか 院長

小さな頃は体が弱かったため、小児科のお世話になることが度々ありました。そうした幼少期の記憶が心に残り、わりと早くから医師になることを考えていたように思います。自分の中にある「お医者さん」のイメージは、困っている人に寄り添い手を差し伸べ、死の淵にある患者さんの命を救えるような存在でした。そのため理想の医師像に近付けるよう、大学卒業後は患者さんの全身管理を担う東京大学医学部附属病院 麻酔科に進みました。
麻酔科医の主な仕事は、手術を受ける患者さんに麻酔をかけ、安全確保のために呼吸や血圧などを適切にコントロールすることです。たしかに患者さんの全身を診られることに間違いありませんが、患者さんは皆さん麻酔で眠っておられるため、直接お話をすることはできません。自分の中にあった「お医者さん」のイメージとはすこし違う……。そのことに気付いたことで、思い切って皮膚科に転向することを決めました。私自身もアトピーに悩まされていましたので、皮膚科であれば本当の意味で患者さんのお気持ちに寄り添った診療ができると思ったからです。その後は東京科学大学の皮膚科に籍を置き、大学病院や関連病院で経験を積みました。

何でも気軽に相談できる「かかりつけ医」を目指して

菊地 さやか 院長

麻酔科と皮膚科の2つの専門医資格を取得する一方、プライベートでは一児の母となり、『あおば皮フ科クリニック』を開いたのは2018年7月でした。産休を終えて大学病院に戻るかどうかというタイミングで開業する道を選んだのは、患者さんにとって身近な場所で診療していきたいと考えたからです。
麻酔科医をしていた頃は、早期発見・治療をすることができず、重症化してしまった患者さんの手術に入ることが多くありました。皮膚科の病気は直接命にかかわることは少ないですが、受診しやすくて何でも相談できるクリニックがあれば、地域の方々の健康を守るお手伝いができるのではないかと思ったのです。当院は皮膚科クリニックではありますが、私には麻酔科医としていろいろな診療科の先生方とコミュニケーションを取ったり、さまざまな診療科で病気を診てきたという経験があります。地域のかかりつけ医として適切な治療の道案内ができるかと思いますので、どのようなことでも遠慮なくご相談いただきたいと思います。

「皮膚の専門家」として幅広いニーズに対応

菊地 さやか 院長

当院では小さなお子さんからご高齢の方まで、さまざまな皮膚のお悩みに対応しています。港区は子育てがしやすいエリアのため、当院にも小さなお子さんや保護者世代を中心に、ご家族みなさんで通ってくださる患者さんも少なくありません。開業当初はまだ小さかった子が小学校や中学校に通うようになったり、「就職しました」「結婚しました」などのうれしい報告をいただけたりすることに開業医ならではのやりがいを感じます。
私は大学で食物アレルギーやアトピー性皮膚炎を専門にしていたため、小児のアトピー性皮膚炎に対して専門的な治療を行える点に強みがあります。このほか、皮膚のかゆみ、かぶれ、ニキビなどの皮膚症状に加えて、花粉症や食物アレルギーなどのアレルギー症状にも対応しておりますので、気になる症状は我慢せずに早めにご相談ください。特にニキビは「痕(あと)」を残さないことが大事ですから、毎日のスキンケア方法などを含めて皮膚の健康を守るお手伝いをしたいと思っています。

患者さんと丁寧に向き合い、問題解決のお手伝いを

日本の医療制度では、悪いところを治す「治療」には保険が適用されるものの、「ニキビ痕をきれいする」「シミを取る」など美容目的の施術は保険適用になりません。とはいえ患者さんからはこうしたご要望をいただく場面も多く、また、普段のスキンケア+αの施術で、健康なお肌を維持していただけたらという思いから、自由診療のメニューをご用意していることも当院の特徴です。フォトフェイシャル、エレクトロポレーション、ケミカルピーリング、CO2フラクショナルレーザーを柱に、あくまでも「保険診療の延長線上」として施術を行うことで、皮膚症状の改善、ひいては予防医学の重要性に気づいていただけたらと思っています。
患者さんの皮膚のお悩みはさまざまで、ご相談いただく内容もそれぞれに異なります。コンプレックスを抱えながら過ごし、思い悩んだ末にようやく受診される患者さんも少なくありません。私はそんな患者さんのお気持ちを受け止め、できる限りのことをして差し上げたいと思っています。ホスピタリティあふれる接遇と言いますか、血が通った診療と言いますか……。患者さんと「人」と「人」として向き合い、悩みや不安が解決するように精一杯お手伝いしたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

にきびをはじめとした皮膚疾患は、適切なスキンケアによって一定の予防効果が期待できます。診察の際にはお薬の使い方に加えて、毎日のお手入れ方法なども丁寧にご説明することによって、患者さんに前向きに治療に取り組んでいただけるようにしています。「北欧カフェ」をテーマにした院内は、あたたかみのある居心地のよい空間になっておりますので、初めてお越しになる方にもリラックスしてお過ごしいただけるのではないでしょうか。診察を担当するのはほとんどが子育て経験のある女性医師ですから、小さなお子さんの診察も安心してお任せください。今後も常に最新の知見を取り入れつつ、皆さまのニーズに柔軟に対応していきたいと思います。

※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

菊地 さやか 院長 MEMO

皮膚科専門医 /麻酔科専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:浜松医科大学
  • 趣味・特技:旅行、ヨガ、ベランダ菜園「子どもといっしょに楽しんでいます!」
  • 好きな作家:湊かなえ
  • 好きな映画:『いまを生きる』「ハリー・ポッターシリーズ」
  • 好きな観光地:沖縄などの海、クロアチア
  • 座右の銘:「継続は力なり」

菊地 さやか 院長から聞いた
『にきび』

「ニキビ痕」を残さないために早めの受診を心がけて

思春期のニキビは、皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まることによって生じます。皮脂腺が発達したおでこやあごの毛穴が詰まって白い点々のようなもの(コメド)ができ、やがて炎症を起こして赤く腫れあがることが特徴です。

ニキビの治療では塗り薬を使用することに加え、朝晩の洗顔や保湿をしっかり行うなどのスキンケアが大事です。ニキビは「痕(あと)」が残りやすい皮膚疾患のため、気になる症状があれば早めに皮膚科クリニックを受診して相談なさることをおすすめします。

グラフで見る『菊地 さやか 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION