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小林 俊一 理事長

SHUNICHI KOBAYASHI

「健康や病気について学べるクリニック」を広げ、地域のみなさまがいつまでも健康でいられるように

札幌医科大学医学部卒業。日本鋼管病院で初期研修後、東大宮総合病院にて消化器内科医として勤務。その後、西村記念病院勤務、行徳アフター5クリニック院長を経て、2012年に『仁愛堂クリニック』を、続いて2018年に『葛西内科皮膚科クリニック』を開院(東京都メトロ東西線「葛西駅」西口から徒歩4分、「西葛西駅」南口からも徒歩12分)。

小林 俊一 理事長

小林 俊一 理事長

葛西内科皮膚科クリニック

江戸川区/中葛西/葛西駅

  • ●内科
  • ●糖尿病内科
  • ●皮膚科
  • ●呼吸器内科
  • ●消化器内科
  • ●小児科
  • ●小児皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●美容皮膚科

より多くの方の健康に寄与していきたい

小林 俊一 理事長

私が小学生の頃、発展途上国等で医療が発達していない地域の特集がテレビでよく放映されていました。日本でなら治るものも海外では医療資源がなく、亡くなってしまう方が多いということ、その人たちを助けるべく、どの地域であっても、どんな病気であっても対応していく国境なき医師団という存在があることを知りました。彼らの存在に憧れて、医師を志し、晴れて医学生となった私は、「どんな病気にも対応していきたい」という思いから、一つの病気だけでなく体全体を診る診療「全人的医療」を極めたいと考え、大学卒業後、スーパーローテートと呼ばれるようになった研修生制度のもとで総合診療を学びました。その流れの中でスペシャリティとして消化器内科を専攻し、内視鏡業務等に従事してきたのです。

2012年に『仁愛堂クリニック』を開設、そして2018年にこの地に『葛西内科皮膚科クリニック』を開設いたしました。今後も一層、地域の方々の健康に貢献していきたいと思っています。

糖尿病専門医による総合的糖尿病診療

小林 俊一 理事長

当院では二診体制をとり、内科と皮膚科の両面から地域のみなさまの健康を支えています。
内科では、一般内科をはじめ、糖尿病内科、消化器内科、そして呼吸器内科を掲げています。中でも特に力を入れているのが糖尿病治療です。糖尿病専門医が生活習慣の改善指導からインスリン導入まで一貫して対応しており、近年注目されているGLP-1受容体作動薬などの新しい治療法も積極的に取り入れています。この治療は血糖コントロールだけでなく、体重管理にも良い効果をもたらすことから、希望される方が増えています。また、院内では迅速HbA1c検査に対応し、さらに糖尿病の管理をより正確かつ安全に行うために、腕にセンサーを装着して血糖変動を24時間管理する「持続血糖測定(リブレ)」を導入しています。受診当日に血糖コントロールの状況をお伝えし、その場で結果を確認しながら治療方針を相談できるため、患者さんの理解も深まり、より納得感のある診療につながっていると感じています。

赤ちゃんからご高齢の方まで幅広い世代のあらゆる皮膚のお悩みを

小林 俊一 理事長

皮膚科では、赤ちゃんやお子さんからご高齢の方まで、幅広い年代の方を診ています。皮膚科では爪や頭皮まで含めた全身の皮膚疾患を対象にしており、湿疹やニキビ、アトピー性皮膚炎などの一般的な疾患はもちろん、保険診療では改善が難しいシミなどのトラブルにも対応しています。

保険診療を中心に行っていますが、必要に応じて自由診療にも対応しています。 自由診療の分野では、IPL(フォトフェイシャル)を導入しています。これはシミやくすみなどに幅広く対応できる治療で、一点を強く照射するのではなく、顔全体をやさしくトーンアップさせるのが特徴です。副作用や合併症も少なく、自然な仕上がりを希望される方に適した治療といえます。
どのような治療にも共通しているのは、「患者さんにとって、今必要な医療を的確に提供する」という考え方です。医師としての判断と、患者さんご自身の希望をすり合わせながら、最善の治療を一緒に考えていくことを大切にしています。

健康や病気について学べるクリニック――健康教育を軸にした予防医療

日本の医療は保険診療が中心のため、症状がなければ受診できない仕組みになっています。けれども、病気というのは、症状が出た時点である程度進行していることがあることも確かです。そうした現状を踏まえ、患者さんの健康意識を高め、早期発見・早期治療につなげることが、かかりつけ医の重要な使命と感じています。行政によるがん検診や特定健診もありますが、受診率はまだ決して高いとは言えません。だからこそ、私たちかかりつけ医が日々の診療の中で、患者さん一人ひとりに健康に関する知識や情報を伝えていくことが必要です。

この考えをもとに、当院では「健康や病気について学べるクリニック」として、医師だけでなく受付や看護師など、スタッフ全員が患者さんに健康や病気に関する啓発を行っていくことを大切にしております。単に病気を診るのではなく、健康の維持・増進に関する情報を共有し、患者さん自身の健康意識を育てていくこと。総合診療に予防医学を掛け合わせた、この新しい形の全人的医療を日々実践しています。そして、この理念に賛同していただける医療機関と共に「健康や病気について学べるクリニック」を全国的に広げていきたいと考えております。

これから受診される患者さんへ

「健康や病気について学べるクリニック」では、総合診療はもちろん、月ごとにテーマを設け、主病以外にも患者さんが知っておいた方が良い様々な疾患啓発や、検査やワクチンなどの案内を行っております。近隣医療機関とも連携し、診療科の垣根を越えて知識を広めることを意識しています。
そして私たちは、患者さんが学んだ健康知識を「家族にも伝えてほしい」という思いがあります。通院されている方がご家族と健康知識を共有することで、地域全体の健康づくりにつながっていく——そんな連鎖を生み出していきたいのです。
「私と家族のかかりつけ医」、そう思ってもらえる様に、患者さんやご家族も、気軽に相談できて、安心して通えるクリニックづくりに、これからも努めてまいります。

※上記記事は2025年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

小林 俊一 理事長 MEMO

総合内科専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:北海道
  • 出身大学:札幌医科大学
  • 趣味:読書
  • 好きなこと:旅行
  • 好きな観光地:京都、北海道
  • 座右の銘:「今を生きろ」「なぜベストを尽くさないのか」

小林 俊一 理事長から聞いた
『糖尿病』

糖尿病について

糖尿病は、血液中の糖(血糖)が慢性的に高くなる病気です。食事で摂った糖をエネルギーに変えるためには「インスリン」というホルモンが必要ですが、この働きが不足したり、効きにくくなることで血糖値が上がります。糖尿病は大きく分けて、インスリンがほとんど出ない1型糖尿病と、生活習慣や遺伝が関係する2型糖尿病があります。日本では圧倒的に2型糖尿病が多く、食生活の乱れや運動不足、肥満、ストレスなどが主な原因です。
初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると「のどが渇く」「尿の回数が増える」「体重が減る」「疲れやすい」「手先や足先がしびれる」といった症状が現れます。放置すると、動脈硬化が進み、心臓病や脳梗塞、腎臓病、失明、足の壊疽(えそ)など、全身に重大な合併症を引き起こすことがあります。そのため、早期発見・早期治療が何よりも大切です。
診断には、血糖値やHbA1c(過去1~2か月の平均血糖)検査が必要であり、当院では当日中に結果が出ます。また、腎臓や膵臓、動脈硬化の影響を調べるために尿検査や血液検査、腹部エコー検査、頸動脈エコー検査を併せて行うこともあります。当院では、結果をもとに患者様の生活背景を丁寧に伺い、最適な治療方針を一緒に考えていきます。
治療の基本は「食事療法」「運動療法」「薬物療法」です。食事はバランスを整え、糖質の摂りすぎを防ぐことが重要です。運動は無理のない範囲で継続し、インスリンの働きを改善させます。これでも血糖が下がらない場合には、内服薬やインスリン注射を組み合わせてコントロールします。最近では、体重管理にも役立つ新しい薬も登場しています。
糖尿病は「うまく付き合えば、健康を維持できる病気」です。継続的な治療と生活改善によって、合併症を防ぎ、元気に過ごすことが可能です。


『葛西内科皮膚科クリニック』では、血糖コントロールだけでなく、食事・運動・生活習慣まで含めた全人的なサポートを行っています。管理栄養士も在籍しており、身体の基本となる食事から変えて、血糖を良好に保つことが出来るように力を入れております。気になる症状がある方、健診で指摘を受けた方は、どうぞ早めにご相談ください。

グラフで見る『小林 俊一 理事長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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