東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

依田 奈緒美 院長

YODA NAOMI

外来・デイケア・訪問リハビリを通して
地域の患者さんと、そのご家族を支えていく

埼玉医科大学を卒業後、昭和大学病院のリハビリテーション科に入局。リハビリテーションを中心に診療を続け、20年あまり経験を重ねる。2018年、大田区蒲田に開業。

依田 奈緒美 院長

依田 奈緒美 院長

東京リハビリ整形外科クリニックおおた

大田区/蒲田/蒲田駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●訪問診療

愛着のある地元に、リハビリテーションクリニックを開業

依田 奈緒美 院長

父をはじめ、親類も医師ばかりという環境に育ちましたので、医療系に進むのが「当たり前」のことだったと言いますか。はじめは、薬剤師になろうと思っていたのですが、中学2年生のときに「お医者さんになれば?」と言われ、「じゃあ、そうする」と答えてしまったんです。後々、受験勉強のあまりの大変さに直面して、思い切り後悔しましたけれど(笑)。この場所で開業していた父の跡を継ぐために、埼玉医科大学に進学しました。
大学卒業後は、昭和大学病院のリハビリテーション科に在籍して診療をはじめました。その後、都内の病院で経験を重ね、『東京リハビリ整形外科クリニック おおた』を開設するまでは、同じ大田区内にある東京蒲田病院で診療していました。蒲田は私の地元であり、このクリニックは父が25年間診療していた場所でもあります。そうした愛着のある地域のみなさま、患者さんとそのご家族に寄り添える「ホームドクター」でありたいと思っています。

アットホームな雰囲気のなか、質の高い医療を提供

依田 奈緒美 院長

『東京リハビリ整形外科クリニック おおた』では、整形外科の外来診療、リハビリテーションを中心に、患者さんとご家族の生活をサポートしています。院内には、2つの診察室のほかに、広々としたリハビリテーション室があり、最新のリハビリ機器を積極的に導入しています。外来でのリハビリ、デイケア型のリハビリのほか、患者さんのご自宅に伺う訪問リハビリにも対応できるのが当院の特長。また、大学病院から専門医をお招きして、小児リハビリなどもおこなっていますのでご相談ください。
来院される患者さんは近隣にお住いのご高齢の方が中心で、父が診療していた頃に通っていらした方が、「また始めたのね」と、足を運んでくださることもあるんですよ。当院には私たちドクターのほかに、理学療法士や看護師など、それぞれに高いスキルを備えたスタッフが患者さんをサポートしています。たとえ職種は違っても、スタッフたちはみんな仲が良くて、このアットホームな雰囲気が、そのまま患者さんに伝われば嬉しいなと思います。

地域に根差した「ホームドクター」をめざして

依田 奈緒美 院長

私は、地域のみなさまのホームドクターとして、患者さんを治療するだけでなく、ご家族の心のケアにまで携わりたいと思っています。たとえば、ご家族の中に寝たきりの方がいらしたり、障がいのあるお子さんがいらしたりすると、患者さんを支えるみなさんの負担は、とても大きなものがあります。病気は一時のことですけれど、家族という形はずっと一生続いていくもの。ご家族のみなさんが、何もかもご自分たちで抱え込むことがないよう、手を差しのべたり、適切なアドバイスをさし上げることも、私たちホームドクターの大切な役割だと思います。
幸い当院では、外来診療のほかにリハビリテーションもおこなっていますし、デイケアという形で患者さんをお預かりすることも可能です。リハビリをしたいけれど家から出られないといったケースでは、患者さんのご自宅を訪問して、ベッドの上でもできるリハビリをご指導することもできるでしょう。また、別組織ではありますけれど、クリニックの上の階には老人ホームがありますので、もしも必要な場合には入所の橋渡しができるかもしれません。1つの建物の中でいろいろなことに対応できますので、ぜひご活用いただきたいと思います。

患者さん1人1人に、オーダーメイドのリハビリテーションを

当院の大きな柱であるリハビリテーション科では、医師の診断のもと、理学療法士が患者さんお1人お1人にオーダーメイドのプログラムをお作りします。クリニックの開設にあたっては、さまざまなリハビリ機器を導入しましたが、中でも『Honda歩行アシスト』、パナソニックの『デジタルミラー』などは、その日の運動量を測定・記録して、リハビリの効果を目で見える形にしてくれる最新機器です。毎日のリハビリをゲーム感覚で楽しめるなど、飽きることなく続けられる工夫がされていますので、きっとリハビリを頑張る患者さんの励みにもなるはずです。
たとえば、脳梗塞を患った方やパーキンソン病の患者さんなどは、体のバランスがとれずに上手に歩くことが難しいんですね。そうした患者さんの腰に『Honda歩行アシスト』を装着しますと、右足、左足と、交互に足の運びをサポートしてくれるんです。こうして上手に歩ける感覚を「脳に覚えさせる」ことを繰り返していくうち、自然とご自分の力だけで歩けるようになるのです。クリニックにいる時間はもちろんですが、ご自宅に帰った後も快適にお過ごしいただけるように、患者さんをしっかりサポートしていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『東京リハビリ整形外科クリニック おおた』は「蒲田駅」や「梅屋敷駅」から、それぞれ歩いて10分ほどの場所にあります。以前、ご高齢の患者さんの手足のふるえを見て、「パーキンソン病」を疑ったことがありました。その方は、ご高齢の方に多い「本態性振戦」と診断されて治療を続けていたのですが、症状に改善がみられなかったんですね。その患者さんはパーキンソン病のお薬を飲み始めて、手足のふるえに悩まされることもなくなったのですが、私は嬉しさとともに「症状を正しく見極める」ことの大切さを痛感しました。たとえ整形外科領域の症状ではなくても、消化器科を受診するべきか、循環器科を受診するべきかを正しく見極めて、患者さんを適切な医療につなげることが、私たちホームドクターの役割です。もしも何か気になっていることがありましたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。

※上記記事は2018年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

依田 奈緒美 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:映画鑑賞
  • 好きな映画:洋画
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:洋楽

グラフで見る『依田 奈緒美 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION