永岡クリニック
江東区/大島/大島駅
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永岡 康志 院長への独自インタビュー
父の背中を追って医師になり、消化器外科を専門に
私が医師になったのは、やはり父の存在が大きく影響しているように思います。父は城東病院を経て『永岡医院』を開設し、30年あまりにわたって地域に根差した診療を続ける現役の医師。私は、「砂町の赤ひげ」と言われるほど患者さん想いの父の姿を見ながら育ち、ごく自然な流れで医師を志すようになりました。もともと、何か手に職をつけて仕事をしたいと考えていましたし、医師であれば、医療を通して社会貢献ができるのではないかと思ったんです。
東邦大学医学部を卒業した後、自分の専門分野に消化器外科を選んだのは、手先の細かい作業が得意だということ、手術によって患者さんの症状が劇的に改善するという点に魅力を感じたためでした。そうした所にやりがいを感じて外科医になったものの、勤務医時代にあれほどハードな日々を過ごすことになるとは、当初は考えてもみないことでした(笑)。また、胃がん・食道がん・大腸がんなど様々な消化器悪性腫瘍の手術を経験し、診断からはじまり、手術・化学療法と治療を行い終末期緩和医療までを行っていましたので、最期まで患者さんに寄り添えるこどにやりがいを感じていました。
地域に根差した「家庭医」をめざして
大学病院では、胃がんや食道がんの手術をはじめ、最先端と言われる医療に従事してきました。そうした経験をふまえつつ、父のような家庭医になることをめざして、『永岡クリニック』を開設しました。個人のクリニックは通常、世襲制であるのが一般的かもしれません。ですが、大島は総合医の過疎化が進みつつある地域であり、実際にこの辺りにお住いの患者さんが、砂町にある父の医院に足を運んでくださることも少なくありませんでした。そのため、この場所に私がクリニックを構えることによって、きっと地域のみなさまのお役に立てるのではないかと考えたんです。
近隣にお住いの小さなお子さんからご高齢の方まで、2世代、3世代と、ご家族みなさんに通っていただきたい。そう考えて、クリニックの建物はどなたにも優しいバリアフリー設計にしました。院内のトイレは、介助者の方と一緒に車いすのまま、また、親子で一緒にお入りいただけるほか、各所に手すりを付けるなどして、地域のみなさまに安心して受診していただけるようにしています。ゆったりとした待合スペースは、清潔感のある白をベースに、木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間になっていますので、お茶を飲みに行くような感覚で、地域のみなさんの憩いの場として気軽に足を運んでいただきたいと思います。