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有馬 慶太郎 院長

KEITARO ARIMA

ホスピタリティ・マインドを持ち、「来てよかった」と喜んでいただけるクリニックを目指して

長崎大学医学部医学科卒業。聖路加国際病院小児科、日本赤十字社医療センター小児科(小児循環器内科)勤務を経て、2018年1月に『茗荷谷キッズクリニック』を開設(東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」より徒歩1分)。

有馬 慶太郎 院長

有馬 慶太郎 院長

茗荷谷キッズクリニック

文京区/大塚/茗荷谷駅

  • ●小児科
  • ●アレルギー科

子ども達の未来を救えることにやりがいを見出して

有馬 慶太郎 院長

私が高校生の頃、チェルノブイリ原発事故の特集番組で唯一の戦争被爆国である日本の医師たちが現地に赴き、事故後に増加した小児甲状腺がんの実態調査など様々な医療活動協力を行っていることをテレビを通して知りました。当時は詳しいことは分かりませんでしたが、私の眼には世界の舞台で活躍する彼らが一種ヒーローのように映り、医学の道に進むことに決めました。
小児科に入局したのは、子供の頃の影響もありましたけども、1番は大学で講義を受けた小児科の先生の言葉に共感を覚えたからでした。この子たちの命を救うことができれば、100年先の未来を救うことになる。まだ得たことのない、確かなやりがいをそこに見出し、この分野に足を踏み入れることになったのです。

私が研修を受けた聖路加国際病院は、小児がんのお子さんたちが多数入院している施設です。そこでは抗がん剤治療や造血幹細胞移植が日々行われ、治療や合併した重篤な感染症の影響で結果として心不全等の循環器疾患が起こることがあります。「この子たちを診ていくには心臓の管理もできなければいけない」。そう考えた私は日本赤十字社医療センターに籍を移し、小児循環器の専門医として10年程度過ごしたのち、自らのクリニックを持つに至りました。

ホスピタリティの精神を持って

有馬 慶太郎 院長

日中は窓から陽光が降り注ぐのですけども、それでもやはり当院は地階に位置していますので、インテリアや床を含め、地下を感じさせない明るさというものは意識しました。病院は、多くの子ども達にとって好む場所ではありませんよね。ですから、多少なりとも気分が上向きになるよう、様々な配慮をしていきたいと考えています。行き着くところとして、「もう1度来たい」と思ってもらえるような場所にしたいんですね。そのためには、お子さんはもちろんのこと、親御さん達に診療内容に納得していただくことが大切です。当院では、丁寧な説明を重視しています。何をどう考えてこの結論に至ったのか。私の思考回路をしっかりとお伝えすることで、納得して診療を受けていただけると思うのです。
私はディズニー映画が好きなのですけども、そのディズニーのホスピタリティの精神に非常に共感を持っています。クリニックに関わるすべての人がホスピタリティの精神を持ち、訪れる人が満足感を感じることのできるクリニックにしていきたいと考えています。

重症度を適切に見極めていく

有馬 慶太郎 院長

病院勤務時代は、命に直結するような重症の患者さんを多く診てまいりました。その経験を踏まえ、重症度の見極めをしっかりとおこない、必要となれば信頼できる二次、三次医療機関へ紹介可能な体制を整えています。
病気の早期発見という意味では、スポットビジョンスクリーナーという屈折検査機器を導入し、乳幼児健診の際に屈折検査をお勧めしています。こちらは、将来的に弱視の原因となるような問題をものの数秒の検査で拾い上げることができるものです。人の視機能の発達は、8歳ごろまでにほぼ完成すると言われています。ですから、目の病気はそれ以前に発見し、適切な治療を受けることが大切なのですが、小さなお子さん達の目の健診を正確におこなうのは非常に難しいものがあります。従来の視力検査に加えて、負担の少ないこうした機器を用いてアシストしてあげることの意味がそこにあります。
目の異常があるかどうかわからない状況で、眼科クリニックを小さなお子さんと受診されるのはなかなかにハードルの高いことでしょう。普段から馴染みのある当院のような小児科クリニックで眼科健診がおこなえることは、その意味でも非常に大きな意味があると考えています。

小児循環器外来の役割

心雑音を指摘されたお子さま、川崎病、先天性心疾患をお持ちのお子さまを中心に診断・経過観察などを行っています。
細菌は複雑な先天性心疾患が胎児超音波検査で診断されることも増えています。複雑な先天性心疾患をもつお子さんは小児循環器専門医がいる基幹病院で診断や治療を受ける必要がありますが、当院ではそのようなお子さんたちの経過観察や術後のフォローまで連携機関と協力しながら実施しています。同時に、心疾患をお持ちのお子さんたちの普段の健康管理や健診・予防接種にも積極的に関わっていきたいと考えています。小児科クリニックで心臓超音波検査が可能なケースは多くないと思います。そのため、何か不調があった時に必ずしもすぐに基幹病院を受診できるとは限りませんので、当院で可能な評価を行い次につなげる橋渡し的な役割を果たしていけたらと考えています。当院の設備を有効に利用し、地域の方々の安心につなげていければ幸いです。

これか来院される方々へ

当院では健診や予防接種を通して、お子さまの普段の健康管理に積極的に関わってまいります。また、病気の重症度を見極め、高次医療機関と連携を取りながら安心、そして満足していただけるような医療をお届けしたいと考えています。
皆さんの中で、「これくらいで病院にかかっていいのかしら?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。ですが、本当に問題なのか、そうではないかを判断する立場にあるのが、私たち小児科医です。皆さんが判断に迷われるのは当然のことですので、何か疑問がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。地域の小児科医として、ホスピタリティの精神を持ち、地域の皆様の期待に応えてまいります。

※上記記事は2019年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

有馬 慶太郎 院長 MEMO

  • 出身地:鹿児島県
  • 趣味:ドライブ
  • 好きな映画:ディズニー映画
  • 好きな言葉:「礼節」
  • 好きな観光地:ハワイ

グラフで見る『有馬 慶太郎 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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