上高田クリニック
中野区/上高田/落合駅
- 心臓血管外科
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塩尻 泰宏 院長への独自インタビュー
懐かしい街で、病気で困っている人の少しでも助けに
海外で仕事をしていた父に連れ添う形で、幼少期を外国で過ごしました。父の赴任先は中近東が多かったのですが、当時も今もあちらは紛争地であり、必然的に難民や困っている方を多く目にする機会がありました。「この人達をなんとか助けてあげたい。」漠然としたものでしたが、私は小さい頃からそういう思いを抱いてきたのです。それからまた、私の母方の伯父が小児科医をしておりました。「人を助ける」仕事をしている伯父は私にとって憧れの存在になり、中学生くらいの頃からこの道に進むことを考えるようになったのです。
昭和大学卒業後は同大学の心臓血管外科に籍を置きました。関連病院である昭和大学横浜市北部病院に赴任した際、循環器センター長として着任されたのが、天皇陛下のバイバス手術を担当された、あの天野篤教授でした。私は先生を追いかけるように順天堂大学に移り、以後、天野先生の元で心臓血管外科医としての研鑽を積むこととなったのです。
『上高田クリニック』は2017年7月に開院いたしました。学生の頃、私はこの辺りに住んでいたことがあります。6年という、それほど長くない期間でしたが、幼少期を海外で過ごすことの多かった私にとって、この街は愛着のある場所であり、その地で開業を迎えられたことをとても光栄に思っています。
循環器の専門家としての矜持
地域の方は風邪症状や生活習慣病に類するお悩みがほとんどということになりますが、私の専門が心臓血管外科ということもあり、血圧や不整脈の疾患の方が多く訪れていらっしゃいます。その心臓血管外科医の目で循環器を診るということが当クリニックの特徴であり、お薬による治療の他、下肢の静脈瘤の手術等をこちらでおこなっています。
下肢静脈瘤は長年立ち仕事をされてきた方や、出産後の女性に多く見られる疾患です。初期の段階では、血管がコブのようにふくらむだけで、痛み等が伴うことはありません。しかし疾患が進行してきますと、痛みが生じるだけではなく、足全体がけだるくなったり、皮膚に炎症が起こり、見た目にも悪くなってしまうことがあります。クリニックでは、この症状を手術によって解決に導いています。