諸星 計 院長
KEI MOROHOSHI,MD,PhD
大学病院・アメリカ留学で培った知識とスキルをもって
地域の中で信頼の医療を提供する
鳥取大学医学部を卒業後、同大学の眼科に入局。大学病院や関連病院で経験を重ねるほか、アメリカへも留学。帰国後は東京医科歯科大学にて難症例の白内障手術や加齢黄斑変性を中心に研鑽を積み、2017年「西荻窪駅」そばに諸星眼科クリニック(厚生労働省認定 先進医療施設)を開業。
●医学博士
諸星 計 院長
諸星眼科クリニック
杉並区/西荻北/西荻窪駅
- ●眼科
文系から医学部へ、眼科医として研鑽を積む
私は一度、文系の大学に進み、その後医学部を受験して医師になりました。高校からそのまま、持ち上がりのような形で早稲田大学政経学部に学んでいたものの、やはり理系の自分には合わないと感じるところがありまして。技術職であり、さらに社会貢献につながる職業という意味で、医師を志すようになったのです。大学3年での方向転換でしたので、両親に迷惑をかけるわけにもいかず。国公立大学に狙いを定めて(笑)、⿃取⼤学医学部に⼊学し、学業だけは頑張り授業料免除で卒業しました。
眼科を専門にするようになったのは、治療の成果がすぐに分かること、見えるようになった喜びを患者さんと共有できることに魅力を感じたためです。大学病院や関連病院で患者さんの診療にあたる傍ら、インドで白内障手術のボランティア活動に参加したり、アメリカの大学で加齢黄斑変性の研究に携わっていた時期もありました。黄斑疾患専門外来や白内障・屈折矯正専門外来のほか、さまざまな手術を担当するなかで培ってきたスキルや経験をもって、『諸星眼科クリニック』を開設しました。
大学病院で培った知識とスキルをもって、地域医療に貢献する
大学病院を受診される患者さんの多くは、かかりつけのお医者さんからの紹介で、検査や手術を希望される方々でした。ところが、受付を済ませて診察まで、どうしても2時間、3時間とお待たせしまうことになるんですよね。患者さんへのご負担を考えたとき、地域の中の身近な場所で「大学病院と同等レベルの診療」ができれば、私がめざす社会貢献にもつながるのではないかと。それは、私が『諸星眼科クリニック』を開設した理由の1つでもありました。
当院では眼科専門医である私が、検査から診断、治療、必要な場合には手術まで、ワンストップで信頼の医療をご提供します。とくに、開業まで在籍していた東京医科歯科大学では、⻩斑疾患と⽩内障・屈折矯正手術の専⾨外来のチーフをしておりましたので、白内障の日帰り手術、加齢黄斑変性に対する専門的な治療などについても安心してお任せください。そのほか、眼内コンタクトレンズを使用した近視矯正手術(ICL)、レーザー治療、ものもらいや結膜炎といった目のトラブルなど、眼科全般に対応しておりますので、お気軽にご相談いただきたいと思います。
アメリカ留学で学んだ「加齢黄斑変性」をはじめとした最先端の医療を提供
来院される患者さんは、近隣にお住いの方を中心に、大学病院から担当している患者さんが足を運んでくださることもあります。小さなお子さんからご高齢の方まで、と言いましてもやはり、どちらかと言うと年齢を重ねていく上でのお悩みで受診される患者さんが多いでしょうか。中でも、網膜の中心にある黄斑(おうはん)に異常があらわれる「加齢黄斑変性」は、アメリカ国内の失明原因第1位であり、日本においても第4位の網膜疾患。自覚症状としては、物がゆがんだり、ぼやけて見えるなどの特徴があります。加齢黄斑変性に対する治療は、ここ10年で劇的に進化していて、幸いにも私はアメリカに留学した際に最先端の知識や技術を学ぶことができました。当院においても、抗VEGF薬の硝子体注射やレーザー治療をすることによって、症状の改善をめざします。
一方、若い世代の患者さんについては、近視や乱視でお悩みの方に向けてICL(フェイキックIOL)をおこなっています。近視矯正の治療法としてレーシック手術が広く知られていますけれど、角膜を削るレーシックに対して、ICLでは目の中に小さくて薄いレンズを埋め込むように挿入します。近視が強い方にも適用となりますし、何よりもレンズを取り出して、元の状態に戻せることが最大のメリット。私はICLの認定医でもありますので、安全・確実な治療をお約束します。
認知症を予防し、生活の質を向上させる「日帰り白内障手術」
私たちの目の中でレンズの役割をする水晶体が白く濁り、視力の低下をもたらす「白内障」は、年齢を重ねるにつれて誰もが発症する疾患と言っていいでしょう。視力が低下すると言いましても、その進行はとても緩やかですし、白内障はとくに命にかかわる病気ではありません。それだけに、「いつ手術をおこなうのか」という判断が難しいのですが、日常生活を送るなかで不都合を感じる場面が多いようでしたら、それが1つのタイミングになります。白内障の手術を受けられた方はそうでない方に比べて長生きであったり、認知症のリスクが減少するといった報告がありますし、何よりも手術後の患者さんはみなさん「こんなに見えるものか!」と、ビックリなさるんですよ(笑)。
日帰りでおこなう白内障手術は、水晶体の濁りを取り除いた後で、人工のレンズを挿入して終了となります。この眼内レンズには、保険適用となる単焦点レンズ、自費診療となる多焦点レンズの2種類があり、その方の生活スタイルやご希望に応じて、最適なものをお選びいただけます。また当院は厚生労働省認定の先進医療施設でもありますので、先進医療特約保険に加入されている方は、多焦点眼内レンズを使用した手術費用の全額が、保険会社より給付される場合もあります。もちろん、どのような治療をおこなう場合にも検査データをご一緒に確認するなど、それぞれのメリット・デメリットを含め分かりやすい⾔葉で丁寧にご説明することを心がけています。
これから受診される患者さんへ
『諸星眼科クリニック』は、JR「西荻窪駅」北口から歩いて3分ほどの医療モール1Fにあります。私たちの目は、物体を捉え、光を感じる感覚器であり、その不調は日常生活に大きな影響を及ぼすものです。病院を受診するというのは、怖い感じがするかもしれません。でも、検査をして何事もなければそれで安心できますし、私たちがご提案する治療法の中から、何をお選びになるかは患者さんご自身に決めていただくこと。私は眼科の専門医という立場から、皆様の瞳の健康を支えていきたいと考えています。もしも困っていること、迷っていることがありましたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。
※上記記事は2017年9⽉に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
諸星 計 院長 MEMO
眼科専門医
- 出身地:東京都
- 趣味&特技:パソコン、漫画、⻑距離⾛
- 好きな本:漱石全集、梅崎春生、星新⼀、松本大洋、荒木飛呂彦など
- 好きな映画:Backbeat、ベイブ
- 好きな音楽やアーティスト:忌野清志郎、田島貴男、トム・ヨーク
- 好きな場所:中央線沿線
グラフで見る『諸星 計 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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