いとう内科クリニック

山口 隆 院長への独自インタビュー

父と同じ医師になり、循環器を専門に研鑽を積む

私が医師になったのは、心臓外科医である父の存在が大きかったですね。治療を担当した患者さんから父が感謝される様子を目にしていましたし、「ありがとう」という言葉をかけていただける仕事って素晴らしいなと。そんな想いから医師を志し、埼玉医科大学に学びました。
自分の専門分野として心臓や血管などの病気を診る循環器を選んだのは、ショック状態で運び込まれた患者さんが治療によって元気にお帰りになる、カテーテル治療の素晴らしさに感銘を受けたことがきっかけでした。カテーテル治療のエキスパートになりたいと考えて、スキルを磨きました。

患者さんに寄り添いながら、病気の早期発見・予防をめざす

2017年に『やまぐち内科ハートクリニック』を開設するまでは大学病院や総合病院に在籍し、20数年にわたって診療を続けてきました。全身へ血液を送り出す心臓や血管の病気を中心に、肺、腎臓や肝臓など幅広い病気の治療に携わり、心臓カテーテルやペースメーカー植込みといった手術も数多く手がけてきました。
ただ、みなさんご存知のとおり、大学病院には毎日たくさんの患者さんが来院されますので、どうしても患者さんとの関係性が希薄になってしまいがちです。その患者さんにとって何が最善の治療法なのか、ご家族を交えて一緒に考える時間を確保するのは、とても難しいことなんですよね。そんな風に診療に追われる日々のなかで私は、患者さんが大学病院や総合病院を受診しなければならない状態になる前、病気の早期発見や予防に関わっていきたいと考えるようになったのです。このクリニックでは患者さん1人1人にゆっくりと寄り添いながら、心通う医療をおこないたいと思います。

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