つきじ心のクリニック
中央区/築地/築地駅
- 精神科
- 心療内科
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榊原 聡 院長への独自インタビュー
精神科の奥深さに魅了され、現在の道に
「国境なき医師団」という名称をお聞きになったことはあるでしょうか。私が高校生の時に、その団体に所属するフランス人医師が戦地に赴き、怪我を抱えた人を治療しているといった記事を新聞で目にしました。身の危険がおよぶ場所にわざわざ出掛け、困っている人を助ける。当時は海外で仕事をすることに憧れを抱いていた時期でもあり、それを可能にする医師という職業に興味を覚え、この道を志すこととしたのです。
憧れが憧れでしたから、大学に入学した当初は外科医を夢見ていたのですが、実習でさまざまな科を廻る中で、より自分に適性があり、魅力的と感じたのが精神科でした。精神科は、患者さんを色々な観点から総合的に診ていくことが求められます。その奥の深さと、学問的にまだ未開拓な面があることが、医師になりたての私を逆に奮い起こしてくれたのでしょうね。
北海道から東京へと戻ってきた私は、都立松沢病院に勤務し、2017年の5月に『つきじ心のクリニック』を開院いたしました。こちらは銀座がすぐ隣に位置するにもかかわらず、古いものと新しいものが共存していて、他にはない魅力を持っている街です。また、私の父はこの辺りに縁のある人で、自分自身も浅からぬ縁を感じていました。築地という思い入れのある場所で、新しいスタートラインに立てたことをとても光栄に思っています。
患者さんの全体像をつかみ、できることから取り組んでいく
近隣にお住まいの方はもちろんですけども、この辺りはオフィスで仕事をされている方も多いものですから、その方々もしっかり診ていきたいと思っています。イメージとしては、だんだん心身の元気がなくなってしまった方にお立ち寄りいただき、またここで元気を取り戻して日常に帰っていただくというもの。忙しく仕事をされている方、家事や育児に懸命にとりくまれているママ達、悩んでいる若者。そうした方々をサポートさせていただければと思っています。
実際の診療では、その人の全体像を把握して、生活の中で何をどのように改善したらいいのかをアドバイスすることを第一に考えています。もちろん病状によってはお薬も優先されますが、まずは本人のご希望をうかがいながら、睡眠や生活リズムといったものにも着目し、できることから改善していただくのがベターだと考えています。