おはようこどもクリニック
葛飾区/奥戸/京成高砂駅
- 小児科
- 内科
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益田 倫夫 院長への独自インタビュー
難病を患う少年との出会いが小児科医としての道を
私は防衛医大の出身なのですが、元々は工学部志望で、種子島でロケットを打ち上げたいと思っていました。それがなぜ防衛医大に進学することになったかと言いますと、当時通っていた予備校のすぐ裏が自衛隊の駐屯地で、受験の勧誘を受けたというのもあるのですが、一番の理由は、うちの主治医をしてくださっていた先生に医師の道へ進むよう説得されたことですね。ただし、これには裏話があって、私への説得は先生本人の意向というよりも、どうやら父の差し金だったみたいです(笑)。
そんなこんなで防衛医大に入りまして、研修医時代には、すべての診療科を一通り経験しました。そして、内科に籍を置いていたときに担当した一人の少年との出会いが、その後の私の人生においてとても大きな意味を持つことになりました。
その少年は血液の難病を患っていたのですが、治療が思うように進まない中にあっても、泣き言ひとつ言わずに頑張って病気と闘っていました。私が別の診療科に移ってしばらくして、その子は残念ながら亡くなってしまったのですが、「彼にしてあげられなかったことを、そのぶん、多くの子どもたちのためにしてあげたい」という気持ちが、私の中では強くなりました。小児科医としての私の原点は、そこにあると思っています。
院内のキッズスペースにもこだわりを
レントゲン室を始めとした医療設備や器具はもちろんですが、うちは「こどもクリニック」ですので、院内のキッズスペースにも同じくらいこだわっています。おもちゃやぬいぐるみだけでなく、ガチャガチャまである病院はちょっと珍しいのではないでしょうか?本当は、子どもたちのためのゲームセンターにしたいくらいなんですよ(笑)。
ここまでキッズスペースにこだわるのには理由があって、小さなお子さまにとって病院は、長時間じっとしていなければならなかったり、痛い注射を受けなくてはならなかったり、本当に嫌なことばかり。そうした退屈や苦痛を、キッズスペースを充実させることで少しでも和らげてあげたいと思っています。
院内感染の原因になるという理由から、おもちゃやぬいぐるみを撤去する病院も多いと聞きますが、当院では、消毒を徹底することで院内感染防止に努めています。危険性があるからといって撤去してしまうのは簡単ですが、そうではなく、さまざまな努力をすることで、お子さまたちに楽しく快適な環境を提供したいというのが当院の方針です。