川瀬獣医科病院
世田谷区/桜/経堂駅
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- 猫

◆飼主様と動物達の暮らしと健康をサポートします!◆
当院ではワクチンやフィラリアなどの予防、避妊・去勢手術をはじめとして、内科から外科まで幅広い診療科をカバーし、皆様にとって、地域に密着した最良のホームドクターとなれることを心掛けた医療を行っています。また、一般診療に加え、整形外科・歯科の治療に力を入れており、特に整形外科に関しましては、他院からの症例の紹介やセカンドオピニオンにも対応しています。その為、国内外の学会・セミナーにも積極的に参加し、皆様に最新の技術・知識を提供できるように努めています。
犬や猫は話すことができませんので、飼い主様に症状を伝えることもできません。犬も猫ももともとは野生の動物ですから、敵に襲われないようにと決して弱みを見せずにギリギリまで痛みを我慢してしまいがちです。外から見て様子がおかしいと感じたときには、かなり症状が進行してしまっているケースが多く見られます。飼い主さんには日頃からペットたちの様子に気を配り、何かおかしいと思うことがあったら早めに受診していただきたいと思います。少しだけ…と様子をみているうちに治る病気も治らなくってしまったり、完治までに時間がかかってしまうこともありますから、ささいなことでもぜひお気軽にご相談ください。
黒坂 一秀 院長への独自インタビュー
内視鏡のテクニックの研鑽に努め続けた勤務医時代
子供の頃って、1度は父親の仕事に憧れるところがありますよね。私の場合、その父が医師であったというのが、この道を志す大きなきっかけになりました。ただ、父は開業医でしたから、勤務医の状況まではわかっていませんでした。それで大学で勤務医をしていた叔父の元をたずね、1度見学させてもらったのです。実際に中に入ってやってみると、それはそれで違う部分はあったのですが、あらかじめ環境を知ることができたことは、この道を志す後押しになったように思います。
消化器を専門としたのは、まず、胃や腸というものが感覚的につかみやすかったこと。これは皆さんにしてもそうではないでしょうか。また、研修医時代にお世話になった先生から、「何事も経験」と、内視鏡を教わったことが大きかったかもしれません。実際に体験したことで、少しずつ興味を引かれたということですね。
大学を退職後は国立国際医療研究センター(旧:国立国際医療センター)の消化器科に籍を置きました。内視鏡のテクニックをさらに突き詰めたいと考え、その門を叩いたのです。その後、父の医院を任されるようになったのが10年と少し前。当院での診療が中心にしながら、今も非常勤の医師として国立国際医療研究センターに行っています。
消化器の専門家としてのスキルを生かした胃カメラ・大腸カメラ
風邪などの一般的な症状はもちろんのこと、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病にいたるまで広く診ていますが、私の専門が消化器ということもあり、お腹の症状を訴える方が多いように思います。
一昔前とは異なり、内視鏡検査をしても、胃については悪性疾患が発見されるケースは少なくなりました。ご存知の方も多いとは思いますが、胃がんの発症要因として大きなものにピロリ菌の存在があります。そのピロリ菌を持っている人の数が、これから年々減っていくと予想されているのです。日本の衛生環境から考えれば、今後、若い方の間でピロリ菌が増えていくとはやはり考えられませんので、あと数十年もしたら、ピロリ菌は珍しい病気と言われる時代になるかもしれません。
ただし、ピロリ菌が関与しない疾患は逆に増えているように思われます。機能性胃炎、あるいは、これは腸の問題になりますけれど、過敏性腸症候群という病気を耳にされたことはあるかと思います。これらの疾患は、潰瘍などが認められないにもかかわらず、症状をきたすというもので、その確認をする意味でも内視鏡は必要な検査なのです。
経堂駅南口出口からの徒歩ルート
所要時間(当社調べ):7分41秒
黒坂一秀先生は、国立国際医療センター時代の後輩になります。内視鏡の診断力・技術力に優れ、飾らない人柄が多くの患者さんに支持されているのではないかと思います。