沢井医院
大田区/蒲田/蒲田駅
- 内科
- 胃腸内科
- 消化器外科
- 循環器内科
- 小児科
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澤井 寛人 院長への独自インタビュー
約60年の歴史を持つクリニックは大学病院を中心とした医師が活躍
開院は父親の代で昭和27年です。約60年続いていますが、当初は内科、小児科、放射線科という昔よくあったパターンの小さな診療所でした。同じ蒲田で、戦後の診療所を舞台にしたNHKの朝ドラ『梅ちゃん先生』、まさにあんな感じです。
1986年に代替わりしたときに今の建物になりました。
内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病内科、呼吸器科等の外来のほか、禁煙外来や睡眠時無呼吸症候群の診察なども扱っています。2年前までは人工透析もやっていました。
これは、私の所属していた大学病院の医局がそのような診療科を主にしている関係で
来院される患者さんの疾患に併せて、後輩の医師たちに手伝ってもらううちに科目が多くなってしまいました。
当時は医局には無給医局員が多く、何とか皆で食べていかなくてはとの思いもあり、それならば皆と一緒に診療したほうが心強いと思い科目を増やしました。
当院で実地医科の現場の勉強をされた後輩も多いと思います。
新しい医療の知識豊富な大学病院などの医師が外来診療をする“第一線”の診療所
医局に所属する医師たちに勤務してもらうというのは、大学病院で専門知識を学んでいる医師に地域医療の現場を体験して頂きたい、という意図もありました。
同時に患者さんには各分野で研究臨床を学び専門知識をもった医師に診てもらえる機会をつくることにもなります。それは現在も続いていて、大学病院の先生がたが毎週定期的に診療に来てくれています。
ここは患者さんにとっては街の診療所+αの雰囲気にしたいと思っています。
たとえば「咳が出る」と思ったらまず来院していただき、咳の原因が風邪なのか、肺炎なのか、肺がんの疑いがあるかなど診察し見極め対処するのも地域医療第一線の仕事です。
軽症であればすぐ治療し、さらに検査や手術の適応があれば大学病院等、高度医療施設へ紹介連携するという手順を踏みますが、この見極めが医療には非常に大切だと思います。
当院はその意味でつねに第一線の診療所として診療をしたいと思っています。そして出身校の大学病院などが近くにあり強い連携が取れていることで皆様の少しでも役にたてたらと思っています。
澤井寛人先生は、私(吉川 昌男 院長)の大学の先輩です。医療における見識はもちろん、人間的に非常に素晴らしい方で、今も尊敬しています。