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奥野 浩太郎 院長

KOTARO OKUNO

患者さんに元気になっていただくことが一番
丁寧な説明と目標設定でモチベーションアップにつなげる

帝京大学医学部を卒業後、国立国際医療研究センター整形外科に入局。外勤先として佐瀬病院、我孫子つくし野病院、前田病院、竜泉診協立診療所、谷中よみせ通り診療所、橋場診療所、蔵前協立診療所にて勤務。2011年、浅草駅より徒歩5分のこの地に開院。

奥野 浩太郎 院長

奥野 浩太郎 院長

浅草馬道奥野整形外科医院

台東区/浅草/浅草駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●内科

人を助けたい想いが原動力

奥野 浩太郎 院長

僕の家は祖父と父が卒業アルバムなどを作る写真業を営んでいました。自分も家業をつぐのかな…と考えていたのですが高校の卒業直後に、祖父と祖母が相次いで亡くなるという出来事がありました。身近な人の死を体験する中で「何とか自分にも助ける方法があったら…」と考えるようになりました。このことが医学部を目指したきっかけですね。
大学卒業後は国立国際医療センター(現在の独立行政法人 国立国際医療研究センター)で5年間整形外科の診療を学びました。その後は医療センターでお世話になった先生に首都圏の勤務先をいくつかご紹介いただき、整形外科医として研鑽を積みました。
この時に勤務した病院は、場所も診察を受ける患者さんもさまざま。お子さんからご高齢の方まで、幅広い年代の患者さんを拝見しました。さまざまな地域や年代の患者さんと触れ合うことができたことは、とてもいい経験になったと感じています。
患者さんに寄り添う医療を実現するため、2011年に当院を開業しました。(東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩5分
つくばエクスプレス浅草駅より徒歩8分)
この場所を選んだのは、勤務医時代に台東区内の4箇所の診療所にお世話になっていたからです。また、周辺の地域で開業している先生方にも開業前からお世話になりました。今でも、車が趣味の先生方と一緒にサーキットまで走りに行くこともあるんですよ(笑)。

患者さんが元気になることが一番の目標

奥野 浩太郎 院長

勤務医時代にさまざまな年代の患者さんと接したことで、今ではお子さんからご高齢の方まで、幅広い年齢層の方を診療することができています。他の先生とのつながりを持つこともでき、ありがたいことに近隣の小児科の先生からご紹介を頂くこともあります。
当院は整形外科・リハビリテーション科・内科を診療科目にしていますが、全てに共通しておこなっているのが、患者さんの心のケアに目を向けた診療。「病は気から」とよく言われるように、患者さんの心が上向くことで良い治療にも繋がるんです。診療の際に患者さんとコミュニケーションを取ることで、気持ちの奥に眠っている「もっと自分はこれがしたい・こう治りたい」という気持ちを思い出してもらえればと思っています。
そのためには患者さんのモチベーションアップが必要。その人に合った目標を見つけ出し、設定してあげることが大切なことです。
また、病気や怪我が治った後いかに元気に生活を送るか、社会復帰をするのかも重要です。今までも僕は、目標を失いかけていた方が、目標を見つけ元気になっていく姿をたくさん目にしてきました。これからも開業医として患者さんと接する中で、そのお手伝いができればと思っています。

ご自分の病気や体について知ることが大切

奥野 浩太郎 院長

患者さんがモチベーションを上げるためには、ご自分の病気についてよく知ることも大切です。リハビリの動作一つにしても、ただやってもらうだけでは覚えられない人も少なくありません。診療ではどうしてその動きをすることが必要なのか、体の模型を使いできるだけ分かりやすく説明します。その際に気をつけているのが、自分の体との違いをよく感じてもらうこと。「この模型が元気になった体、こっちのレントゲン写真があなたの体です。ここが違うのが分かりますか。」とご自分の体にあてはめて考えてらうようにしています。「そのためにここを伸ばしてみましょう」とご説明することで、患者さんのリハビリへの理解度が深まり、リハビリ動作の覚えも違ってきます。人によっては、ちょっとした痛みであればご自分で改善することもできますね。
また、難しい病気に関しては周辺の医療機関にご紹介するのですが、開業医と大学病院・総合病院では治療の方法も違います。治療の内容や目的がわからないことで、治療へのモチベーションが下がってしまう方もいらっしゃいます。
中には紹介後、ご報告に来てくださることもあります。治療の様子をお聞きする中で「その治療はこういう目的があります。だからがんばりましょう」といったお話をすることもあります。これも目標設定や治療へのモチベーションアップの一つ。患者さんの助けになれるようにと新しい知識も勉強しつつ、こうしたサポートにも取り組んでいます。

患者さんが元気になる場所でありたい

当院では、理学療法士との運動器リハビリテーションにより、慢性疾患から術後の方まで幅広く対応し、症状の改善や日常生活動作の向上につながるよう親身になってリハビリを行っております。また、医院の半分のスペースを利用し、首や腰のけん引など物理的な治療や低周波、マイクロ波などの治療機器の他、ウォーターベットも揃えています。
院内は、バリアフリーにも対応しており、エレベーターも利用できますので、車いすの方も安心して来て頂けます。
リハビリの場で同じ病気でがんばっている仲間をみることで、また違ったモチベーションアップにもなりますし、患者さん同士で「ウォーターベット、やってみたら~?」といったコミュニケーションをする場にもなっています。
これからますます高齢化社会になっていきます。患者さんに元気になっていただくためにも、運動できる設備をもっと充実していかなければならないと考えています。今のリハビリ室は患者さんが動きやすい導線を考えてあるのですが、使いづらくならない様に、さらに設備を充実させていかなければなりません。これからどう改善していくか、悩みどころですね。(笑)
また、整形外科・リハビリ以外にも、風邪など日常の体の不調も拝見しています。大人の方向けに各種ワクチン接種のほか元気を保つための、にんにく注射(ビタミン注射)やプラセンタ注射も行っています。

※『運動器』とは骨・関節・筋肉・神経など身体を支えたり動かしたりする組織・器官の総称です。リハビリテーションを行い機能を維持、改善させることによって日常生活の質(QOL)が保たれます。

これから受診される患者さんへ

当院は患者さんに元気になっていただくことを目標にしています。ただ単に病気を治すだけではどこの病院も同じ。どうすれば患者さんが元気になってもらえるのかを常に考え、患者さんのモチベーションを上げること、病気に対しての興味を持ってもらうようコミュニケーションをとるのが当院の特色です。
「もう自分は元気になれない」「生きる目標がない」と思い込まずに、是非一度お話を聞かせてください。

※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

奥野 浩太郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:スポーツならなんでも(ボウリングなど仲間で行けるスポーツが特に好きです)、車やバイクで走ること
  • 好きな雑誌:車雑誌
  • 好きな映画:スターウォーズ
  • 診療のモットー:患者さんが元気になること
  • 好きな音楽:なんでも聴きます。
  • 好きな場所:海

グラフで見る『奥野 浩太郎 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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