みなと整形外科内科クリニック
港区/芝浦/田町駅
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中林 秀夫 院長への独自インタビュー
自分が思う診療のカタチを一歩ずつ進めてきて今がある
大学を卒業し、整形外科医となって関連病院をまわったのち、大田区のクリニックに内科を研修し勤務しました。私は子供の頃から、手を使って何かモノを作ることが好きでした。ですから、細かい作業が求められる整形外科医が向いていると思ったのです。
ただその一方で、1つのことだけに特化することは、自分の目指す医師像ではないと考えていました。もう始まりからそうでした。町医者であり、総合医であり、家庭医。患者さんが求めるものがあれば、何でもそれに応えていくのがお医者さんだと思っていたのです。何かに感化されたわけでもなければ、ただ小さい頃からそう思っていたというだけのことですが……お医者さんとは、そういうものだと今も思っています。
25年ほど前より在宅医療をはじめましたが、当時は在宅医療や介護保険という言葉も耳にすることは少ない時代。試行錯誤しながら在宅医療を続けてきましたが、在宅だけ、ということに大きな問題があることにやがて気づくことになりました。たとえば、レントゲンを撮ろうにも在宅では思うにまかせません。在宅診療を続けていくならば、外来診療の出来るクリニックを併設することが必要だと思い、私の地元であるここ芝浦に『みなと整形外科内科クリニック』を開設するに至ったのです。
外来診療と在宅診療を一体のものとして診ていく
ここで生まれ育ったものですから、患者さんは小さい頃から知っている人ばかりで、その意味では家族と同じような感覚です。
私としては、外来診療と在宅診療の線引きはあまり意味がないと思っています。というのも、外来の延長が在宅になるわけです。いずれは、大半の人が通院出来なくなるわけであり、一体のものと考えるべきなのでしょう。これはもう“順番”であり、誰にも等しく訪れるもので、私にしてもいずれはここに来れなくなるでしょうしね(笑)。
最近の事として、大森にもう1つ診療所を設けました(『大森町整形外科内科クリニック』)。そちらのクリニックでは同級生である瀧茂樹先生を院長として治療をお願いし、週に1度は私も出向き、大森近辺にお住まいの以前からの患者さんを診ております。あっちへ行き、こっちへ行きを繰り返していますと、他にやりたいことも自然となくなり、結果、近日も仕事人間、と言える状態になっているわけです(笑)。