中村病院
墨田区/八広/京成曳舟駅
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中村 隆 院長への独自インタビュー
医師である父の診療している姿を見て医師になることを決意
私は自然が好きで、小さい頃は動物のドキュメンタリーを撮ってみたいとか、自然科学を扱う博物館に勤務したいとか、そんなことを考えていました。それが「医者になろう」と考えるようになったのはは中学2年生の時だったかと思います。医師である父の診療している姿を見て、「やらないといけないのかな」と思ってしまったんです(笑)。
大学では一般外科に籍を置き、様々な手術を学びました。この病院に戻ってきたのは28年ほど前のことで、3年前(2009年)に父が亡くなるまでは一緒に診療に携わっていました。
『中村病院』は昭和31年(1956年)に墨田区八広で開院しました。「救急から療養までの一貫した医療サービス」をモットーに地域医療の向上に努めていきたいと考えています。
すべての疾患をくまなく診ていくということを信条
この地域にお住まいのすべての方の、すべての疾患をくまなく診ていくということを信条としています。「これしか診れない」というのではなく、まずはあらゆる病気を診させていただき、その後に各科の専門性を活かしてくという形です。
その総合診療を支えるのが各種の専門外来ということになり、循環器、呼吸器、ペインクリニック、肛門科、等々がこれにあたります。私は総合外科を担当していますが、肛門科についてご説明しますと、この科の疾患として代表的なものが大腸がんであり、それから痔ということになります。
痔は日本人の実に3分の1の方が罹っていると言われています。この痔には「裂肛」「痔ろう」「痔核」といった種類があり、最も多いのが「痔核」となります。「痔核」は保存的療法が基本となりますが、日常生活に支障をきたす場合には時に手術という措置が必要になります。