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中川 浩次 生殖医療科 部長

KOJI NAKAGAWA

「Every Patient here is a VIP(当院の患者様はすべてVIPです)」。

自治医科大学卒業。 郷里の徳島で産婦人科医としてキャリアをスタートし、僻地医療を経験。2008年より『杉山産婦人科』に勤務(京王代田橋駅より徒歩5分、井の頭線「新代田駅」より徒歩9分)。

中川 浩次 生殖医療科 部長

中川 浩次 生殖医療科 部長

杉山産婦人科

世田谷区/大原/代田橋駅

  • ●小児科
  • ●産科
  • ●婦人科

国内最先端の総合産婦人科として

中川 浩次 生殖医療科 部長

この職業を選んだ理由は2つあります。1つには、子供の頃からさまざまな国に行きたかったのです。地球儀を見るのが好きな子供でしたから。それを父にたずねたところ、「外交官はどうだ?」というので、当初はそちらを目指していました。ところが、私が高校3年生のとき、その父が病に罹ってしまい、それで、医師を目指すことにしたのです。医療の世界でも、望めば世界中に行けるということがありましたしね。小さい頃からの夢と、父の病と、その2つが合わさって今の道にたどり着いたということになります。
私が進学した自治医科大学は、各都道府県から毎年、2名から3名が選抜されて進むシステムになっています。特典は学費が一切掛からないことで、その代わりに、いわゆる僻地医療に従事することになっていました。私は徳島出身ですから、まず徳島大学と徳島県立中央病院で研修を受け、産婦人科医として仕事を始めることに。同時に、人口が千人に満たないくらいの小さな村に2年間、診療所長として赴任しました。街には信号機が1機、警察が1つ、郵便局が1つ、で、銀行は……これがなかったんです(苦笑)。今振り返ると、何でも診なければならない総合医として過ごした経験は、貴重なものだったと思っています。その後、2002年から国立成育医療研究センターで不妊治療に従事し、2008年より『杉山産婦人科』で診療をおこなうようになりました。
『杉山産婦人科』は60年ほど前に、今の杉山理事長のおじいさんが創立された病院で、2007年に現在の形となりました。生殖医療科(不妊治療/内視鏡手術)と産科婦人科(分娩)の両方の機能を兼ね備えた総合産婦人科として、各々の分野に精通したスタッフが、夢と希望を持って診療にあたっています。

最高の医療と最高のもてなし

中川 浩次 生殖医療科 部長

「Every Patient here is a VIP」。1人ひとりの患者さんに最高の医療とサービスを提供していくのが、私達のポリシーです。たとえば、入院中のお食事については、産地が確かな素材を一流のシェフが調理しています。パン1つとっても、毎日、焼きたてのパンを患者さんに提供しています。
ご妊娠・ご出産は、人生最大のイベントといえるでしょう。その場に立ち会える幸福を胸に刻み、皆様がその瞬間を幸せに迎えられるよう、一流のおもてなしをご提供していきたいと思っています。

その人の心に響く選択肢を

中川 浩次 生殖医療科 部長

不妊治療の患者さんには、まず、早く妊娠をされたいのか、それとも自然に妊娠されたいのかということをうかがいます。一般的な確率の問題として、成績の高い方法を選べば早く妊娠できる可能性は高まります。しかし、不妊治療を望む方のすべてがそうとは限りません。自然妊娠をお望みの方に体外受精の話を勧めたとしても、それがその人の心に響くとは限らないのです。
不妊治療は病気ではありません。それを受けなかったからといって、命を落とすわけではないのです。だからこそ、自発的に取り組んでいただかなくては成立しない治療とも言えるんですね。年齢を含めた状況を考慮して提案はいたしますが、なにより尊重してあげなければならないのは、患者さんの意志だと考えています。

妊娠の可能性を高めるためのプラスアルファの方法を提供

私は不妊治療における腹腔鏡手術を専門としてきました。自然妊娠をされたい方で、精子と卵子が出会う道筋をきれいにしなければならない方がいらっしゃいます。たとえるなら、デコボコの道を平らにしたり、狭いところを広くするなどして、出会いの障害となるものを取り除くのが腹腔鏡手術です。日本では通常、1泊ないしは2泊の入院治療となりますが、当院では日帰り手術でこれをおこなっています。その方の望む妊娠の可能性を高めるために、プラスアルファの方法を提供していくということですね。
私達の1つのポリシーとして、「Noを言わない」ということがあります。複数の選択肢を患者さんにお示ししながら、「それはウチではできません」というのではナンセンスでしょう。解決できないことはない。その信念に則り、情熱と努力を持って、その方の願いを叶えていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

子供ができないことを恥ずかしく思われる必要はありません。そしてできないことを“不思議”にも思わず、欲しいと思われた時、早めに医療機関にご相談いただければと思います。皆さんそれぞれに知識を取り入れ、努力されている方がほとんどです。しかしそれが、単に知識が不足しているがために、かえって不妊になってしまっているケースが多々見られます。すぐに不妊治療を決断される必要はないのです。まずはご相談のために、お気軽に足を運んでみてください。

※上記記事は2017年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中川 浩次 生殖医療科 部長 MEMO

大腸肛門病専門医

  • 出身地:徳島県
  • 趣味:サッカー、海外旅行
  • 好きな本・作家:歴史の本(特に戦国時代、幕末)、司馬遼太郎
  • 好きな映画:紅の豚、千と千尋の神隠し、トップガン
  • 座右の銘:為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり(上杉鷹山)
  • 好きなアーティスト:浜田省吾
  • 好きな場所:ミュンヘン

グラフで見る『中川 浩次 生殖医療科 部長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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