湊メディカルクリニック
港区/赤坂/溜池山王駅
- 内科
- 消化器内科
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中塚 雄久 院長への独自インタビュー
働いてる方々の健康管理をサポート
日本医科大学を卒業後、当時の第3内科、今の消化器肝臓内科を選んだのは、癌の治療に携わりたいと考えてのことでした。今ではそれが難しいことはわかっているものの、学生時代は癌を切らずに治す方法を研究したいと考え、癌に携わることの多いこの科を選んだのです。その後、広く消化器疾患の臨床を経験したのち、再び大学院で癌免疫の研究に携わることになったのも、その夢の続きを見たくて、というところかもしれません。消化器内科医を通して様々な病気の治療に携わったことは、今の私の糧となっています。
『湊メディカルクリニック』は、2017年に開院いたしました。私の父は、都心で開業医をしていました。父の仕事を小さい頃から見ていましたから、私も医師を志した当初は、現役で働いている方々の健康管理のお手伝いをしたいと考えていたのです。もちろん、実際に医師になってからは、現役世代のみならずあらゆる世代の方々を拝見させて頂き、現役引退後も長く診せて頂く機会にも恵まれました。このたび、現役~引退後まで長い人生の健康管理をお手伝いしたいと考え、この地にクリニックを開設させていただくことになったのです。
忙しい日常を過ごす方々を船にたとえ……
クリニックを開設するに至っては、イメージとして、サーキットのピットというコンセプトを考えていました。すごいスピードで走り回った車がピットに入ってきて、タイヤを替え、給油をし、準備万端に整えて瞬く間にサーキットに戻っていきます。こうしたピットの役目を果たしたいと考えており、イメージに合う名称を探していたところ、湊という字に出会いました。
「湊」という字には、湊の陸地部分、という意味があります。長い航海を経て港に立ち寄った船がオーバーホールを受け、不調な部分は修理し、船員は疲れをとってまた航海に出ていきます。スピード感はサーキットとは違うかもしれませんが、ちょっと立ち寄って健康状態を確認し、具合の悪い部分を調整して日常に戻っていくことをお手伝いする場所、というイメージに合致する字であると思い、この名称にさせて頂きました。
私の専門は消化器内科ですが、専門とは患者様の具合が悪い部分を見極めるための入り口であると考えます。病気の理屈にとらわれるのではなく、具合を悪くされた患者様を診療することが我々の役割であることを肝に銘じ、患者様の病態を考え、診療にあたっていきたいと考えております。中には「どの科にかかればよいかわからない」方もおられることかと思います。医療の案内人としての役割を担えればと思いますし、私の専門領域については責任をもって診療させて頂ければと考えています。
中塚雄久先生は大学の同期です。肝臓疾患のスペシャリストであり、共に大学にいた頃はよく相談したものです。その高い専門性が肝臓疾患に悩む多くの人々の希望になっています。