神津 隆弘 院長
TAKAHIRO KOZU
“おなかの症状と内視鏡が得意なクリニック”。皆様に喜ばれるクリニックを目指して
東邦大学医学部卒業。国立がんセンター(現・国立がん研究センター)消化器内視鏡部スタッフ、がん予防・検診研究センター室長を経た後、 横田胃腸科内科、日本橋大三クリニックに勤務。2012年に『神津クリニック』を開設(東京メトロ有楽町線「豊洲駅」から徒歩3分)。
神津 隆弘 院長
神津クリニック
江東区/豊洲/豊洲駅
- ●内科
- ●胃腸内科
- ●消化器外科
多くの人に必要とされ、思いに応えていくことをやりがいとして
この道を選ぶに至ったのは、医師の家系で育った環境もありますが、それ以上にこの職業に魅力を感じていたことが大きかったように思います。医師という職業は、大学で学んだことがそのまま生かせるところがあります。その点がまず魅力に映ったのと、なにより、これが人に感謝される職業だということです。大学を卒業し、消化器を選んだのもそうでした。消化器は、老若男女、あらゆる方に必要とされる分野です。そこにたずさわれることで、より多くの人のお役に立てるのではと思ったのです。
私は長らく国立がん研究センターに勤務してきました。消化器を診る上で、究極はやはり癌を診るということになってくるでしょう。そして癌を診るということは、その他の疾患も網羅しなければならないことになります。これまでに経験したすべてのことを、クリニックに活かしていきたいと思っています。
『神津クリニック』は2012年に開院いたしました。ここは、私の地元になります。この数年、この地区の発展をつぶさに見てきました。同時に、その人口に比例して、胃腸科、特に内視鏡を扱っておられるクリニックが少ないということは知っていましたので、これも何かの縁だと思い、この場所での開業を思い立ったのです。
いち早く皆さんの不安を解消してさしあげれるように
患者さんは会社に勤務されている方とそのご家族が主で、40代を中心に、20代から80代の幅広い世代の方にご利用いただいています。風邪やインフルエンザ、花粉症といった一般内科的な症状で来院される方も少なくありませんが、やはり多いのは胃腸系ということになります。
当クリニックとしては、自覚症状があってこられた方に対し、内視鏡を通じて、時間が経ってしまったらいけない病気を判別することを第一義に考えています。内視鏡検査は空いていればその日のうちにおこなえますし、その日の状況はネット予約を通じても把握していただける形になっています。とにかくスピーディーに、患者さんの不安を取り除いてさしあげたいですね。
キリン(Giraffe)に込められた内視鏡検査のこだわり
内視鏡検査は、苦痛がないことが最優先です。1度検査を経験された方が、「もうやりたくない」と思ってしまうのが1番よろしくないことですから、終わった時に「ぜんぜん苦しくなかったよ」と言っていただけるような処置をと心掛けています。
ちょうど点滴の要領ですが、やわらかい針を腕に残しておいて、少しでも苦しいようならば、その都度麻酔を追加出来るようにしています。逆に苦しくても我慢される方もいらっしゃいますけども、検査の間、身体が動いてしまうと観察が充分におこなえないことがありますので、「反応が強い場合は麻酔を足していきますよ」とあらかじめお断りし、適宜、追加していく姿勢で臨んでいます。
クリニックの入口には天井に届くようなキリンのぬいぐるみが置いてあります。このキリンの綴り、「Giraffe」に、私が理想とする内視鏡検査の思いが込められています。「Gastoro Intestinal(消化器)」「Relax(リラックス)」「Accurate(正確)」「Fast(迅速)」「Fine(高品質)」「Endoscopy(内視鏡)」頭文字をとって「Giraffe」、早く、正確で、質の高い検査を、楽に皆さんに受けていただきたいですね。
患者さんが求めていることを察し、それに応えてあげれるように
患者さんが何を求めているかを理解してさしあげたいと思っています。たとえば風邪でいらした方が「咳がつらくて眠れない」と訴えておられるなら、咳を止めることを第一に考えるべきだと思うのです。あるいは、「大きな病気だったらどうしよう…」と心配のあまり、ごはんも食べられないという方もおられます。昨今は、「機能性ディスペプシア」という病気が多く見られるようになってきています。この病気は器質的な異常が見られないにもかかわらず、主にストレスを要因として生じる胃炎です。このケースも、内視鏡検査で異常の有無をチェックするとともに、お薬を処方し、出来るだけ早く痛みと不安を解消していくことが求められます。
患者さんが何に困っているかをきちんと聞き分け、真摯に対応していきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
検査を受ける目安としては、胃も大腸も40歳に達したころにとお考えください。ピークはもっと高齢になってからのことになりますが、40歳を過ぎてから徐々にそうした病気が見つかり始める傾向があります。消化器の癌は、見つかった時の状態が軽度であればあるほど、侵襲(しんしゅう)の少ない治療法を選択出来ます。私たちとしても、一生懸命に検査をおこない、もし何かがあったとしても、患者さんの負担が軽くなるような治療法を選択出来るようにと思っています。
未経験の方、あるいは過去につらい思いをされた方にとって、内視鏡検査はいまだハードルの高いものかもしれません。しかし、検査の技術や機械は近年になって飛躍的に上昇していますから、皆さんが思う以上につらくないものになっています。実際、1度体験したことで、繰り返し受けにきていただいてる方も多くいらっしゃいます。「ちょっと飲みに行ってみようか」というような気持ちで、内視鏡を飲みに来ていただくくらいがちょうど良いのかなと思っています(笑)。
※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
神津 隆弘 院長 MEMO
消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医
- 出身地:東京都
- 好きな本:車関係の本
- 好きな映画:『A.I.』
- 座右の銘・好きな言葉:世界平和
- 好きな音楽:ジャズ
- 好きな観光地:神津島
グラフで見る『神津 隆弘 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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