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駒澤 大吾 院長

DAIGO KOMAZAWA

最新の設備による「目に見える診療」で
声を使うパフォーマーをサポート

大学卒業後、初期研修を経て国際医療福祉大学 三田病院の耳鼻咽喉科へ。外来を担当するほかに、「声の治療相談センター」での診療にも携わる。国際医療福祉大学東京ボイスセンター(山王病院内)を経て、「赤坂駅」近くに開業。

駒澤 大吾 院長

駒澤 大吾 院長

声のクリニック赤坂こまざわ耳鼻咽喉科

港区/赤坂/赤坂駅

  • ●耳鼻咽喉科

塾講師とシンガー、異色の経歴をもつ耳鼻咽喉科医

駒澤 大吾 院長

20代の頃の私は、塾講師として国語を教えながら、ソウルシンガーとして活動していました。いま振り返ってみると、当時の自分はずいぶん「ちゃらんぽらん」だったと言いますか(笑)。このままではダメだと思って、一度すべてをリセットしてみたんですよね。それからは回送ドライバーなどの仕事をしていたのですが、だんだんと悪い方へ流れていく感じがして。「何か手に職を!」と、一念発起して勉強をはじめて、32歳で医学部に入学しました。医師になるというだけで、これといった目標がなかった私ですが、転機になったのは大学6年生の実習でした。奈良県内のとある耳鼻科医院で3週間ほどお世話になったのですが、ここの院長先生が耳鼻咽喉科の診療領域に「音声」があることを教えてくれたんです。これは、ずっと歌い続けてきた私に対する、「神様からの啓示だ!」と感じまして(笑)。これまでの自分の人生は、たしかにここに繋がっていたのだと納得して、たった10秒で自分の進む道を決めていましたね。

好アクセスでありながら隠れ家的なクリニック

駒澤 大吾 院長

耳鼻咽喉科の専門医となってからは、本格的に声の診療に携わるようになり、声を生業とする方々を数多くサポートしてきました。これまで在籍していた「東京ボイスセンター」の診療が少々キャパオーバーになったこともありまして、今回『声のクリニック赤坂 こまざわ耳鼻咽喉科』を開設することにいたしました。ここは、赤坂駅からも赤坂見附駅からも近く、開放感のある空間を確保しながら完全防音室があることなど、願ってもいない環境が整っていました。路地裏のこのあたりには、おいしい料理を出す隠れ家的なお店が集まっていて、「お忍び通り」なんて言われているらしいですが(笑)。来院される患者さんのプライバシーにも配慮することで、プロ・アマ問わず声を使うパフォーマーのみなさんに安心してお越しいただきたいと思います。お忍びクリニックという訳ではないですけれど(笑)、耳鼻咽喉科の一般診療もひっそり行っていますのでご相談ください。

音声障害を治療するための2つのアプローチ

駒澤 大吾 院長

声をつくりだす器官である「声帯」は意外と丈夫にできていて、これといった治療をしなくても、すこし休めてあげることで自然と回復するものなんですよね。ただし、声を使って仕事をする方たちは、そうゆっくりと休んでいられない。また、ビジネスパーソンなど一般の方々とは、発声に対する悩みのレベルも異なるものです。そのため、私のように声を使うパフォーマーを専門的に診る医師や医療機関が必要になってくるわけです。音声障害の治療には大きく分けて2つあり、1つは声帯そのものの不調を治す方法です。声を出す楽器(声帯)そのものが故障しているので、修理しましょうという考え方ですね。もう1つは発声そのものの修正で、声帯という楽器の演奏方法が崩れていますから、それを正していきましょうというものです。スポーツ選手にたとえるならば、フォームの崩れを修正するようなイメージでしょうか。患者さんに実際に歌っていただきながら、少しずつリハビリを重ねていくわけです。声帯そのものの治療については、4Kモニターを活用して。発声のリハビリは、完全防音の発声室で行っています。

プロ仕様の4Kモニターを駆使した、目に見える診療

私たちの声帯は、1秒間に100回以上振動していて、その動きを肉眼で確認することはできません。ただし、パフォーマーのみなさんに満足いただくレベルの診断をするためには、声帯の形を動きのなかで捉え、さまざまな角度から詳細に評価しなくてはなりません。そのため、当クリニックではストロボスコープを用いて、スローモーションで撮影した声帯の動きを、4Kモニターに映し出すという方法をとっています。内視鏡オペで使われる最新の4Kモニターをクリニックレベルで導入したのは世界初とのことで、開設時にはメーカーの取材クルーがやって来たんですよ(笑)。患者さんとご一緒に画像を確認するなど「目に見える診療」を行い、私がこれまでに培った知識や経験をふまえて、お1人お1人にベストな治療法をご提案しています。

これから受診される患者さんへ

『声のクリニック赤坂 こまざわ耳鼻咽喉科』は、東京メトロ「赤坂駅」から歩いて2分ほどの場所にあります。楽器奏者であれば、ご自分が使う楽器をお手入れするのは当たり前だと思いますが、声を使うパフォーマーのみなさんはどうでしょう? ご自分の声帯は目で見ることができませんし、声帯には痛みを感じる神経がありませんから、そもそも関心がないという方もいらっしゃるかもしれません。それでも、これから音楽大学で声楽を学ぼうとする学生さんなどにはとくに、声帯チェックをおすすめしたいですね。自身の声帯がどのような状態で、どのように発声がなされているのか。そのことをよく理解したうえで、素晴らしいパフォーマンスにつなげていただきたいと思います。

※上記記事は2017年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

駒澤 大吾 院長 MEMO

  • 出身地:奈良県
  • 趣味・特技:巨樹巡り、餃子作り
  • 好きな本・愛読書:『よあけ(著:ユリ・シュルヴィッツ)』
  • 好きな映画:『君の名は。』
  • 好きな音楽・アーティスト:ソウル・R&B
  • 好きな場所・観光地:月山(山形県)

グラフで見る『駒澤 大吾 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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