医療法人財団厚仁会 藤田記念耳鼻咽喉科
大田区/田園調布/田園調布駅
- 耳鼻咽喉科
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杉浦 夏樹 院長への独自インタビュー
耳鼻咽喉科のスペシャリストとして、育ちの街への貢献
当院は昭和11年開院で80年以上の歴史があります。初代の院長である藤田正雄先生、その後私の父である杉浦昭義2代目院長のあと、私で3代目院長になります。私は、もともと理系の科目が好きで人体の仕組みや生理にも興味がありましたし、プラモデルなど、細かなモノをいじることも大好きでしたので、自然と医師になる道を選んでいました。大学卒業後は、聖路加国際病院外科系レジデントとして経験を積んだのちに、母校である聖マリアンナ医科大学の耳鼻咽喉科教室へ入局。そこには頭頚部外科、聴覚やめまいを専門とする先生もいらっしゃり、スペシャリストの先生方のもと、幅広く耳鼻咽喉科の知識を身につけていくことが出来ました。最終的には、聖マリアンナ医科大学東横病院の耳鼻咽喉科主任医長を歴任し、副鼻腔の手術も多く受けもちました。その後父から『藤田記念耳鼻咽喉科』を引き継ぎました。
私は幼い頃から、この地で育ちました。すぐ近くの商店街の方々もみなさん顔見知りの方が多いですね。この医院にも、おじいさんの代から3代にわたって通ってくださっている患者さんもいらっしゃいますし、私の小学校の同級生のお父さん・お母さんを診察することもあります。もちろん同級生も来てくれていますしね。また、当院はやや遠方から来院してくださる患者さんも多いのが特徴です。大変ありがたいことと感じるとともに責任を痛感します。そういった方々と信頼関係を築きながら、これまでの経験を活かしてこの地で最善の治療を提供していきたいと思っています。
(藤田記念耳鼻咽喉科ー田園調布駅徒歩5分)
温かみのある、馴染みのある医院であり続けるということ
父の代から変わらず引き継いでいる『藤田記念耳鼻咽喉科のモットー』は、患者さんのお話にじっくりと耳を傾け、その患者さんに合った最善の治療を行うこと。そこで大事になってくることが、これからどんな治療をしようとしているのか、丁寧にわかりやすい言葉でご説明することです。これは幼稚園生の患者さんに対してでも、「今からこういうことをするからね」とお話しすることを徹底しています。患者さんによっては、医師に対して質問がしづらかったり意見が言い出しにくい方もいらっしゃいます。そういったことを気軽に口に出していただけるような空気を作り出したいと思っています。
また、患者さんから「スタッフのみなさんの温かい雰囲気が感じられて良い」と言っていただくこともあり、それはとても嬉しいですね。看護師のなかには、私が小学生の頃から勤務してくれている大ベテランもいるんですよ。そういう看護師が、たとえば老舗の旅館が代々店のカラーを引き継ぐように、今いる職員にも当院の雰囲気を伝えて、一種ここのカラーのようなものを作ってくれているのかもしれません。そんなスタッフ達との連携や情報の渡し合いには特に気をつけています。例えば、診療後のネプライザー(吸入器)は看護師、助手が対応させて頂いていますので、疑問や不安が残っている患者さんには、そのときにもう一度お話しいただけるようにしています。そうすると看護師、助手の方から「ここのところがまだ疑問になっていらっしゃる」などの報告が私に上がって来て、またこちらの診療室に患者さんが戻って来られ、詳しくご説明することができます。やっぱり医師の前だとどうしても緊張してしまうという方もいらっしゃいますから、こういう連携はとても大切だと思います。