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杉田 えり 院長

ERI SUGITA

こどもたちとお母さん。みんながこころもからだも元気で過ごしていただけるために。

東京女子医科大学を卒業後、同大学病院小児科(NICU)に勤務。2016年、地元である大塚の地に『新大塚こどもクリニック』を開院(東京メトロ丸ノ内線「新大塚駅」より徒歩1分)。

杉田 えり 院長

杉田 えり 院長

新大塚こどもクリニック

豊島区/南大塚/新大塚駅

  • ●小児科

悔いなく生きるために選んだ道

杉田 えり 院長

私は一般の大学を卒業し、コンピューターに関わる仕事をしていました。でも、そこでふと立ち止まってみたんです。「私が本当にやりたいことってなんだろう」。そこであらためてこの道を志すことになりました。病気を治してくれて、困った時に頼りになる。お医者さんは小さい頃からの憧れの職業だったのです。
医師となってからは、小児科を選択しました。これは当時の教授からいただいた言葉が大きかったですね。私は在学中に子供を出産していたのですが、先生からこう言っていただいたのです。「女性のキャリアの中で、子育てはどうしてもマイナスになってしまう。でも、小児科だけは、その経験をキャリアに生かせるところなんだよ」と。仰る通りだと思いましたし、実際に今、あの忙しい日々が活きていると実感しています。
東京女子医科大学病院では、母子総合医療センター(NICU)に籍を置き、主に新生児を診てきました。大変ではありましたけど、チームの中で生まれて間もない赤ちゃん達を診ていく日々は、充実していましたね。
『新大塚こどもクリニック』は、2016年10月に開院をむかえました。開業からまだ日が浅いにもかかわらず、すでに多くの子ども達が来院してくれています。この子達をずっとこれからずっと診ていけるのかと思うと、本当にうれしく思います。

目指すは、大塚の“肝っ玉母さん”!

杉田 えり 院長

医学的には正常の範囲のことであっても、お母さんって、やっぱり心配なんですよね。何か気にかかることがあったり、心配事があれば何でも聞いていただきたいですし、「病院」と構えずに足を運んでもらえるクリニックでありたいと思っています。
お悩みは、お母さん自身のことでも構いません。赤ちゃんが風邪を引いてごはんを食べられなくなり、夜中もずっとおっぱいを吸ってると、お母さんも眠れずに大変だと思うんです。でも、お母さんの気持ちや体調って、二の次になりがちですよね。私も病院時代、子供が風邪を引いてしまい、勤務を替わってもらったりすることがよくありました。本当に申し訳ないと思う半面、「私も疲れててつらいの…」と、誰かに訴えたかった気持ちが心のどこかにあったような気がします。
私にできるのは、共感することだけかもしれません。ですけれど、お母さんの気持ちをわかってあげたいし、気持ちを素直に出せる場所でありたいと思っています。

子ども達を守っていくために大切にしていること

杉田 えり 院長

病院での二次感染を防ぐために、診察室を分けたり、待ち時間がなるべく重ならないよう予約システムを導入しています。おもちゃを置いていないのも、感染が視野にあってのことでした。アルコール消毒をするにしても、その都度その都度やっていてはとても追いつかないですからね。病院に来て風邪をもらったりすることがないような配慮はおこなっています。

診察に関しては、子供の様子を注意深く観察することを心掛けています。子供って、痛いのに「痛くない!」と言ったり、全然大丈夫そうじゃないのに、「大丈夫!」って言ったりするものなんですよね。小さいながらに意地を張るところがまた健気で可愛いんですけど(笑)、身体は正直なもので、「大丈夫!」と口にしながら、肩で呼吸をしている子ども達もいます。言葉だけを頼りにするのではなく、その仕草や表情の変化に着目し、病気のサインを見逃さないようにしていきたいですね。
お子さんは1人ひとり、まるで違います。全身を診るように心掛け、病気の早期発見・早期治療につなげられるようにと考えています。

ワクチンの同時接種を推奨

私自身の経験も併せ、ワクチンの同時接種を推奨しています。クリニックによっては2本までとか、制限を設けていらっしゃるところもありますよね。それも1つの方法であり、正しいやり方だと思うのですが、そうこうしているうちに機会を失ってしまってはも元も子もありません。クリニックでは同時接種を推奨しながら、お父さんお母さんのご希望を汲み、どのような形でもスケジュールを柔軟に組むようにしています。
ワクチンをうってさえいれば防げる病気はあるわけですので、その必要性を説明することも併せ、皆さんの相談に乗っていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

子育ては、いつまでたっても慣れないもの。私は4人の子ども達を育てていますが、本当にその子その子で、まるで違う個性があることを実感しています。しかも同じ子でも、赤ちゃんから幼児になり、幼児から子供、子供から次のステージとどんどん変わっていくものですから、親のほうは追いついていくだけで精一杯です。本当に、お母さんとしては、いつまでもビギナーという感じですね(笑)。
子育てで思い詰めてしまい、つい投げ出したくなる時はあるかと思います。でもそれは、いたって普通のこと。その悩みを受け止めるために私たちがいると思っていますし、何でも打ち明けていただいて、一緒に子育てを頑張っていきたいと思っています。

※上記記事は2016年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

杉田 えり 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:読書
  • 好きな本:『ブラック・ジャック』
  • 好きな映画:『愛と青春の旅立ち』
  • 好きな言葉:明日は明日の風が吹く
  • 好きな場所:大塚!

グラフで見る『杉田 えり 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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