なかむらそうクリニック
港区/麻布十番/麻布十番駅
- 泌尿器科
- 内科
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中村 聡 院長への独自インタビュー
長年培ってきた泌尿器科専門医としての知識や経験を、街のクリニックで活かす
父が内科と小児科の開業医をしていたので、自宅を兼ねた診療所はお年寄りから赤ちゃんまで、地域のさまざまな患者さんでいつもあふれかえっていました。夜中や休日に父が往診に出向く姿を当たり前のように見て育ち、「いつか自分も医師になるのかな?」と素直に考えていましたが、いよいよ進路を決めるという高校生の頃になると、少しだけ反抗心のようなものが芽生えて(笑)。それでも最終的には父と同じ医師を目指して慶應義塾大学医学部に進学しました。
精神科や小児科にも関心があったのですが、当時外科系の中で新たな手術法などが次々に実用化され、急激に発展を見せはじめていた泌尿器科に魅力を感じて母校の泌尿器科学教室に入局しました。外科医としての初期研修を終えると、慶應の関連病院での泌尿器科勤務を経て、西ドイツ・デュッセルドルフ大学へ。膀胱がんの早期診断が研究のテーマでしたが、ドイツがまだ東西に分断されていた時代、ヨーロッパの固有の文化や芸術にも接することができ、お金もなく研究も大変でしたが、とても貴重な留学生活を送ることができました。
帰国後は、東京都済生会中央病院の泌尿器科医長となり、前立腺や膀胱などのがんや前立腺肥大症の内視鏡手術などに携わりながら、当時はまだ珍しかった「女性泌尿器科」の開設にも尽力しました。副院長となってからは診療と並行して病院の運営管理に奔走する日々でしたが、総合病院で長年培ってきた泌尿器科専門医としての知識や経験を、街のオフィスに場所を移して今度は患者さん一人ひとりとさらにじっくりと向き合った診療がしてみたいとの思いから、2015年9月に『なかむらそうクリニック』を開院しました。
我慢したり悪化させることなく、気軽に相談できる「かかりつけ泌尿器科医」
都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番駅」からそれぞれ徒歩1分、徒歩3分の、大通りに面した大変アクセスの良いビルの5階全フロアーがクリニックとなっており、院内の内装のコンセプトは「ちょっとモダンなお茶の間」です。白色と木目を基調とした明るくゆったりとしたこの空間には、ゼロ歳児からもうすぐ百歳というご高齢の方まで、年齢も性別もさまざまな患者さんが訪れ、埼玉や千葉、鎌倉などからも大勢お見えになります。
「泌尿器科」というと、かかるのが少し恥ずかしいといったイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、当院には、地元の方以外に近隣のオフィスで働くビジネスマンはもちろん、友人・姉妹・夫婦などで連れ立って受診され、診察が終わると商店街のレストランや老舗の蕎麦屋で食事や買い物をされたりする方もいて、良い意味で受診のスタイルが変化してきています。麻布十番という魅力的な街にあってのことだと思うのですが、ある意味これが街の泌尿器科診療所(オフィスウロロジー)、そして「かかりつけ泌尿器科医」の果たす役割のひとつかなと?
排尿は、誰もが毎日あたり前に行うこと。そのあたり前の機能になにかトラブルが生じた時に、我慢したり悪化させることなく気軽に相談したり受診できる“敷居の低いクリニック”を目指し、スタッフ一丸となって診療に取り組んできてちょうど1年が経ちました。
『麻布十番駅』(南北線/大江戸線)7番出口からの徒歩ルート
所要時間(当社調べ):38秒