佐々木 康一 院長
KOICHI SASAKI
人生を楽しく過ごすために。
あきらめなければ、すべてはかなう。
大学卒業後、国立国際医療センターを皮切りに、整形外科領域における多数の手術を手掛ける。2008年から『こういち整形外科 脳神経内科』を開設、診療をおこなっている。
佐々木 康一 院長
医療法人社団 こういち整形外科 脳神経内科
目黒区/鷹番/学芸大学駅
- ●リハビリテーション科
- ●整形外科
痛みなく生活できることの喜びを実感できる診療を
『こういち整形外科 脳神経内科』では、これまでの臨床経験を活かし、正確な診断に基づいた整形外科的治療と、身体機能障害や生活障害に対し、その機能を回復させることを目的とするリハビリーテーションを提供しています。
身体機能の回復は一朝一夕になせるものではなく、クリニックとご自宅の両方でリハビリに取り組んでいただく必要があります。ここで問題となるのは、ボディイメージです。どの筋肉を意識し、どう身体を動かしていくのか。それが明確でなければ、所定の効果を得ることはかないません。理学療法士や作業療法士の評価や指導は、そのために必要なことなのです。
機能を回復すればそこで終わりではありません。いずれクリニックを離れる時、自分でボディメンテナンスができるようにして差し上げるのが私たちの目指すところです。
自立した生活が、人としての尊厳を守っていく
訪問リハビリテーションでは、機能訓練士がご自宅にうかがい、自宅内での活動性の維持・向上をお手伝いしています。クリニックでおこなう運動療法のほか、日常の生活をもサポートしていきます。お年を召し、一旦お風呂に自力で入れなくなると、ご本人はもとより、ご家族の方もあきらめてしまわれるケースを多くお見受けします。しかし、工夫次第でその機能を回復させることは充分に可能です。たとえば、お風呂の場所にバーをつける。あるいは、椅子の高さを見直したり、段差をなくしていく。ご家族の方のサポートの有りようを含め、訪問リハビリテーションでは、あらゆる角度からの提案をおこなっていきます。
実は、私の父も郷里で訪問リハビリテーションを受けています。一時期は身体がすっかり弱ってしまい、あらゆることに気力を失っていましたが、今ではほぼ、家族の手を借りることなく身の回りのことができるようになってきました。
いかに人の手を借りず、家の中で自立できるか。多くの方が心の深いところで欲していることであり、その気持ちに沿うことは、人間としての尊厳を守ることも意味します。完全に若い頃のままとまではいかないかもしれませんが、生活のクォリティーを少しでも維持・向上させていくことに役立っていきたいと考えています。
目標を積み重ねていくことが大切
リハビリテーションでは、ゴールを設定することが非常に重要です。たとえば3ヶ月後、椅子から立って、トイレまで自分で行けるようにする。それを積み重ねていき、1年後にはここまでの回復を目指す。長期的なゴールは、希望そのもの。そして短期的なゴールは、その時々における達成感となります。機能回復はご本人の強い意志が大切で、短期的なゴールはその方のモチベーションの維持・向上に役立つものです。
私どもは常にカンファレンスをおこない、状態を共有していきながら、適切な目標を設定していきます。いずれ私たちの手を離れる時を卒業と考え、そこに至る過程をその都度その都度評価していくことが非常に大切なのです。
リハビリテーションが持つ可能性
ある患者さんが、私にこの分野の可能性を示してくれたということになります。私は病院勤務時代、ずっと手術畑を歩いてきました。その方は脊椎損傷を患って私の元へいらしたのですが、手術をすすめたところ、ご高齢ということもあって、固く拒絶されたのです。残る選択肢は、リハビリテーション病院への転院しかありませんでした。確か、3ヶ月が過ぎたころだったでしょう、転院先の病院に赴いたところ、四肢に麻痺のあったその患者さんは、ご自分の足で歩き、新聞をめくるまでに回復されていました。私がリハビリテーションに本当の意味で目覚めたのはその瞬間で、この分野の可能性を追求することに残りの医師人生を捧げようと考えたのです。
これから受診される患者さんへ
70歳を越えて、私と共にシーカヤックをされている患者さんがいらっしゃいます。つい先日も、この炎天下の中、一緒に20キロを漕いできたばかりです。今の時代、「もう年だから…」という言葉は意味をなさなくなっています。自ら動く意志さえあれば身体的機能は必ず回復しますし、歩みは少しずつであっても運動もできるようになっていきます。何歳になられようとも、いつまでも快活に生きていただけるように。あきらめずに自分と向き合うあなたに付き添い、しっかりとサポートをさせていただきます。
※上記記事は2016.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
佐々木 康一 院長 MEMO
- 出身地:岐阜県
- 趣味:シーカヤックに始まるマリンスポーツ全般/「海と本とワイン」
- 好きな本:『等伯』
- 座右の銘:一期一会
- 好きな音楽・アーティスト:オノ・ヨーコ 洋楽全般
- 好きな場所:慶良間諸島
グラフで見る『佐々木 康一 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
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