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平山 方俊 院長

MASATOSHI HIRAYAMA

きちんと診察し、きちんと説明する。
すべては患者さんのために。

北里大学大学院博士課程修了後(専門は「特発性難聴」)、同大学病院、各地の市民病院に勤務。耳鼻科一般にくわえ、気管食道科の診療にも力を傾ける。2006年、地域医療に貢献すべく『ひらやまクリニック耳鼻咽喉科』を開設。

平山 方俊 院長

平山 方俊 院長

ひらやまクリニック耳鼻咽喉科

世田谷区/代沢/池ノ上駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●アレルギー科
  • ●気管食道内科

医師として一刻も早い独り立ちを望んで

平山 方俊 院長

私が耳鼻咽喉科を選んだのは、医師としての実力をしっかり養えるのではないかと考えたからでした。当時の講師からは、「1年で3年分の力をつけてやる」と声を掛けられました。もちろん、「そのかわり、大変だぞ」と釘を刺されはしたのですが(笑)。
大学では「特発性難聴」という疾患を対象に研究を積み、その後は難聴外来をメインに診療を続けてきました。講師の先生の仰った通り、本当に忙しくて大変な日々を過ごしたものです。しかし同時に、本当に充実した時間を過ごすことができたと思っています。あの期間に学んだことが今の私の誇りとなっていますし、今の私を作ってくれたという意味において、大変感謝しています。

丁寧に病気を診て、丁寧に説明をおこなう

平山 方俊 院長

よくあるお悩みとして、お子さんの場合、風邪をこじらせたことによる副鼻腔炎が多く、これがお年を召してきますと、めまい、それから、声を悪くされて来院されるケースを多く見受けます。
診療をおこなう際には、できる限り丁寧に説明をおこなうととともに、きちんと病名をお伝えできるようにと思っています。「のどが赤いからこのお薬を出しておきますね」。病院に行って、このような診察を受けられた方は多いのではないでしょうか。その対応自体が間違っているわけではありませんが、患者さんの立場で考えてみれば、いささか心許ないことでしょう。今はインターネットなどを通じ、ある程度はご自分で調べることが可能な時代です。そうであれば、はっきりとした病名を伝えることが、患者さんの利益に資するというものでしょう。すべては患者さんのために。その思いを持って常に診察に臨んでいます。

“声を診る”ということ

平山 方俊 院長

大学では難聴外来を経て、気管食道科という分野に長らく身を置いていました。ですから、“声”というものに関して、少なからずみなさんのお役に立てるとは自負しています。
風邪を引いたあと、しわがれたような声が長く続く方がいらっしゃいます。これは声帯が炎症することによって発生する症状で、対象となる年齢はさまざまですが、あえて申しますと、働き盛り以降の方に多く見られる現象です。治療としては、炎症を抑えるお薬を用いることもありますが、まずなにより、安静にすること、しゃべらない、ということが肝心になります。こうお伝えしますと、ささやき声でしゃべってしまう方が多いのですが、ささやき声は、かえって声帯に負担を掛けてしまいます。そういったトラブルを避けるためにも、あらゆる状況を想定し、細部に渡る説明が私たちには求められるのです。

科学的な根拠に基づいた診療を提供

アレルギー性鼻炎の治療の1つに、下甲介化学剤手術というものがあります。季節性の花粉症や通年性のアレルギー性鼻炎に有効とされ、特に鼻づまりの症状に対して高い効果が望めるものです。具体的には、麻酔をおこなった上で、鼻の粘膜に直接薬品を塗布していきます。“手術”と名がついていますが、注射やメスを使用することはありません。ご注意いただきたいのは、この治療によって症状が完全になくなるものではないということ。一般に用いられる飲み薬や点鼻薬の効果をさらに補うものとして、有効な選択肢となります。下甲介化学剤手術は、いわゆるエビデンスに基づいた治療法です。当院では科学的なバックボーンが確かな、安心しておすすめできる治療を提供しています。

これから受診される患者さんへ

当院の周囲だけを見ましても、外科、小児科、皮膚科と、多くの先生方がおられます。患者さんにおかれましては、複数あるクリニックを有効に活用していただければと思います。鼻や耳の症状の場合、処置がおこなえる耳鼻咽喉科が適切かと思いますが、ここに強い咳の症状が加わるようであれば、小児科の先生に診ていただくのが適当でしょう。耳鼻咽喉科としてできることをおこないつつ、病気の窓口としての役割も果たしてまいります。

※上記記事は2016.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

平山 方俊 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:子供と一緒に遊ぶこと
  • 好きな本:歴史に関する書籍
  • 好きな映画:ノッティングヒルの恋人、博士と彼女のセオリー
  • 座右の銘:人間万事塞翁が馬
  • 好きな音楽:洋楽全般
  • 好きな場所:伊豆半島

グラフで見る『平山 方俊 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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