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本田 真美 院長

MANAMI HONDA

建物全体で、地域の皆様の子育てライフをサポート。

大学卒業後、国立成育医療研究センター、都立多摩療育園、都立東部療育センターにて経験を重ねた後、世田谷区内の小児クリニックで院長を経て「上野毛駅」から徒歩7分の地に『みくりキッズくりにっく』を開設。

本田 真美 院長

本田 真美 院長

みくりキッズくりにっく

世田谷区/上野毛/上野毛駅

  • ●小児科
  • ●内科
  • ●リハビリテーション科
  • ●アレルギー科

「イルカセラピー」の様子を見たことがきっかけとなった医師への道。

本田 真美 院長

私が医師になったのは、小学5年生の時にみたテレビ番組がきっかけです。自閉症などの障害をもった子供たちとイルカが一緒に泳ぐ「イルカセラピー」の様子をみて、イルカのトレーナーになりたい!と思ったんです。でも、トレーナーの仕事はなりたいからと言ってなれるものではなく、それならば何か資格を取っておけば有利かな、と考えたんですよね。
東京慈恵会医科大学に学んで医師となり、国立小児病院での研修を経て、国立成育医療研究センターへ。その後、都立多摩療育園、都立東部療育センターに勤務するなかで、重度の心身障害をもつ子供たちの診療を手がけるなど経験を重ねました。2010年からは同じ世田谷区内の小児クリニックで院長として診療していましたが、自分の理想とするクリニックを実現したいという思いが強くなり、2016年『みくりキッズくりにっく』を開設しました。

子供たちにとって、ワクワクするような楽しい場所であるように。

本田 真美 院長

東急大井町線「上野毛駅」から徒歩7分、「二子玉川駅」から歩いて12分ほどの場所にある『みくりキッズくりにっく』は、地下1階・地上3階の建物全体で、地域の皆様の子育てライフをサポートしています。クリニックが入る「あそびレッジ玉川」は中庭を挟んでA棟・B棟の2つの建物があり、B棟の1階がクリニックの受付・会計などのフロア、世界最大級の水槽がお出迎えする地下1階には、一般診療室や待合室などがあります。エレベーターを上がった2階はキッチンを完備した集団療法室、ボルダリングやトランポリンができる運動療法室があり、3階には心理カウンセリングなどを行うための個室を5つご用意しています。
クリニックの名前になっている「みくり」には、「み(水)・く(空)・り(里)」という意味があり、水・空・里からイメージを膨らませて、各フロアにさまざまな工夫をしています。このクリニックが子供たちにとって、ワクワクするような楽しい場所であるように。ただ病気を治療するだけでなく、いろいろな発見や体験を通して、健やかに成長してほしいと願っています。

ご家族を含めた子供たちの生活に寄り添いたいという思い。

本田 真美 院長

私の母校である東京慈恵会医科大学の理念に、「病気を診ずして病人を診よ」という言葉があります。そして私も病気の治療だけでなく、ご家族を含めた子供たちの生活に寄り添いたいという思いでこのクリニックを立ち上げました。小児科専門医として幅広い疾患に対応することはもちろん、小児神経専門医でもある私に求められる医療を、責任をもって行いたいと考えています。
また、私自身も子育てを経験してきたからこそ、地域にお住いの子育て世代をサポートしたいという気持ちを強くもっています。仕事に子育てにと頑張る保護者の方々のために土曜日・日曜日も診療を行っているのは、休日診療こそいちばんの育児支援だと考えてのこと。ここで働くスタッフが一つのチームとなり、障害がある子もない子も、すべてのお子さんの成長を見守りたいと考えています。

患者さんと接する際に大切にしていること。

診療の際に心がけていることは、患者さんが話しやすい雰囲気をつくることです。ときには、ダンナ様やお姑さんのグチを話してお帰りになるママもいらっしゃいますけれど(笑)。診察室での会話だけでなく、待合室や受付でも気軽に声をかけて、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。
そしてもう一つ大切にしているのは、「誰にでも分け隔てなく接する」ということ。病気の子もそうでない子も、障害のある子もない子も。すべてのお子さんと保護者の方が気兼ねなく集い、プラスの気持ちをもてる場所であるように。そうした想いから、院内の設備や診療内容を充実させてきました。たとえば、予防接種のスケジュールを計画したり、スキンケア指導などを行う「育児サポートプログラム」は、スタッフたちの提案から実現したものなんですよ。ときには子供目線になり、ときに親目線で考えながら、地域のコミュニティのような存在になっていけたら嬉しいですね。

これから受診される患者さんへ。

クリニックには自閉症の子が描いた絵を飾ったり、あえて待合室を分けず同じ空間で過ごしてもらうようにしています。いろいろな才能があって、いろいろな子がいて、それぞれを認め合う。そうした体験を通して、体も心も大きく成長してくれたら嬉しく思います。この建物は、地域の子供と保護者の方がいつでも気軽に立ち寄れる、医療機関らしくない空間にしたいと考えて、デザイナーである夫と相談しながらたくさんの発見やワクワクを詰め込みました。何か困ったときはもちろんこと、困っていなくても思い出してもらえるような、そんな場所でありたいと思っています。

※上記記事は2016年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

本田 真美 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:魚などの生き物、子どものおもちゃ集め、ボルダリング
  • 好きな本:絵本
  • 好きな言葉:いつも楽しく
  • 好きな場所:沖縄

グラフで見る『本田 真美 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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