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佐田 晶 院長

AKIRA SATA

佐田 晶 院長

佐田 晶 院長

あきら内科

世田谷区/用賀/用賀駅

  • ●内科

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

佐田 晶 院長

小さい頃、お世話になっていた小児科の先生のところへいくと、のどが痛いでもなんでも、ちょっとさわって見るだけで、「これは何々だね」と、すぐさま答えが返ってきました。「なんでわかるんだろう?」。子供ながらに不思議でしたし、私もお医者さんになれば、先生のようになれるかもしれないと思い医学を志しました。
内分泌を専門にしたのはホルモンに興味があったからです。ホルモンは、目に見えないもの。でも、その目に見えないホルモンが身体の中でさまざまな作用をもたらすことに興味を覚えました。糖尿病も甲状腺、下垂体疾患も全てホルモンに関する病気です。
東京女子医科大学病院で内分泌内科に入局し甲状腺、下垂体、副腎を中心とした内分泌疾患の臨床の経験を積んだ私は、2年間、オーストラリアへ留学しホルモンの研究に携わりました。臨床から完全に離れたのは、あのときが初めて。当初は自分の好きなことに没頭できるし、研究生活も良いなと思っていました。ですが、しばらく臨床から離れていますと、やはりもとの臨床に即した生活が恋しくなり、臨床医としてやっていきたいという心を持ちました。
帰国後、大学の出張病院で糖尿病外来教育入院を担当し、糖尿病診療の難した奥深さを改めて実感しました。糖尿病は生活に根差した病気です。ですから、病気を診るのではなく、その人を診て、その人を知ることが診療の第一歩となります。
私の生まれ育った世田谷で町医者として骨をうずめようと思い、関東中央病院へ移りました。ここでは糖尿病、甲状腺、下垂体等の専門外来糖尿病教育入院等を担当しました。
5年間の勤務の中で多くの患者様方と出会い、色々なことを学ばせて頂きました。「待ち時間が長い」「外来予約がなかなか取れない」「風邪をひいたりとか、ちょっとしたことでも先生に診てもらいたい」というような御意見を頂くことも多くなり「あきら内科」を設立することと致しました(東急田園都市線・用賀駅より徒歩1分)。患者様お一人一人としっかり向き合って長くお付き合いをしていきたいと考えてのことです。

患者さんはどのような経緯で来院されていますか?

佐田 晶 院長

これまで遠方の病院や大学病院まで通われていた患者様が、近隣に糖尿病、甲状腺、下垂体の専門クリニックができた、ということをお知りになり来院してくださっています。甲状腺や下垂体、コントロールの難しい糖尿病などの方などは、通院先も選択肢が限られてきてしまうというのが現状ですが、専門病院や大学病院は遠方だったり、待ち時間が長く受診が1日がかりということも珍しくありません。近所のクリニックに気軽に通える、というのは慢性疾患で定期的な通院が必要な方にとっては大きな魅力だと思います。お買い物やスポーツジムのついでに受診されたり、血液検査によったりという方も多いです。
また、大病院では医師の移動により担当医が変更になることもしばしばで、同じ医師に継続してかかりたい、といったことで当院を受診してくださる方もいらっしゃいます。
健康診断で、血糖やコレステロールの異常を指摘されたり、甲状腺が腫れているといわれ受診される方も多いです。
近隣のクリニックからの紹介や、ご家族ご友人からの口コミで来院してくださる方も増えています。

訪れる方の病気の種類についてお話しください。

佐田 晶 院長

糖尿病、高血圧、高コレステロール血症などの生活習慣病の方、橋本病やバセドウ病、下垂体疾患などの慢性疾患の方が多くおみえになります。甲状腺腫瘍の方も定期的に通院されます。インスリン治療に力をいれており、インスリンポンプ治療なども行っていますので、若い1型糖尿病の方もいらっしゃいます。小児科での治療を卒業されたターナー症候群などの方もおみえになります。
骨粗しょう症の、睡眠時無呼吸症候群の検査、治療も行っています。

肥満外来について教えてください。

残念ながら、肥満で良いことは1つもありません。肥満の状態が続けば糖尿病にもなりますし、コレステロールや血圧も上がれば、睡眠時無呼吸症候群を引き起こす可能性も出てきます。逆を言えば、肥満状態から脱することさえできれば、病状がすべて改善に向かうことも考えられるわけです。
しかし、そんな簡単にやせることができるなら、そもそも肥満にはなっていないことでしょう。ですから、ここではしっかり患者さんの話をうかがうことから始めていき、その方自身が病気に対する理解を深め、モチベーションを維持していくことに力を傾けていきます。それが前提にありさえすれば、実際に成果が少しずつともなうことで、困難なミッションが達成できていくのです。
元気で長生きする秘訣は、生活と食にあります。大事なことは、良い習慣を続けていただくことであり、無理をすることなく、その人が望む人生を送れるようなサポートをしていきたいと考えています。

サイトをご覧になる皆様へメッセージをお願いします。

糖尿病では血糖コントロールが悪い時期が長く続くと、全身に様々な合併症がでてきます。骨粗しょう症、認知症、睡眠時無呼吸症候群等の危険性も高いことが知られています。できるだけ早期からの糖尿病に対する適切な治療と合併症に対する正しい知識をもつことが、糖尿病の合併症を予防し進展を阻止するために重要だと考えています。血糖の異常を指摘されたらなるべく早い段階で受診していただきたいと思います。また、長年糖尿病を患っていて、思うように治療成果が上がらない方もご相談いただければと思います。糖尿病を初めとする生活習慣病診療に精通した看護師と管理栄養士とともに、チームで患者様をサポートしていく体制を当院では整えています。血糖、HbA1Cなどの糖尿病検査も院内で5分ほどで測定可能ですので、その場でデータをみながら治療方針の検討ができます。
甲状腺事体どこにあるかも知らないという方もおいでになる地味な臓器ですが、実は甲状腺の病気は多く、成人女性の7人に1人は甲状腺の病気をもっているともいわれる頻度の高い疾患です。甲状腺が腫れている、疲れやすい、動悸がある、体重の急激な増減があった等の症状がある方は一度ご来院ください。

※上記記事は2016.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

佐田 晶 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:スキューバダイビング、テニス
  • 好きな本:料理の本、旅行の本
  • 好きな映画:007シリーズ
  • 座右の銘:明るく元気で長生き!
  • 好きな音楽・アーティスト:クラシック
  • 好きな場所:南の島

グラフで見る『佐田 晶 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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