世田谷脳神経外科クリニック
世田谷区/船橋/経堂駅
- 脳神経外科
- リハビリテーション科
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田中 正人 院長への独自インタビュー
祖父の病気、幼い頃に感じたことからこの道へと。
ある時幼稚園から帰宅すると祖父が砂まみれのまま布団に寝ていて、祖母から散歩途中で倒れていたと聞きました。以後目は開けているんですけど、布団から出ることもなく、一言もしゃべれません。でも祖母や母の介助でおかゆを食べるんですよ。僕も何度か食事を口にもっていたのを覚えています。とても不思議な光景でした。仕事を始めてからわかったことですが、脳梗塞で麻痺があって失語症だったのです。当時近所の開業医さんが往診に来て、祖父に注射をすることがありました、かっこよかった。あこがれました。そのころから医師になりたいと思うようになりました。
大学卒業後は脳神経外科を専攻しました。手術で患者さんを治したかったのです。京都大学時代に手術、血管内治療の礎を学び、関連の小倉記念病院ではそれまでにも増して多くの患者さんを診る機会を得ました。特に心疾患合併の脳血管障害などを循環器の先生と共同で治療しました。脳の動脈硬化の代表が脳梗塞で、心臓の動脈硬化の代表が心筋梗塞なのです。脳と心臓、臓器による症状の違いはもちろんありますが、動脈硬化により血管が閉塞する病気というくくりでは本質的に変わりはないのです。そして動脈硬化は高血圧やコレステロールが高いといった生活習慣病に基づくことが多いのです。この大きな流れを実際に患者さんを診て感じた事が今の診療につながっています。脳梗塞の患者さんをみるとすぐに心臓の事が気になります。
MRI検査を受診当日に行うことの意味。
頭痛 めまい 手足のしびれ 物忘れ 頭をぶつけたといった症状のある方にMRI検査を受診当日に行い、結果をお伝えしています。MR検査は予約なしに行っています。大きな病院では受診、検査 結果まで時間を要することも多く、素早く検査できることは当クリニックの大きな特徴です。
病気を見つけることも大切ですが、不安を解消することも重要です。脳の病気と思って受診される方が多いのですが、必ずしも脳の病気ではないこともあります。しっかりと検査をしたうえで「違いましたよ。安心してください」と伝えることも重要な役割と考えています。
患者さんに笑顔で帰って頂きたいというのが私たちの希望です。脳の病気でなかったから、痛みが軽くなったから、血圧が下がったから。少しのことでもそれをもっておうちに帰って頂きたい。私たちもまた笑顔で患者さんをお迎えし、笑顔で送りだしてあげたいと思っています。
田中正人先生は、趣味であるサッカーのチームメイトです。クリニックにはMRIを備わっていて、専門的な検査と治療を受けることが出来ます。彼自身、ほんとうに気持ちの優しい人ですから、患者さんと一緒になって悩み、解決に向かって尽力してくれると思いますよ。