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林 聡 院長

SATOSHI HAYASHI

アメリカで学んだ最先端の胎児診断と胎児治療を生かし。

大学卒業後、大学の医局勤務後、フィラデルフィアで胎児診断を学び、国立成育医療センターで国内初の胎児診療科の立ち上げ参加を経て用賀駅より徒歩約15分の地に『東京マザーズクリニック』を開院。

林 聡 院長

林 聡 院長

東京マザーズクリニック

世田谷区/上用賀/用賀駅

  • ●産科
  • ●婦人科
  • ●産婦人科

フルート奏者への憧れと共に、野口英世の生き方に感銘を受け。

林 聡 院長

小学3年生の時に野口英世の伝記を読んだんです。そこで彼の生き方に感銘を受けまして、人の命を助ける仕事に就きたいと思うようになりました。実は同時に音楽家にもなりたいと思っていたんですよ。9歳からフルートを習っていたので、その道への憧れもずっと持ち続けていました。高校受験を経て広島の進学校に進んだ後も、医者になるための勉強と並行してブランスバンド部でフルートを吹いていました。広島大学医学部に入学してからは、やはり徐々に勉強の占める割合が大きくなっていったので、なかなか時間が取れなくなってしまいましたが、先日院内で患者さん方を招待した演奏会をした時に、何十年ぶりかにフルートを吹いたんです。当院で出産なさった方で音楽家の方がいらっしゃったので、その方の協力を得ての開催だったのですが、久しぶりで実に楽しかったですね。赤ちゃんや小さいお子さんが大はしゃぎしている中での演奏だったので、それはにぎやかでしたよ。こうやって皆さんと幸せな時間を過ごすことができるのも、産婦人科医の醍醐味だなと感謝しています。当初は外科医に、と考えていましたが、広島の本院で院長をしていた義理の兄に「産婦人科医というのは生命の誕生と死に関わることができる素晴らしい仕事だよ」と背中を押されまして、産婦人科医になろうと思いました。医学的な見地からしても、外科の側面と内科的治療の両方に携わることができるという点も魅力でした。広島大学の医局で7年ほど勤務した後、フィラデルフィアで胎児診断を学び、2002年に国立成育医療センターで国内初の胎児診療科の立ち上げに参加しました。平成24年1月に当院を開院しました。

『東京マザーズクリニック』診療の大きな3つの柱。

林 聡 院長

当院は上用賀にあり、周りはとても静かで落ち着いています(東急田園都市線・用賀駅よりタクシー 約5分、徒歩約15分)。
診療には大きな柱が3つありまして、1つは母体・赤ちゃんの健康管理、2つ目はプロフェッショナルチームが支える中での無痛分娩、3つ目は妊娠中及び産後ケアの充実です。
病室は個室になっていまして、アメニティも充実しています。産後の赤ちゃんのお世話はお母さんにとって体力、気力ともに注ぎ込むものなので、それらの負担を少しでも軽くできればと思っています。胎児診断につきましては、アメリカで最先端の治療を学び、国立成育医療センターで国内初の胎児診療科の立ち上げに参加した経験を生かし、妊娠中から生まれるまで、しっかりサポートさせていただきます。無痛分娩を安心して行うにはスタッフが充実していることが不可欠です。幸い当院には多くの麻酔医がおりますので安心して任せることができます。産後も、専門のスタッフがしっかりケアをしますので不安になったことは何でも聞いて下さい。

アメリカで学び経験した最先端の胎児診断と胎児治療。

林 聡 院長

胎児診断で必要なのは、結果を正確に分析し伝えるということです。実際「他院で出生前診断を受けたもののかえって不安になってしまい、何か所も病院を巡ってきました」という方もいらっしゃいます。私は大学卒業時の研究テーマが「出生前診断」でした。当時、国内では赤ちゃんがお腹の中にいるときに病気があることが分かっても、まだ治療をすることができなかったんです。そんな現実を目の当たりにして、胎児診断と治療によってなんとか赤ちゃんとご両親を救いたいとの思いから世界の最先端治療を学びたいと、フィラデルフィアに渡りました。アメリカで胎児診断と胎児治療を徹底的に勉強したこととその後の経験を生かし、当院では正確な情報を提供することができています。病気によってはお腹の中にいるときに治療をすることが可能です。もし赤ちゃんが重い病気を持って生まれることが分かったとしても、早い段階で気持ちの準備や治療の体制を整えることができます。それは赤ちゃんにとっても迎え入れるご両親にとっても大切なことなんです。

無痛分娩のメリットについて。

痛みに弱い方や高齢の妊婦さんなどは、無痛分娩によってリラックスしてお産に臨むことができるんです。産後はすぐに授乳が始まり、おむつを替えたり抱っこしたりと待ったなしで育児がスタートします。その時にお産のつらさを引きずったままにしていると、気が滅入ってしまったり体調を崩してしまったりなど、お母さんにとってつらい状況が続いてしまうことになりますよね。出産の際、体力の消耗を最小限に抑えることができれば、こういった状況にならずにすみ、産後も前向きに育児に取り組むことができるようになります。また、出産の痛みに対する恐怖心を取り除くことで妊娠に積極的になれるという方もいらっしゃいます。1人目を自然分娩で出産したときの痛みが忘れられなくて、2人目の妊娠をためらってしまう方には、ぜひ無痛分娩を紹介したいですね。当院は麻酔医のプロフェッショナルたちがチームを組んでお産にあたりますので、安心してお任せください。

これから受診される患者さんへ。

高齢妊娠や出産に対して不安を抱えていらっしゃるかたは、そんな必要はありませんのでご安心下さい。当院では妊婦健診や出生前診断、無痛分娩など、妊婦さんの負担をなるべく軽くできるようなお産の体制を整えています。「出産は痛みを伴うもの」といった固定概念もまだまだ残っていますが、それらにとらわれることなく、選択肢の一つとして無痛分娩を考えてみてはいかがでしょうか。当院には全国から患者さんがいらっしゃいます。大変ありがたいことなのですが、逆に、無痛分娩ができるクリニックが少ないんだということも痛感しています。今後は若い医師たちの育成にも力を入れ、環境を整えていく必要性も感じています。当院には出産に関するスペシャリストがそろっていますので、何でもご相談ください。

※上記記事は2016年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

林 聡 院長 MEMO

  • 出身地:広島県
  • 趣味・特技:フルート(9歳から習っています)
  • 好きな本:伝記
  • 好きな映画:トム・ハンクスの作品
  • 座右の銘:至誠
  • 好きな音楽:クラッシック
  • 好きな場所・観光地:ヨーロッパ。特にイギリス

グラフで見る『林 聡 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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