田中 潔 院長
KIYOSHI TANAKA
自然のことわり、患者さん自身の力を尊重し
患者さんと共に考えていく整形外科医療
大学を卒業後、整形外科講座に入局し研鑽を積む。その後、ハーバード大学医学部整形外科にて細胞生物学の研究に従事。帰国後は解剖学講座に籍を置き、軟骨組織の再生などの研究にたずさわる。2015年、池袋駅より徒歩10分のこの地に開業。
田中 潔 院長
としま整形外科リウマチクリニック
豊島区/南池袋/東池袋駅
- ●整形外科
- ●リウマチ科
- ●ペインクリニック
- ●リハビリテーション科
医師だった父の姿に感化され整形外科の道へ
やはり、家庭環境ということでしょう。医師であった父は、郷里の高知県で医療機関を運営しておりました。そのはつらつとした姿に感化され、自然の流れでこの道を選択したというところです。整形外科という分野を選んだのも、父の影響と言えるでしょう。私にとって最も身近にあった医者のスタイルとして、選びやすかったということでしょうね。
大学を卒業後、整形外科講座に入局し、整形外科の医療、医学の研鑽を積みました。その後、アメリカはボストンへと渡り、ハーバード大学医学部整形外科のフェローとして関節軟骨変性に関わる細胞生物学の研究に従事しました。帰国後は解剖学講座に籍を置き、軟骨組織の再生やリンパ組織の免疫応答の研究にたずさわりました。基礎医学は、我々医師にとって、まさに基本と呼ぶべきものです。臨床医として、思い悩んだ時に立ち返る場所があるということは、非常に有益だと思っております。
『としま整形外科リウマチクリニック』は、2015年に開院いたしました。この地域には我々の同窓生が多く仕事をしておりまして、また、大学との連携を生かすという点において、得難い場所を得られたと思っております(東京都メトロ有楽町線・東池袋駅直結、各線・池袋駅より徒歩10分)。
診療を通じて未来を担う子ども達の健康に寄与する
訪れる患者さんは20代、30代、40代の近隣にお勤めの方。あるいは、60代、70代の方で、以前からこの地域にお住まいの方。患者さんの層は、その意味で、バラエティーに富んでいると言えましょうか。また、近くには小学校等もありますので、お子さんの患者さんも少なくありません。
今年(2016年)になってから、学校の健診のシステムが変わりました。内科を中心に据えた以前の内容に加え、運動器疾患が取り入られた形です。腰や膝、足の痛みといった整形外科領域の病気を診ることが、学校の健診で義務づけられたのです。
最近の子供の傾向は、両極端と言うことができます。運動をやり過ぎているか、さもなければ、運動が極端に少ないかの2つに1つ。やり過ぎに関してはともかく、運動が少ないというのは問題です。運動量が少ないことで体力が低下するのはもちろん、身体のあらゆる部分に不具合が生じ、それがまた、成長してからの健康に害をなすことが危惧されています。
問題点を早期に把握し、適切な手段を打つ。大きな考えの中に私どもも協力し、これからの未来を担う子ども達の健康に寄与していければと思っております。
診断に基づいた保存的治療、手術、リハビリテーション。3つの共存を目指す
肩や腰、膝の痛みなど、10人中、8人から9人の方は、痛みを訴えられておいでになります。私たちは整形外科医療によってそれらに対処していくことになりますが、この整形外科医療には、3つのポイントがあります。
身体のメカニズムや生理学、運動器学に則り、しっかりとした診断に基づいた保存的治療は、最初にあがるポイントとなるでしょう。その手段として、お薬から注射までが含まれます。次にあげられるのが、それらを応用した形での手術。そしてもう1つが、リハビリテーションです。運動器は、元の姿に戻ってこそ役割を担えるわけであり、その意味でリハビリテーションの持つ意味は少なくありません。当院では常勤の理学療法士が3名在籍し、力を入れて取り組んでいます。
リハビリだけでなく、薬だけでなく、手術だけなく。この3つが共存してこそ、整形外科医療が完結すると私は考えています。
自然の理を尊重し、患者さんと共に考えていく
患者さんの疑問点をいかに早く理解し、求めるものに最も近い回答を提供するということを常に心掛けています。お話をしっかりとうかがい触診します。レントゲンや超音波等、各種検査をしながら的確に症状を鑑別していく。診療の流れとしてはこのようになりますが、そこで結論が出ないことも多々あるのは事実です。その場合、患者さんと共に考えていく姿勢が求められます。患者さんに教わることはよくあることで、時間とともに病気の姿が見えてくることがあります。
よくお話をするのですが、病気を治すのは私ではなく、患者さん自身の力なのです。私たちは、専門職としてみなさんより少し物知りなだけに過ぎません。自然の理(ことわり)を尊重し、患者さんと共に考えていく姿勢が重要だと考えております。
これから受診される患者さんへ
『としま整形外科リウマチクリニック』では、ソフトバンクの「スマート病院会計」を導入しています。これは事前に登録をしていただくことで携帯電話料金の方に精算される仕組みとなっており、お帰りの際、会計をする必要が無くなります。このシステムが普及していけば、待ち時間の短縮につながると期待をしているところです。
今は多様なニーズがございます。待ち時間もそうでしょうし、会社に行く前に立ち寄るといったこともそうでしょう。あらゆるニーズを汲み取り、みなさまにとって便利なクリニックにしていきたいと思っている次第です。
私どもは、患者さんと医療者との関係をしっかりと築いていきたいと考えています。我々医療者は、患者さんがいつでもそこに存在すると錯覚しがちですが、患者さんが病気を自覚し、望まなければ、そもそも医療は成り立たないのです。おひとりおひとりが、何を思い、何を望んでいらっしゃるのか。そのことに常に思い、患者さんの満足につながる対応をしていきたいと思っております。
※上記記事は2016.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
田中 潔 院長 MEMO
整形外科専門医 /リウマチ専門医
- 出身地:高知県
- 好きなもの:山登り
- 好きな本:歴史書籍(特に明治維新)
- 好きな映画:炎のランナー、トラ・トラ・トラ!
- 座右の銘:誠心誠意
- 好きな音楽・アーティスト:ジャズ/チック・コリア、渡辺貞夫
- 好きな場所:剣岳
グラフで見る『田中 潔 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
としま整形外科リウマチクリニック
田中 潔 院長
豊島区/南池袋/東池袋駅
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- ●ペインクリニック
- ●リハビリテーション科
- 医師の声2件
- 患者の声3件
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