東京外科クリニック
千代田区/神田小川町/御茶ノ水駅
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大橋 直樹 院長 & 柏木 邦友 麻酔科統括部長への独自インタビュー
ヘルニア手術のエキスパートとして自身のクリニックを開業。
5歳の頃に風邪をこじらせて入院した経験がありまして、その時に先生に遊んでもらったり病院内を見て回ったことが、医者という仕事に興味を持ち始めたきっかけでしたね。その後、高校の頃に阪神大震災が発生し、被災地で多くの人の命を救うために奮闘する医師達の姿を見て、医療の道を志すようになりました。もともと手先が器用だったこともあり、慶應義塾大学の外科の医局に入門しました。そけいヘルニアの手術は長時間の大手術ではないものの、執刀医の知識や技術が低いと再発することが多く、再手術を必要とする患者さんが一定数以上存在するのが現状です。患者数は虫垂炎(盲腸)を越えるほど多く、人手も十分に足りていないので、手術のクオリティにばらつきがあることもその一因です。その一方、アメリカではヘルニアの専門医が手術センターを開設し、高い技術を維持しているのが当たり前なんです。ヘルニア手術のエキスパートとして、自分が患者さんにしてあげたいことを全て実現できる医院を目指し、東京浅草ヘルニアセンター主宰を経て、2015年11月にここ東京外科クリニック(都営地下鉄小川町駅、東京メトロ淡路町・新御茶ノ水駅徒歩3分ほか5駅利用可)を開院しました。
無痛のそけいヘルニア腹腔鏡手術を日帰りで実現。
当院では、主に腹腔鏡によるそけいヘルニア手術を行っています。日帰りでそけいヘルニアの腹腔鏡手術が受けられる施設は都内でも極めて少ないのですが、当クリニックではひと月20~30の手術件数があります。この数字はおそらく日本で一番だと思います。手術を受けた患者さんは平均80分以内にはお帰りになります。術後5分程でお水を飲んでトイレに行き、1時間以内にはみなさん軽食を召し上がることができます。痛みがひどくて帰れない、といった例もありません。かなり早い段階から腹腔鏡を採用し、術後回復が早く、痛みも傷も小さく済む手術を行うことができるようになりました。また、手術の際は必ず麻酔の専門医が担当につきます。全身麻酔ですので痛みを感じることは一切ありませんし、適切で安全な麻酔量で術後すぐに動くことができます。私は、それぞれの医師が専門性を発揮できる分野で協力することで、質が高く快適な医療を提供することができると考えています。実は、自分自身が他の病気で手術を受けた際、3時間ほど意識がある状態が続き、とても怖い思いをしたことがあるんです。そういった経験からも、患者さんに恐怖や痛みを与えないようにすることへの配慮は徹底していますね。
大橋先生は私の友人で、ゲームなども一緒にやりますね(笑)。そけいヘルニアのスペシャリストで、日本有数の腕をお持ちです。面白くとても素敵な方で、患者さんも接しやすいと思いますよ。