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田中 康弘 院長

YASUHIRO TANAKA

麻酔科標榜医として100%痛くない無痛分娩。

大学卒業後、外科医として経験を積んだ後、大学院にて麻酔学を専攻、さらに産婦人科専門医の資格を取得した後に、「自由が丘駅」「奥沢駅」からそれぞれ歩いて4分程の地に「田中ウィメンズクリニック」を開設。

田中 康弘 院長

田中 康弘 院長

田中ウィメンズクリニック

世田谷区/奥沢/自由が丘駅

  • ●産婦人科

父の診療所を引き継ぎ、産婦人科と麻酔科を標榜。

田中 康弘 院長

父が産婦人科医だったものですから、私も自然と同じ道を選んでいたという感じです。当時は「医師=外科医」というイメージがあって私も外科に籍を置いていましたが、しばらく後に麻酔科が創設されたことで大学院にて麻酔学を専攻し、5年にわたり経験を重ねました。ところが、麻酔医は患者さんと顔を合わせる機会もなく、独立して開業することも難しい時代で。それならば、父の跡を継ごうと考えて研鑽を積み、産婦人科専門医の資格を取得したんです。そして、父の診療所を引き継ぐ形で産婦人科と麻酔科を標榜し、1973年に『田中ウィメンズクリニック』を開設しました。

妊娠、出産、産後まで、ママと赤ちゃんの安全と健康をサポート。

田中 康弘 院長

当院は、東急線「自由が丘駅」と「奥沢駅」からそれぞれ歩いて4分ほどの場所にあり、妊娠から出産、産後まで、ママと赤ちゃんの安全と健康をサポートしています。当院の大きな特長は、100%痛くない無痛分娩を行っていること。麻酔科標榜医としての経験をいかし、日本ではじめて硬膜外麻酔による無痛分娩をスタートしました。また、安静が基本とされていた妊婦さんへの生活指導に異を唱えて「マタニティビクス」を創りあげ、現在は当院での診療の傍ら、日本マタニティフィットネス協会の会長も務めています。当院に併設された「ハイハットスタジオ」はマタニティビクス発祥の地であり、常に最新のエクササイズを発信しています。マタニティママのためのコースから、赤ちゃんとママと一緒に参加できるコースなど、多彩なプログラムをご用意していますので、心と体の健康づくりにお役立ていただきたいと思います。

麻酔科標榜医として100%痛くない無痛分娩。

田中 康弘 院長

2足歩行となって脳が発達した人類は、体に対して頭が大きくなりました。そのため、出産時に狭い産道を通ることは、赤ちゃんとママ、どちらにとっても大変なことなのです。日本ではお産の痛みは我慢すべきもの、自然分娩がよしとされてきましたが、快適な環境が約束された現代の日本で、妊婦さんだけにお産の痛みを我慢しろというのは理不尽ではないでしょうか。私は、妊婦さんたちの辛い痛みを取り去ることこそ医学ではないかと考え、すでにアメリカで始動していた硬膜外麻酔による無痛分娩を手がけるようになりました。当時の日本では、麻酔といえば全身麻酔が主流でしたが、それでは赤ちゃんへの影響が懸念されます。ママの意識がしっかりとあり、自分でいきむことができる硬膜外麻酔分娩は、安全かつお産にもっとも適した除痛法だといえます。私たちは、産後に備えてママたちの体への負担を軽減し、赤ちゃんが出たいタイミングで外に出られるようにお手伝いをしてあげる、というイメージですね。
ひと口に無痛分娩といっても、「100%痛くない」お産をサポートするためには、知識や経験が求められるものです。無痛分娩を希望したにもかかわらず、やはり痛みが伴ったというケースもあるようですが、当院でお産をしたママたちはみんな「本当に痛くなかった」と驚かれるんですよ(笑)。40年にわたるノウハウをもつ当院には、産科麻酔のスペシャリストである麻酔専門医が4名在籍し、年中無休・24時間体制で安全なお産をサポートしていますので、ご安心ください。

マタニティビクスでママ自身が健康的な生活を心がける事。

ひと昔前の日本では、「妊婦は安静に過ごすべき」という考えが主流でした。ですから1981年頃、私が妊婦さんの運動療法を推進しはじめた当初は、周りからなかなか受け入れてもらえず、患者さんの足が遠のいてしまった時期もありました(笑)。それでも、肥満による難産や妊娠性高血圧症を予防するためには、早い時期から体を動かすべきだという信念のもとに研究を重ね、「マタニティビクス」を創りあげたのです。その後、医療技術の進歩などから私の主張が正しいことが明らかになり、マタニティビクスは全国に広がるまでになりました。妊娠中から積極的に体を動かすことは、ママだけでなく赤ちゃんにもよい影響を与えることでしょう。
「三つ子の魂百まで」といわれるように、3歳までの子育ては人格を形成する上で非常に大切なもの。でも、3歳よりも1歳まで、1歳といわず赤ちゃんがお腹の中にいる頃から、ママ自身が健康的な生活を心がけるべきなのです。妊娠中、安静にしているばかりでは、積極性のない、運動をしない子供に育ってしまうかもしれません。反対に、マタニティビクスをするなどアクティブに過ごしていれば、ママの楽しさが赤ちゃんにも伝わって、ポジティブな思考をもった子供に育っていくことでしょう。社会に適応する力をもち、自分の能力を発揮できる子供が増えることによって、いじめや引きこもりなどの問題がなくなることを期待したいですね。

これから受診される患者さんへ。

妊娠中からのマタニティビクス、無痛分娩によるメリットをお話しましたが、私は未来の日本をリードするのは当院で生まれた子供たちではないかと、ひそかに楽しみにしているんですよ(笑)。運動神経や音感にすぐれた子供たちが、社会のなかで活躍できるように。当院でうまれた子供「タナカチルドレン」とママのために、子育て支援の一環としてさまざまなイベントをご用意しています。核家族化が進む現代において母子が孤立することがないよう、周囲とのかかわりの場を設け、お互いが学びながら成長できるよう、サポートしていきたいと考えています。

※上記記事は2016.1に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

田中 康弘 院長 MEMO

  • 出身地:台湾
  • 趣味・特技:ゴルフ
  • 好きな音楽:ジャズ
  • 好きな観光地:伊豆高原

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穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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