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高橋 聡 院長

SATOSHI TAKAHASHI


おなかの症状に幅広く対応。
入院のいらない痔の日帰り手術を実施。

大学卒業後は大学医局に入局し、10年間所属。その後技術を磨く為社会保険中央総合病院の門をたたく。2015年10月大井町駅より徒歩5分の場所に『おおいまち消化器外科クリニック』を開院。

高橋 聡 院長

高橋 聡 院長

おおいまち消化器外科クリニック

品川区/大井/大井町駅

  • ●消化器内科
  • ●胃腸内科
  • ●肛門科

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

高橋 聡 院長

実家は戦前から4代続いている外科医の家系なんです。幼い頃から、祖父と父が自宅の手術室で手術をしているのを見ながら育ちました。実際に母や妹が手術を受けた際には、手術に立ち会ったこともあったんです(笑)。そんな環境で育ちましたから、医師になるのが自然だと自分でも思っていましたし、自分の技術で患者さんを治せる外科医に対する憧れみたいなものをずっと持っていたように思います。
大学卒業後は、外科医の少ない地方の大学医局に入局しましたので、常に病院から離れられない生活をずっと送っていましたね。昼夜を問わず、救急外来や病棟から患者さんの診療の呼び出しがくるわけです。外科や、消化器の疾患に関わらず、どんな病気でも見なくてはいけない、勉強しなくてはいけない環境でした。医師としての懐の深さを身につける上でとても重要な期間だったと思いますが、大学に所属している10年間で次第に自分の得意な技術をもっと磨きあげたいと思うようになりました。では、どこで学ぼうかという時に門をたたいたのは社会保険中央総合病院(現東京山手メディカルセンター)でした。同病院の大腸肛門病センターは年間2500例の肛門科手術、5000例以上の大腸内視鏡検査を行っている全国最高峰の大腸肛門病の施設です。潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の患者さんも全国から多く訪れますので、消化器の疾患を幅広く学ぶことができる環境でした。とても沢山の疾患や手術検査を経験することで、しっかりとした専門性の高い技術を身につけることができました。
今回、多くの方々のみちびきもありまして、より多くの方に確かな医療を提供したいという思いで、2015年10月に、消化器内科・胃腸内科 ・肛門科を掲げる『おおいまち消化器外科クリニック』を開院する運びとなりました(JR京浜東北線・大井町駅より徒歩5分、東京臨海高速鉄道りんかい線・大井町駅より徒歩5分、東急大井町線・大井町駅より徒歩5分、大井町線・下神明駅からも徒歩6分)。

『おおいまち消化器外科クリニック』をご紹介ください。

高橋 聡 院長

『おおいまち消化器外科クリニック』では、おなかの痛みや胸やけ、膨満感といったおなかの症状や、便秘、下痢、血便といった便通のトラブル、おしりに関係した様々な症状などについて、幅広く診療しています。おなかや、おしりの症状で困ったらなんでも相談してください。受付では、ご希望の診療分野を案内パネルを指差す事でお伝えいただきますので、肛門科診療などのちょっとデリケートな分野でも受診しやすいと思います。当院のおおきな特徴は、「麻酔を使用したつらくない内視鏡検査」と「肛門科の日帰り手術」を提供できる事です。クリニックは2階と3階に分かれていまして、2階は診察室、3階は内視鏡検査や外科手術を行うエリアです。クリニックの患者さんの内訳は、内視鏡検査、胃腸科、肛門科と、それぞれ同じくらいの割合ですね。おなかやおしりの病気は老若男女問いませんので、さまざまな方がいらっしゃっています。

内視鏡検査の特徴を教えてください。

高橋 聡 院長

内視鏡検査のイメージっていうと、とにかくつらくて、強いっていうイメージをお持ちの方って多いんですよね。わたしは、とにかく患者さんが辛い思いをしないようにと言う事を最も重要視しています。医師が上手に検査を行うのはもはや当たり前の事ですので、そこからいかに患者さんの負担を減らしてあげられるかが大切だと思っています。当院では麻酔を使ってお休みになった状態で全ての検査を終わらせる様にしています。実際、検査が始まるまで不安でたまらないという方も、検査後は「もう検査は終わったんですか?」、「全然つらくなかった」と仰っていただける事がほとんどです。麻酔を使用する、もう1つのメリットは、検査をより詳細に確実におこなえるという点です。麻酔使わない検査ですと、患者さんの苦しそうなお顔が目に入ると、少しでも早く検査を終わらせなくてはと駆け足の検査になってしまいがちです。内視鏡に関しては、早い検査がすなわちよい検査ではないんです。お薬を使うことで、腰を据えて見るべきものをしっかり観察し、見落としがないように検査をおこなうことができます。さらにクオリティの高い検査を行うために、最も新しくハイスペックな機器を採用しています。より細くて身体への負担の少ないファイバーや、より鮮明で病気を発見しやすいカメラやモニターといった、患者さんにとってプラスになる設備はとにかく高いレベルの物をそろえています。安心してお任せいただきたいと思います。

お尻の病気についてお話しください。

日本人の3分の1が痔であると言われているくらいですから、痔などのおしりの病気で悩んでいる方はたくさんいらっしゃるんですよ。でも、なかなか相談しにくくて、悪化させてしまう方が多いんです。痔の多くは、生活習慣の改善や、薬の治療で軽くすることができます。症状が進んで手術治療が必要になっている方には、入院のいらない「日帰り手術」をご提案しています。これまでは、痔の手術というと、1週間程度の入院を必要とすることが多かったので、お仕事や子育てなどで家を離れられない方は、手術を受けたくても受けられない事が多かったんです。当院では、全身麻酔と局所麻酔を使った麻酔で手術を行いますので、眠っている状態で痛みなく手術を受ける事ができます。痔核の病態に応じて、ジオン注射(ALTA療法)や、外科手術とジオン注射を組み合わせた併用療法を行っています。手術後の痛みが少ない麻酔ですので術後も普通に歩いて帰る事ができますよ。手術が終わったあとは、ガーゼ交換などのケアが必要になりますが、こういった処置は病院でも自宅でも内容に変わるところはありません。であれば、リラックスできるお家で休まれたほうがいいですよね。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

おなかの病気にだけではありませんが、どんな疾患でも何より大切なのは早めの受診だと思います。おなかや消化器、特に肛門の疾患をお持ちの方は、デリケートな部分だけに、受診にちゅうちょしてしまう方が多いと思います。しかし、早めに来院していただいて、病気が進む前に治療を開始したほうが、負担の少ない治療方法を選択できますし、結果的に患者さんはつらい思いをしなくてすむんです。今や、胃がんや大腸がんも、早期に発見すれば治る病気です。入院も必要なくて、内視鏡で治療を受ければ完治できる時代になっているんです。ですから、少しでも何か気になる症状があれば、早めに受診していただき、適切な治療を受けていただきたいと思います。

※上記記事は2015.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

高橋 聡 院長 MEMO

消化器病専門医 /消化器外科専門医 /大腸肛門病専門医

  • 出身地:新潟県
  • 趣味:映画鑑賞、スキンダイビング
  • 愛読書:村上ラジオ2
  • 好きな映画:フィッシュストーリー、ゴッドファーザー2、ショーシャンクの空に
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:Muse、FreeTEMPO
  • 好きな観光地:小笠原諸島・父島(イルカと一緒に泳いだことが印象に残っています)

グラフで見る『高橋 聡 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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