等々力脳神経外科
世田谷区/等々力/尾山台駅
- 脳神経外科
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八塚 如 院長への独自インタビュー
医療家系に育ったことが大きなきっかけになり、医師に
祖父、父、兄がすべて医者でした。そうした環境に育ったことが、やはり1番大きなきっかけになったのでしょうね。父は、「当然、医者になるもの」と思っていたところがありましたし、他に選択の余地はありませんでした。当時は、そうした時代だったということですね。
東京慈恵医科大学を卒業後、脳神経外科を選択してこれまで歩んできました。神経学は、「ここに不具合が生じれば、こういう症状が出てくる」といったように、非常に論理的な面があります。そこに私は魅力を感じましたし、なおかつ、それらの病気を治療しうるということで、この科を選んだのです。
ところが、病院で患者さんを診ていると、90%以上の方が脳外科の手術を必要としていないのです。1つの考え方として、培ってきた知識をもっと効率的に生かすには開業をするのがベターと考えました。脳外科で開業というのは、一昔前までは考えられないことだったのですけどね。『等々力脳神経外科』は、2013年に開院を迎えました。ここを終の住処として、命尽きるまで皆さんとともに歩む開業医でありたいと考えています(東急大井町線・尾山台駅より徒歩2分)。
マルチスライスCTを始め、頸動脈エコー、聴力検査、MRIなどの検査機器が充実
頭痛にめまい、それから脳血管障害を心配されて来院される方がほとんどです。この中には、過去に脳卒中等を経験され、その予防を兼ねていらっしゃっている方も含まれます。
頭の病気で注意していただきたいのは、今までできていたことが急にままならなくなってしまうこと。それも、右側だけとか、左側だけというように、どちらかに偏って脱落症状が出た場合は脳由来の病気の可能性があります。患者さんは、めまいから脳血管障害を連想されて来院されることも多いのですが、めまいはそのほとんどが耳由来の症状と言えます。ただし、めまいと頭痛やしびれ、あるいは脱落症状が同時に起こった場合は、検査を受けていただいたほうがいいでしょうね。
クリニックでは、マルチスライスCTを始めとし、頸動脈エコー、聴力検査を通じ、初期診断をおこなえる体制が整っています。MRIは診断機器として確かに優れていますが、撮影に時間が掛かるという側面があります。準備も含めれば、1人の患者さんに1時間程度かかるでしょうか。1時間あれば、CTなら5、6人の方の撮影をおこなうことができます。
この周辺には、MRIの検査をおこなえる医療機関が少なくありませんから、当クリニックで初期診断をおこない、必要と判断したらすみやかにMRI検査をご紹介しています。